国語を楽しくしたい人

国語を楽しくしたい人 探究を追究したい人 遊び心を育てたい人 焚火をぼんやり眺めて物思…

国語を楽しくしたい人

国語を楽しくしたい人 探究を追究したい人 遊び心を育てたい人 焚火をぼんやり眺めて物思いに耽る人 ウイスキーとクラフトジンで心が踊る人

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よし、はじめてみよう!

 いつの間にか、教員になって10年の時が経っていた。あっという間の10年間。子供、同僚、友達、多くの方々に支えられ、少しずつ成長することができた。  とは言え、できることも増えてきたけれど、まだまだできないことも多い。ミスもたくさんしてきたし、反省する時間にも多く費やしてきた。ただただ、全力で、無我夢中に、我武者羅に、仕事をしてきた。ただそれだけ。きっと、こうやって、教師道を突き進むのもいいのであろうが、スタートからの10年間と、10年目からの10年間は、学び方と伸ばし方を

    • 学校文化

       4月。少しばかり遠くの学校へ赴任しました。もう1学期が終わろうとしていますが、この3カ月ほど『学校文化』というものを真正面から考え続けていました。  よいもの・悪いものが少し違う。  時間軸がちょっぴりズレてる。  肯定的・否定的な雰囲気を何かが決めている。  保護者の関わり方も何だか違う。  前任校がよかったとか、今の学校がよかったとかは無いのですが、『何か違うなあ。』という感覚に陥ることがたくさんありました。こういう言語化できない雰囲気的な風土を『学校文化』とします

      • 手間のかけ方を変える

         ここ10年ほど、国語科を中心に独自に授業開発に取り組んできました。取り組もうと思ったきっかけは、死んだ魚の目をした子供たちの姿が堪え難かったからです。  10年続けると、手応えのある実践もちらほら出てきます。もちろん、失敗も多かったですし、反省すべきところもあったのですが、その経験が糧となって、新しい授業実践が生まれてきたように思います。  しかし、経験を重ねるうちに、シンプルがいかに大切なのかを感じるようになりました。いわゆる、効率性です。いつも独自性を出しているのも

        • 教室に閉じ込めること・解放すること

           こんばんは。  今週、最高学年を送り出す行事がありました。全国の小学校でもこのシーズンでしょうか。そこで、各学年の出し物があったのですが、どの学年も子供たちの表情が生き生きとし、凛とした雰囲気で表現していました。そんな表情を画面越しに観ていて、ふと気付いたのです。  こういう『場』って必要だなと。  子供たちの表情が生き生きとしていたのは、何も最高学年を感謝の気持ちを持って送り出したいという気持ちばかりではないだろうと思うのです。  教室に居ること。  これが当たり

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        よし、はじめてみよう!

          どっと9月のふり返り 国語科単元学習

           お久しぶりです。こんばんは。  夏休みに1学期のふり返りをして以来、noteから手が離れていました。今年度は、異様に忙しく、快適に勉強することができていません。やりたいことがあることは幸せなことですが、やりたいことだらけになったり、やるべきだことだらけになったりしていると、どっと疲れが押し寄せてくるものだなあと感じている今日この頃です。  今日は、久しぶりに時間が出来たので、どっと9月をふり返ります^^ ➊ 後期までの漢字を終わらせる(第一週) 漢字指導はここ七年間ほ

          どっと9月のふり返り 国語科単元学習

          人間観察から見た、授業改善

           様々な研究授業を参観し、「あの先生みたいな授業はできない。」「真似しようとしても無理だ。」そんな歯がゆく、置き去りにされた思いを経験したことがある先生方もたくさんいらっしゃると思います。私も、そんな経験があります。  教室にいる子供立ちがまばゆくて、授業者の先生が神々しくて…。あの時のどうしようもない気持ちは忘れられません。  だからと言って、諦めきれない。どうにかして自分自身の授業をよりよくしていきたい。目の前の子供たちの目が生き生きするような授業をしたい。このように

          人間観察から見た、授業改善

          授業と行事をつなぐPBL

           夏休み、PBL(project based learning)に関する書籍を何冊か拝読しました❗️素直におもしろかったです✨示唆に富み、今後の授業やカリキュラム作成に大きな影響を及ぼすだろうと思っています。  その上で、小学校で働く身としては、このPBLを、どのように捉え、受け止めるかということを、慎重に、かつ、丁寧に議論すべきことかと思っています🤔  私は、翻って、PBLのような構成主義的な立ち位置で教育実践を続けてきました。契機になったのは、大学生の時に初めて手に取った

          授業と行事をつなぐPBL

          OECD Education2030

          夏休みの自由読書。 OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来:エージェンシー、資質・能力とカリキュラム https://www.amazon.co.jp/dp/4623090442/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_TYE1HQVZPPQEH7HGY3CQ もう10年近くも前になる。研究発表が盛んな学校で働いていた時に、当時の教頭先生が『今からはKey competencyの時代だ』としきりにおっしゃっていた。とりわけ、批判的思考を

