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夢にとって必要な情報が浮かびあがる

オーストラリアの作家でアラン&バーバラはその著作「自動的に夢がかなっていく」の中で、夢を持つと、膨大な情報の中から、必要な情報が自然に
浮かびあがって見えてくる・・と言っています。

今日、夢や目標を持って、いやぁ~これが叶ったら幸せだよね・・・とか
よし!いっちょ、やってみようーと思っても、数日たつと、あれれ?
そんなこと言ったよね・・
お酒飲んでテンション上がってたからなぁ~

みたいになっちゃいます。

アラン&バーバラさんが言うように、必要な情報が浮かび上がってくるには
それまで、その夢のことを、頭の片隅においておくとか、日に何度も思い起こすとかが必要です。

当事者の自分がN極で、必要な情報はS極。
Nの力が働かないのに、Sの力は引き寄せられてきません。
Sの力は確実にあるけれど、宇宙に浮遊している、情報のかけら。
人脈・金脈・時間・場所・方法・・・ありとあらゆる材料が存在していても、自分にとってこれが必要だと認識できなければ、意味のないもの。

何の買い物の予定もなくデパートに出かけて、歩きまわっても、そこには
商品が陳列されているだけで、自分とは関係のない世界が繰り広げられるだけです。

でも、そろそろベッドカバーを替えよう~と思っていたとしたら・・・

デパートで寝具用品の売り場を目にした途端!
「そうだ!ベッドカバーを替えたかったんだ」と思い出し、その売り場に立ち寄り、商品を見るなり、購入するなり、参考にするなりといっ行動に出るでしょう。

ベッドカバーは生活の中にとけこんでいるものなので、わざわざ意識しなくても、毎日、目にします。
何となく、頭の片隅に、ベッドカバーが古くなったなぁという思いが残ります。

でも、夢って、ものすごく強烈な思いがあるならともかく、日常が忙しすぎたり、現実とかけ離れているものなら、それを呼び起こすきっかけがなくなります。

初詣とか七夕とか、何かの記念日とか、大きな出来事などの時に
「あぁ・・そうだ・・私、こんな夢があったんだ」「よし、夢にむかって
目標をたてよう!」とこんな感じ夢や目標を明らかにして、また、数日で、その夢の存在すら忘れてしまう・・・。

なので、その夢の存在を、いかに頭の片隅にキープできるかが、コツなんです。
今日、生活をおくること、目の前の用事を粛々とこなしていくこと・・その合間合間でいかに夢の存在を引っ張ってこられるか。

そのためにビジョンボードをつくる・その夢をイメージさせる写真とかシンボルを持つ・折にふれそのことが話題に上がるように人に話しておく・・
などいろいろな方法が紹介されています。

そのような方法はもちろん大事ですね。
とにかく、折に触れ、インプットし直さないと、自分の夢でさえ、頭の片隅から、さらに遠くへ追いやられてしまうのです。

夢を実現できる人・目標を叶えられる人というのは、意志が固いとか
モチベーションが高いとか、それを維持できる人とか思われていますが、正確には、夢や目標をいかに絶え間なく思い描くことができるか・・
現実の生活の中で、テンションがさがるような出来事や、壁にぶつかることがあっても、そこに引っ張られずに、夢や目標を思い描く力が強いということなんですよね。

思い描き続けていれば、先ほどの話、S極からの情報やご縁に気づき、その力を引っ張ってくることができます。

では、その思い描く力をどうすれば高められるか・・・

夢や目標を思い描いてワクワクできる時は、基本的に自分のコンディションがいい時です。
エネルギーに満ちているとき、今の状況がうまくいっているとき、つまり心身の状態がいい時です。

そういった未来を思い描くのもエネルギーが必要なので、自分のコンディションはとても大事です。

ですから、ビジョンボードを見たり、イメージが湧くものをみつめるのも必要ですが、それを行う自分のコンディションを整えることが大前提になります。

建築で言えば、基礎工事です。
基礎がぐらついていると、それに乗っかる建物も不安定になるのは当然。

自分のコディションがぐらつけば、思い描くことも不安定になります。
「こんなことできるはずないよな」・・・」とか、「まぁ、そのうちでいいっか・・・」という具合です。

コンディションを整えるために、食事の内容や運動量や生活リズムなど、
自分の調子を高めるように工夫したり、調整するのです。

夢や目標を常に頭の片隅に置いておいて、事あるごとに意識できるようにする・・。
これだけのことですが、それでも、エネルギーは必要です。
そのために、まず、行うのは自分のコンディションを整えるということ。

夢に向かって邁進したい気持ちがおこるかもしれませんが、まずは基礎工事をしっかり行うことも意識して取り組んでみてください。

急がば回れの夢の実現法です。




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