自陣は綺麗に塗れ。可能な限り早く、だ
初めに
最近はスプラトゥーン3をやって、主にナワバリバトルをしているが
ナワバリバトルで安定して勝つための方法を探していると、以下のような記事を見つける
最初見た時は「なるほど」と思い、この記事通りにやってみたが
思った通りに勝率に影響することはなく、逆に疑問点が湧いて文書化したくなったため文書化する
ちなみに自分はイカリングをしているわけではないので、イカリングの履歴がWinで埋まったかどうかはわからないが、少なくとも4つのブキでチョーシが15以上になり、ゲーム画面での勝敗の記録で勝利で埋まった事は何度かある
疑問点
初手自陣塗りをしなければ僅差の試合を圧勝にできるのか?
答えから言うと「開幕自陣塗りを丁寧にした試合は、それをしなければ圧勝したとは限らない」である
なぜかといえば、自陣塗りをせず攻めるという事は、すなわち相手陣地側に近い所を塗っていくことになるが、相手陣地に近い場所を塗るという事は、当然相手に塗り返される可能性が高く、また相手にスペシャルゲージをためる機会を与える事になり、スペシャルを用いた反撃を許す事になる
また、この主張が考慮できてない所は
自陣塗りをしていた奴が、想定通りの戦闘力を持っていない可能性が抜けているのである
仮に
・前に出ないし、出たとしてもすぐ死ぬけど、自陣塗りは綺麗に行う奴
・自陣塗りを適当にし、前に出るが無駄に死ぬ奴
味方に居て、どっちのほうがマシかという話である
自分よりもキルができない奴が無駄に前に出て敵インクをまき散らしながら死ぬぐらいなら、そいつは自陣塗りをして、自分がキルを担当したほうがマシなのは自明である
味方が自陣塗りを適当、または一切せず、ずっと相手を攻め続けて勝てるというのは「味方全員の戦闘力が高く、相手に何もさせないほどの力を持っている」場合に限るのである
劣勢時はスペシャルをためて反撃は正しいのか?
はっきり言おう
バンカラマッチでは確かにそうだが、ナワバリバトルに関しては、スペシャルを撃ったからといって、必ず逆転できるとは限らないのである
想像してほしいのだが、劣勢時に相手4人が攻めてる所に、メガホンレーザーみたいなものをためて撃った所で、クソの役に立つのかという問題である
まぁクソの役程度には立つかもしれないが、せいぜいクソの役に立つ程度である
キューインキとかも、そんな状況で使ってもクソの役にも立たないでしょうね
現環境最強スペシャルであるマルチミサイルやナイスダマだったとしても
それを敵集団4人に打ち込んだ所で、それだけでは状況はマトモに好転しないだろう
それならメインで前線の塗りを削りながらあわよくばメインで相手を1人キルしたほうが、よほど打開につながる
スペシャルに「発動したら相手を無条件で殺せる」とかいう、死の宣告みたいな素敵な技があれば、まぁスペシャルをためてから反撃は正しいのだが
そもそも中盤を塗るというフェーズはいずれ訪れるもので逃れられるものじゃないし、潜伏は警戒して射程の届くギリギリの範囲から塗ってじわじわと前線を押し上げて打開していくのがナワバリバトル
塗る事自体がナワバリバトルの勝つための方法であり、打開にもなるのです
身もふたもない事を言うと、よほど高次元なナワバリバトルじゃない限り、相手が優勢になった時、潜伏してる奴とか殆どいません
大半が体を晒して射撃を垂れ流しながらさらに前線をあげようとしてきます
そんな甘えたやつをキルすればいいだけの話です
自陣を塗りたい場合、フルパを組むべきなのか?
信用できない野良だからこそ「自陣を綺麗に塗ったほうがいい」のである
自陣を開幕塗らず、劣勢時に自陣を塗ってSPをためると言っているが、
そんな高度な事を考えてる野良、いるかどうかと言われれば、
それなりにナワバリバトルをしている筆者が断言しよう
そんな奴いねぇ
自陣塗る奴なんて、何も考えてないか、考えたとしてもミサイル飛ばす事しか考えてないし、そのミサイルを味方の交戦に合わせて撃とうとかマトモな思考回路で考えてる奴はいねぇ
タイミング関係なくたくさんの敵を巻き込んでミサイル打ってやろうとか、そんなことしか考えてない奴が殆どなのだ
そもそも、自陣を塗らず4人で攻めた結果、終盤で押し返されて、状況は劣勢、しかも自陣もマトモに塗れてない最悪の状態で残り30秒を迎える事になった場合、もう悲惨である
それなら4人で敵と戯れてた無駄な時間で自陣を塗りこんで、後から自陣を塗るために時間を割かないようにしたほうが、よほどいいだろう
自陣塗りを誰がすべきかだが、基本的にはチームで一番塗りやすいブキが塗るのがいいが、世の中、ラクトや銀モデ握っても自陣塗りが汚いヤバイ奴もいるので、汚く塗られて、後から綺麗に塗り返す無駄な時間を考えれば、基本的にはどのブキ握っても自分が自陣塗りをしたほうがいいだろう
お前の持ち武器がノヴァブラスターだったとしてもだ
そもそも味方とか信頼しちゃいけないのがこのゲームなのに、味方に塗りどころか、ナワバリバトルの3分間、ずっと相手を4人で押さえつけられると信じている奴の思考回路が頭ハッピーセットである
ゲームデザインの観点からして自陣を塗りこむ事が正解などありえないのか?
じゃあ、なんでバトル終了時の表彰の項目に「ホーム塗りNo1」とかがあるのかというお話になってくる
この表彰があり、おまけに金の表彰となっている事は、
このゲームが自陣塗りを褒めているという証左ではないだろうか?
自陣回りはSPを貯めるための塗り代と考えるのは、バンカラマッチでの想定で、ナワバリバトルでは「自陣を綺麗に塗る」事も開発側が想定した運用になるのではないだろうか
開幕自陣塗りで意識すること
自陣塗りは大事だと言ったが、ワンランク上の意識としていう事は
「ここ残り30秒で塗りたくねーな」って所を、まず開幕で塗っていくといいだろう
味方に塗りなんか期待しないほうがいいが、もし塗るなら、間違いなく塗りやすい所を塗ると思うので、先に塗りたくない所を塗ってしまおうという事だ
たとえばスメーシーランドの自陣右の高台と、そこに繋がるための小さい高台とか
ただし、注意事項がある
1分半かけて自陣を丁寧に塗るのは、記事の通り、マジで地雷なんで、30秒、長くても1分かけて塗るか、自陣塗ってる間にSPがたまったら、SPを吐きに前線に赴いて、SP吐いたらまた自陣に戻って自陣塗りの続きをするように、戦犯にならない程度に自陣を塗りこんでいこう
自陣を綺麗に塗ることは確かに大事だが、そこには一つ条件が加わる
「可能な限り、早く」だ
遅くとも1分以内には済ませて、残りの2分で戦闘に集中できるようにしよう
そして、一番大切な事を言って締める事にする
「残り30秒で、死ぬな」
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