          ようやく夏休み!1学期単元まるごと!@国語科単元学習➋

           第二弾です。お盆シーズンなのに、台風や大雨が重なりますね。大きな災害に繫がらないことを祈るばかりです。 ➍第5単元「社会科見学の一日を学級通信にまとめる」  書くことの単元です。新聞記事の構成を教科書では取り扱っているのですが、毎度のこと、悩みます。というのも、学習指導要領解説を読むと、新聞に関する記述がないのです。  材料集めなのか、文章構成なのか、記述なのか、推敲なのか。はっきりしません。逆に言えば、これははっきりさせないと、評価ができないことになります。というわけ

          ようやく夏休み!1学期単元まるごと!@国語科単元学習➋

          ようやく夏休み!1学期単元まるごと!@国語科単元学習➊

           夏休みです!待ちに待っていた、待ちくたびれていた夏休み^^私の勤務している地域では、この夏休みに全校登校日が設定されている学校が多いです。久しぶりに子供たちに会いましたが、1学期よりもきりっとしていて、成長を感じました^^「自学30ページ終わりました!」と意気揚々と話す子。筋トレ頑張っていますという子。なりたい自分をしっかり持って、できることにチャレンジしていますね。私も負けてられないなあと思います。  さて、第一単元の記録は前々回に載せました。今回は、第2単元から、第6

          ようやく夏休み!1学期単元まるごと!@国語科単元学習➊

          これからのこと

           お久しぶりです。noteの更新がだいぶ滞っておりました。この期間もあれこれ実践してきたこともありますので、少しずつ公開をしていこうと思います。  前置きはこのくらいにしておいて、私は今、中堅というポジションで小学校教員をしています。仕事は楽しいですし、最初の頃に比べると、だいぶ、充実してきたように思います。これまでに出会ってきた、子供達、保護者、地域の方々、同僚の先生方に支えられてきたからこそだと感じています。  一方で、このままでいいのかという自分もいることも事実です

          国語の第1単元@主題歌を決める

          1 迸るような楽しい国語を 以前のnoteにも書きましたが、私は小学校の頃からずっと国語が苦手で、嫌いでした。そんな私のこと知ってか知らずか、教員11年目まで、すべての勤務校で、すべての年度で、校内研究が国語科でした^^研究授業を何本もさせてもらいながら、いつも感じるのは、国語科の授業は群を抜いて、繊細で、きめが細やかだということ、そして、何より、研究授業までに培ってきた子供たちの『楽しい!』が原動力になることです。今年度も、迸るように楽しい国語を目指していきます^^ 2 

          国語の第1単元@主題歌を決める

          R3.04.09と10 学びの日々記録

           黄金の1週間の最終日。この1週間は、教師が感じた違和感を言語化をしてきました。学年に関わること、学級に関わること、個別に関わること。とにかく、相方の先生と確信を持って感じたこととふわっと感じたことをつぶさに共有してきました。もちろん、子供たちにも、『あれ?』っと思ったことを大切にと話しました^ ^  学年の足並みを揃えることももちろんですが、それよりもこの学年の子供たちがどう伸びていくのか、『バックキャスト』や『最上位目標』を立てることが共有して、試行錯誤することが重要じゃ

          R3.04.09と10 学びの日々記録

          R3.04.07と08 学びの日々記録

           新クラス二日と三日目。まずは全員登校することができて一安心。今日は、これまでの先生方の指導の積み重ねがよく分かった1日だった。 ◆朝の時間。読書タイムの様子を観察する。これまでは、先手先手で動いてきたけれど、今日は、敢えて後手に回る。何も言われなくとも、座っている子。進んで読書している子供が何分後に始めているのかを確かめる。『〇〇さん。〇〇さん。〇〇さん。…時間を見て、自分で考えて行動ができています。花丸です。』と一言だけ。明日も続けてみる。次の日は、13人花丸をあげれた。

          R3.04.07と08 学びの日々記録

          R3.04.06 学びの日々記録

           今日は、学級びらきでした。上手くいきませんでした(^_^;)ここ数年、上手くいってないので、どこかに原因があると思っています。だからと言って、疲弊したり、ネガティブに捉えたりはしていません。  よーい、ドン!で、全力で走り始めた人が、必ず勝つとは限らないからです。  …強がってはみましたが、飛び込み授業は、やっぱり苦手なタイプだなあと思いました笑アドリブ力、調整力、鍛えます^ ^ さて、今日の学びの記録です。 ◆初日の違和感を相方の先生と書き出した。教師の思い描く姿

          R3.04.06 学びの日々記録

          R3.04.06 学びの日々記録

           新年度が始まりました。今年度も、自分のペースでちょこちょこと日々の学びの記録をまとめていきたいと思います^^前年度末は、ちょいとnoteを更新する時間が取れなかったので、今年度は、できるペースでできる限りを目指します。  今年度、学びたいのは、学級経営と学習指導(毎年、一緒笑)!  とは言え、今年度は、初の学年主任を仰せつかりましたので、学年と同じ学年の島の子供たちの力が付いたり、学校生活が充実したりできるように力を尽くしていけたらいいなあと思います^^今年度、取り組も

          R3.04.06 学びの日々記録