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スズキメソッド第2巻 no.8妖精の踊り

パガニーニ
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ヴァイオリンのH先生は、バレエのM先生に似ていて、目が鋭い。男前の女性。
日本刀を構える武士みたいだ。

ピアノのミサ先生は天使のよう。

「まりりんちゃんとは似た者同士、気持ちがよくわかるわあ」と言ってくれる。何でも話せるお友達。


でも、バレエのM先生やヴァイオリンのH先生とは絶対お友達にはなれそうにない(好きだけど男前すぎて、きっと全く話が合わない)

鋭い目で「そこ、違う!もう一度、やって」と言われるたび、冷や汗が出て怖くて硬直する。

きっと私は農民で、M子先生やH先生は1匹狼の武士なのだ。
お互いの感情の理解は難しいわ。

でも、私は時々、武士に憧れる。
1匹狼になりたくなる。

1匹狼を気取っていると、たいてい「まりりん、今日具合悪いの?頭痛い?」とか言われて諦める。

人にはそれぞれキャラがあるわね(笑)

M先生やH先生に習うと、バレエやヴァイオリンに対していい加減な自分が悲しくなり、涙目になってくる。
私は自分に甘くていい加減なの。

やっぱり芸術は、武士が目指すものなんだわね。
キリキリと追い詰められた中で光る美しさに胸がジンとする。

怠け者の私には無理。
そう、怠け者の私は農民もきっと無理。
農民さん、ごめんなさい。

さあ、能天気な何の能力もない私はどうやって生きていこうか。

もう、妖精になって踊るしかないわね(笑)

というわけで、昨日のヴァイオリンレッスンは「妖精のおどり」

レッスンに出かけると、家のことを忘れてリフレッシュできる。

アヤが出かけていたので、孫ちゃんを連れてレッスンのつもりだったら、犬達と留守番してるよって。

孫達、ありがとうね。

そう思いながら「妖精の踊り」弾きましたが、移弦が汚なすぎるとH先生から言われて何度もやり直しを。

でも、上手く行かない、、
トホホの妖精ね(泣)

先生のヴァイオリンの音色は本当に美しい、、

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