2021/10/12 オリックスvsロッテ

札幌遠征2敗1分と崖っぷちに立たされたロッテ、事実上雌雄を決する最後のオリックスとの直接対決3連戦は小島と田嶋の投げ合い。レアードの1発と荻野3塁打からの効率的な加点で2得点、7回終えて80球と省エネ投球を続ける小島にはこれで十分かと思われました。

8回表、打ち気の代打大下を打たせて初球外野フライ。完封が現実味を帯びたところで太田涼の三遊間へのゴロをエチェバリアが足から入って取り切れず左安しかし続く福田をフライに取って8回2死、ふとスコアボードを見て気づいた"奪三振0"。いかに効率的な投球をしてきたかという証左ではありました。

真後ろの元野球部な学生たちが"嫌な気がする"と言っていた打者・2番宗、前打席でもレフトへ大飛球を飛ばした宗へも小島の強気な攻めは変わらなかったか、捉えた当たりはライトスタンドへ。周囲(3塁側です)のオリファンが歓喜する中、呆然とグランドを眺めるしかなかったが、マウンドにしゃがみ込む小島を正視できなかったかあるいは歓喜の1塁側を見ていられなかったか、今となってはあまり記憶がありません。9回の益田vs杉本では今シーズンの終了を覚悟しましたが何とか分けてこの3連戦でのマジック点灯可能性を残したロッテ、残り2戦はもう負けられません。今の打線に希望を持つのは難しく最早優勝チームのそれではないことは分かっているが勝負は時の運、どうなるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?