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プリちゃんの人生・考え

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アーティストとして生きていく成長日記。これまでの人生や考えを残しています。
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#どんな毎日も宝物になる日記

暗闇を照らしゆく、灯台のような人になりたい

「どんな日々が続いていたとしても、これから幾らでも輝いていける」 *Episode 0* はじめまして。noteをご覧いただいてありがとうございます。 私は東京を拠点に活動するアーティスト、Priscilla Lei。トランスジェンダー女性として生きることにも奮闘中。みんなからは「プリちゃん」という愛称で呼ばれている。2016年から5年間、『心に灯す光と色彩のパレット』という創作テーマのもと、"絵画のような写真・フォトアート"の創作活動を行う。 具体的に説明すると、日

相手にマルをつけるように、自分にもマルをつけていい。石川滞在のこと。

8/30-9/3の日記。「ついにやってきた!念願の金沢!」、私はとっても心踊っていた。そう福井県を離れて、次なる目的地である石川県・金沢市へやってきたのだった。人生初の北陸。なぜ念願だったのかというと、東茶屋街、兼六園、21世紀美術館と前々から気になっていたスポットが盛りだくさんの都市だったから。私はアーティストであるので、感性が深められそうな場所は特に大好物。それが8月末~9月はじめに実現!想像以上に大きかった金沢駅の鼓門(つづみもん)にビックリして、金沢周遊バスに乗って巡

愛を知る、愛される価値がある。愛知滞在のこと。

8/20~8/26の日記。西日本一周を達成した私は、いよいよ後半戦スタートの中部地方・愛知県・名古屋市へ。社会人になってから名古屋には何回か訪れたことがあったけど、ここは本当に大阪や東京に負けないほどの都会。名古屋駅周辺や、栄あたりは特にね。コメダ珈琲の発祥の地でもある。久しぶりに訪れた名古屋は6日ほどの滞在で、宿泊先は下町を感じさせる「円頓寺商店街」近くにあるゲストハウス。夜に見ることができるライトアップがとても幻想的で美しかったなぁ。今までは特別意識していなかったけれど、

「美しい光景」というゴールに向かって。三重滞在のこと

8/18~8/20の日記。この日本一周の旅において、「交通費」の問題はかなり大きい。私はいつもGoogle mapで鈍行列車の一番安いルートをチェック、そこで見つけた路線が例え3時間ぐらいかかろうが、数時間に一本しか来ないだろうが、安さ優先で選ぶ。なぜなら、"塵も積もれば山となる"とあるように、県移動が続けば続くほど、交通費は積み重なっていくからだ。この時にいた滋賀県から、次の滞在先である三重県に向かう当日。ちょっとしたハプニングが起こる。それは、前日に降り注いだ大雨のために

柔らかい波のように、優しく勇気づけていけばいい。和歌山滞在のこと。

7/22 - 8/5 までの日記。大阪を離れて、次の目的地である和歌山県へ。滞在期間は約2週間と長め。お盆の時期に、大阪へ再び戻る予定があったから。和歌山にはよく、おばあちゃんと親戚家族と一緒に旅行へ行っていた。コロナ前の話なんだけどね。和歌山は自然が豊かで、心落ち着く場所。2015年に一眼レフを手に入れた時は、メンタルがボロボロ状態でもあって。だから、気分転換に日帰りで白良浜(しららはま)や千畳敷に訪れては、自然の風景を眺めて傷を癒していたりもした思い出のあるスポットなのだ

いのちの儚さ、尊さ。奈良滞在のこと。

7/9~7/11の日記。京都を離れる前日、とっても悲しい出来事が次の滞在先である奈良で起きた。安倍元首相が銃撃されて逝去というニュース。それをTwitterで知った私は、只々驚きを隠せなかった。タイムラインには続々と悲しみや憤りの声が、不穏な空気となって流れてくる。こういった時に思うのは、「私には何ができるのだろう?」ということ。前回の日記にも綴ったように、外側で起こる出来事はコントロールできないこと。。お亡くなりになった首相の不平・不満をぶつけたり、加害者を責めるところで何

竹のような、"しなやかな心"でありたいな。京都滞在のこと。

7/6~7/9までの日記。兵庫を離れて、次の滞在先である京都へ。向かう途中の電車の中でも、アイスクリームのように溶けそうな猛暑。。!今すぐにでも倒れてしまいそう。。。!!夏が本格的になるにつれて、作品創作に向けた撮影は正午ではなく夕方16時以降からすることに決定。日が暮れるのが遅い夏は、その時間帯から始めても十分なくらい。京都にはよく、秋の紅葉を鑑賞しに行ったり、2019年には個展を四条で開催というように足を運んでいたけれど、真夏に訪れたのは約8~10年ぶり。どの季節において

