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“夏越の大祓”そして7月

 7月になりましたね。2022年も後半戦に入りました。

 今年は観測史上最速での梅雨明けで、「いつが梅雨だったの?」という感じでした。”梅雨明け”の知らせは知人の口から耳にして、まだ6月なのに、と思ったのでした。

 そして、先月末の6月30日、日ごろお守りいただいている氏神さまへ
「夏越の大祓」のお参りに行って参りました。

 今年前半の“気枯れ(けがれ)”を払い、夏からの後半に向けて、新たにお守りいただく、季節の節目の神事ですね。
 今年の夏は暑そうなので、健やかに過ごせますように。とお祈りしてきました。

 世間は”2022年 第26回参議院選挙”の選挙戦真っ只中で、個人的には今までの選挙の比ではない関心を持って動向を見ているところです。

「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」

と自民・麻生太郎氏は発言したそうですが(朝日新聞デジタル)

 こう言った政治家の発言に違和感を覚えないことは怖いなと思うのです。

 この夏の参議院選挙は、この国の方向性を決定づける大きな節目だと思っていて、世界はコロナ禍だけでなく、いろいろな方法で日本を巻き込みながら、変化していくことだろうと思っています。

 個人的な話で恐縮ですが、息子も結婚し、”若い世代”が希望を持って暮らしていける日本であってほしい。そう切に願うのです。

 2019年末から、世界は大きく変わってきていると思うし、私たち一般人の日常の生活も否応なしにその変化に巻き込まれています。

 かつては、会社に就職すれば長く勤めれば給料が上がる。そういうものだと思っていた人たちも、今はそうではないことは重々承知だと思うけれど、ここ数年は、”働き方”そのものも変わってきたように思う。

 幸いなことに、現状雇われではない働き方をしている自分だけれど、大学時代の先輩の言葉が、今本当によくわかるのです。

 学生時代は、学生たちがいわゆる「コンパ」(今もそんなふうにいうのだろうか?)に使う、パブのようなところでシェイカーを振るバーテンダーのようなバイトをしていたんだけど、バイトを始めて2、3ヶ月した頃に先輩に質問をされたことがあった。

「忙しい時と暇な時、がんばらなきゃいけないのはどっちだと思う?」

 未熟な僕は、「忙しい時でしょう?」と答えたのだけれど、先輩はこう答えた。

「違う。忙しい時は、当然売り上げが上がる。売り上げが上がれば、お前のバイト代も出るし、店も儲かる。でも、暇な時はお前のバイト代はどこから出る?」

 先輩が言うには、こう言うことだった。

 お店が暇な時ほど、カウンター越しの接客の中で、「もう一度飲みに来たい」と思ってもらえるように、気持ちを向けてそのお客さんに向き合うんだ。“今度は、彼女を連れてこよう”とか、その人が自分だけじゃなく自分の知っている友人と一緒に来てくれるなら、それは目に見えるその日の売上にはなっていないけれど、店に対して貢献できたことになるだろう。

 学生時代のバイトってやつは、「友達がバイトしている店」に飲みにいくことってあるけれど、何人かに一人はこう言ってくる。

”友達だから、安くしてくれ。”

と。

 先輩は、そういった自分の知り合いには「安くしたら、俺のバイト代出ねーよ。」と言いつつ、既定の料金通りにお代をいただいていた。

 その先輩とのバイトの体験は、「働くこと」の意味を知る良い機会だった。その体験は今でも役に立っている。

 自分で何か仕事を立ち上げる。それは会社というようなたいそうなものでなくても、”自分自身で稼ぐ”ということを経験するのと、誰かに雇われて給料をいただくという働き方しかしていないのとでは、働くことへの意識が違ってくる。

 昨今は、ネット環境が充実してきて、SNSなどを利用して個人で稼ぎ始めた人たちも増えているけれど、今まで以上に「自分」を知り、表現していくことが大切になってくる時代になるだろうと、強く思っているのです。

 働くことだけじゃない。この参議院選挙だってそう。

 もはや世界は「傍観者」でいることを許さないようになってきている。
「傍観者」でいるならば、気づいたときには望んでいない場所に自分がいるということに、後になって気づくことだろう。

 2022年夏、これからは

「キミは何者か?」

と、問われ続ける世界になっていくだろう。

そんなふうに僕は思っているのです。


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