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散歩で土地勘を養うために気をつけていること

ここのところ、散歩をすることが多い。普段の生活圏から少し足を伸ばしてみることがほとんどで、近所を探検といった風情である。もともと知らない土地を歩くのが好きなので、新しい道や建物を記憶していくのも楽しい。気軽な散歩なのだからルールや決まりなどなく好き勝手に歩けばいいのだけど、ある程度の土地勘が身についた方が自由度は上がる。

土地勘を養っていくために気をつけていることはいくつかある。まず、大きな通りや幹線道路から憶えていくことである。最初から細かい路地を記憶しようとするとなかなかうまくいかない。

つぎに、ランドマークに注意することである。遠くからでも見えるような建造物があれば助かるが、それらがない場合でも、大きな店舗や学校、役所など、ポイントとなる建物を把握しておく。交差点の名前や順番を憶えるのも役に立つ。

そして、できれば一度通った道を何度か連続して通ってみることである。考え事をしながらでも歩けるくらい頭の中の地図に定着させてしまえば、そこから新しいエリアに進むための足がかりにもなる。

いずれも平凡な方法だけれど、これらに気を配ることで散歩がより楽しくなる。あの曲がり角の先はどうなっているのだろう、歩みを進めるときの、密かな高揚感も醍醐味である。

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