【読書記録】博士の愛した数式 小川 洋子

博士の愛した数式  小川 洋子

記憶が80分しか持たない博士と 家政婦として雇われる母とその子の話です。


どんな数字でも嫌がらず、自分の中にかくまってやる 実に寛大な記号だ。

博士が 家政婦の子供と友達になるときに 「ルート」という名前をつけます。

博士の生きる世界は、私の生きる世界にとても似ています。

私は過去の記憶の大半をこぼしながら生きており、日常の記憶の7割位が消えてしまいます。本や知識は覚えているのだけど、顔や声の様な映像が覚えられません。家族の生年月日をすんなり出すのは諦めています。

みんなそうだと思っていたのだけれど、どうやら違う様です。

だけど、みんなそれぞれに、できる事とできないことがあって 人間だもの(相田先生)ただそれだけで

夜の校舎で窓ガラスを割ってる男(最後の尾崎)にも 怖がらずに寄り添って 、困ったら、助けてもらおうと思います。

本の紹介ですよね?(笑)