自分自身をそのまま受け入れてあげていいからね。兵庫滞在のこと。

7/4~7/6の日記。中国・四国地方を無事に一周できた私は、淡路島を経由して、兵庫県・三宮(神戸)に辿り着いた。この7/4からしばらく「関西地方」を巡る新しいスタート。でも、関西・大阪が出身であるため、新鮮さというよりは"安心感"の方が大きかった。それもそのはず。18歳の頃まではずっと関西圏で過ごしていたし、その後に東京生活が長く続いても。お盆と年末年始は毎年のように帰省していたから。駅のホームに降り立って、周囲から関西弁が聞こえてくると「帰ってきたな〜」とホッとする私がいた

満ちては欠け、欠けては満ちていく月のような心。高知滞在のこと。

6/30~7/2までの日記。愛媛を離れて次に向かった先は、高知県の県庁所在地である高知市。坂本龍馬が生まれ育った県でもある。高知県は初めて行く場所だけれども、前からお会いする方が2人は決まっていたので、とっても楽しみな気持ちでバスに乗っていた。のどかな印象がある高知駅のバスターミナルに降り立った初日。この中国・四国地方を巡っていた頃から、高知のオススメスポットなどシェアしてくださっていた、あきなさんと初対面。すでにバス停で待ってくださっていて、そのまま高知の観光名所の一つであ

弱さを受け入れながらも、バイブスを上げていく。愛媛滞在の話。

6/27~6/30までの日記。香川県・高松市を離れた私は「坊ちゃんバス」という高速バスに乗って、愛媛県・松山市へ向かった。心の中にあったのは、ずっと前から気になっていた"四国カルスト"。白い石灰岩がヒツジの群れのようにある景勝地なのだけど、車じゃないと到底厳しい道のりであることを知って、今回は諦めて松山市のみ滞在することに決めた。松山市駅へ降り立つと、想像以上に都会。どうやら四国の中では一番人口が多い土地らしい。初めて訪れる場所へ降り立つと、オリジナリティが光る場面に遭遇する

どんな調子でも、そのままの自分を受け入れてあげていい。

6/7~6/14の日記。心の中にある、光と影のバランス。これを大切にしていきたいなって改めて感じたこの頃だった。沖縄から福岡へ戻ってきた私は、6/14から中国・四国地方を巡っていくために、エナジーチャージをしていた。私はどうもお天気模様にガッツリ影響を受けてしまうタイプみたいで、一日・二日のような雨の日ならまだしも、ここ数日間のどんよりとした空気感が心沈んでしまうスイッチとなってしまったのだ。しかも、そういう時に限って、滞在先のホテルで丸一日中篭ってしまったことも助長してしま

日常に潜む美しさと、心に宿る太陽と。宮崎滞在のこと。

5/16~5/20までの日記。温泉で有名な大分県を離れた私は、次の目的地である宮崎県へ。別名、"太陽と海と緑の国"。もう一つが"陸の孤島"。「どうして陸の孤島なんだろう。。。?」と、疑問に思った私。でも、その意味が向かっていく中で理解した。大分駅から宮崎駅へ南下する電車が一つのルートしかなくて、しかも1時間に一本あるかないか。。。東京に住んでた頃の感覚で行くと、絶対にアウトなやつ! google map大先生を頼って、時間の事前チェックは必須。数少ない電車に無事に乗り、約3時

"火の国"と呼ばれる熊本滞在、はじめての阿蘇は霧世界だった。

5/9~5/14の日記。水のイメージが強かった長崎を離れて、フェリーで熊本に向かう。現在、一ヶ月かけて人生初の九州一周にチャレンジしており、福岡・佐賀・長崎ときて、次なる目的地は"火の国=肥国"と呼ばれる熊本県。これだけで、火のイメージが私の頭の中で浮かび上がった。県から県へ移動するときは、基本的にバスや鈍行列車。それぞれの滞在期間は短くて3日間。長くて6日間ほど。この九州を巡っていく中で、県ごとに色んなカラーがあることを改めて知り、それが「とっても面白いな」と感じていた。熊

平和都市・長崎を初めて訪れて、見えてきたこと。

5/6~5/9の日記。佐賀県・唐津市を離れて、長崎へ向かった。2両しかない車両にガタゴト揺れて、乗り換え2回の3時間コース。向かう途中の天気は、霧のようなグレーで、ほんの少し小雨もポツポツと降っていた。まるで、創作においてモヤモヤを抱えている私の心境のような空模様。でも、長崎・東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)と呼ばれるところにある、千綿(ちわた)駅へ近づくにつれて大村湾が見え、あれほど鈍色だった空模様も、嘘みたいに少しずつ晴れてきたのだった。目的地の駅に到着してホームに降り立つと