神津島・式根島・新島めぐり　(出会い編)

2024.3.12-3.16
6日間かけて3つの島を巡った。

今回の島旅で出会えた、
素敵な人たちとの思い出を振り返ってみる。

レンタルバイク屋さん「神津島オートサービス」のおじちゃん /神津島
店内にハーレーの写真が飾られていたから、思わずたくさんお話ししてしまった。

坂道を下るとき、必ず海が見える神津島

最初は自転車を借りる予定だったけど、
坂道が多いから絶対バイクの方がいいと言ってくれた。
現金しか使えないから要注意。

バイクを返しに行ったとき、
丁度晩御飯を食べている途中だったらしく、
もごもごしながら出て来てくれて
ほっこりしてしまった。

民宿「音の葉」の女将さん /神津島
初めてご挨拶した瞬間から、お別れのときまで
ずっと素敵な方。

最後に多幸湾まで送ってくれた車の中で
わたし実は神津島観光協会の理事長なのよね、
と信じられない大物だったことを明かされる。

なるほど、だから島のことなんでも知っているし
テキパキと容量良く対応してくださったのかと納得した。
ちなみに音の葉さんも現金しか使えない。

HOSTEL NABLAで相部屋だった女性 /新島
ドミトリー部屋のため、何名かと相部屋だった。
東京に帰る日の朝、準備をしながら
ある女性と部屋の中で1時間くらいお話しをした。

HOSTEL NABLAのドミトリー部屋

島を活性化することを目的とした
さまざまなスタートアップ事業を支援するお仕事に就いているらしい。
貴重な話をたくさんお聞きできた。

例えば
・東京から島までのアクセスを、
フェリーや飛行機だけでなく
ヘリコプターでも行けるようにする
・まだまだ医療機関が十分とは言えない、
離島の住民を支える遠隔医療サービス
・島への移住をサポートする引越し屋
など。

島の未来を考えつつ、
いまの島を改善しつつ、
島の伝統を継承しないといけない
という難しいお仕事内容。

思わず、大変そうですね
と簡単に口に出してしまった。
言ったことを後悔したが、女性は
本当に大変なの！でも島が大好き！
と笑顔で返してくれた。

前忠商店の老夫婦 /新島
お土産を購入しようとレジに向かい
クレジットカードで、と伝えると
実は2日前から不具合で全く使えなくなってるの、ごめんなさいね、
と悲しげに店の老夫婦に伝えられた。

前忠商店

電話で問い合わせても全然分からないし、
本当に困っている、
と言われたので
iPadには不具合がなく、カードリーダーとの接続がうまくいってないのかなと予想できた。
良かったら直しましょうか？
とお声がけした。

Airレジのヘルプページを見ながら
色々と設定をいじってみたり、リセットしたりと試行錯誤したら
カードリーダーとの接続ができるようになり
クレジットカード払いができる状態になった。

これでお土産が買える...(現金がもうない)
と安堵していると、
お店の老夫婦が想像以上に喜んでくれて
感謝しきれない、と感動してくれた。

自分はカードが使えないと困るし、
なんか直りそうだし、
と薄っぺらな理由で試みたのだが
2人にとってはとても嬉しい人助けだったようで、
買おうとしていたミニモヤイ像をサービスする、と無料にしてくれた。

そんなつもりで直したわけじゃないから、
大丈夫です、
と伝えたが
いいの、本当にありがとう
とわたしが店を出るまで笑顔で
ずっと手を振ってくれた。

とりあえず、今回は以上。

今後、島で出会った
他の人たちのエピソードをふと思い出したら
追加していこうと思う。