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Ph.D.を取得した若手研究者はなぜプレティアでR&Dに取り組むことにしたのか?

R&Dエンジニア Quentin Gautierインタビュー

こんにちは、プレティア・テクノロジーズ(以下、プレティア)のnote編集部です!

今回も社員インタビューシリーズ第7弾として、Computer Vision R&D Engineer の Quentin Gautierさんにお話をお伺いします!

最初にプロフィールをご紹介します。

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Quentin Gautier
フランスでComputer Scienceの修士号を取得後、渡米しUS San DiegoのMoores Cancer Centerで研究に取り組む。その後US San DiegoでComputer ScienceのPh.D.を取得したのち、2019年にプレティア入社。

ーQuentinさん、本日はよろしくお願いします!まずはプレティアに入るまでの経緯を教えてください。

私はフランスでコンピュータサイエンスの修士号を取得した後、渡米してカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究所でがん患者の治療を改善するためのソフトウェア研究プラットフォーム開発に取り組みました。そこでは、物理学、医学物理学、数学などさまざまなバックグラウンドの研究者と協力し、Webアプリケーションのプロトタイプにも取り組みました。
 その後、同じくカリフォルニア大学サンディエゴ校でハードウェアアクセラレーションとコンピュータビジョンに取り組み、Ph.D.(博士号)を取得しました。
 そこでプレティアに声をかけてもらい、卒業後日本に来て入社しました。

ー研究者として様々な研究に取り組んでいたんですね!なぜ様々な選択肢があるなかでプレティアに入ることにしたのですか?

プレティアはコンピュータビジョンやARクラウドに力を入れている数少ないスタートアップであり、そうしたことを通してより多くの人々にARの体験を届けることができることが魅力的だと思いました。
 また、当時プレティアは2作目のゲームをリリースした時期であり、ゲーム好きとしてもそのような作品を作っているプレティアに興味を持ちました。

ーそのような観点でプレティアを選ぶことにしたのですね!Quentinさんの専門のコンピュータビジョンは自動運転のような分野の方がメジャーだと思うのですが、なぜARを選んだのですか?

もともとテクノロジー全般に興味があり、特にコンピュータビジョンとグラフィックが組み合わさったVRのような3D関連の分野に関心がありました。ARはそのなかでもハードウェアなどの制約が多いVRよりも手軽に体験することができ、ポテンシャルが大きいと思い挑戦することにしました。
 自分がゲーム好きであることから、ゲームと大きく関連していることも意思決定に影響を与えたと思います。

ーそのようにしてプレティアに入ることになったのですね!プレティアでは現在R&Dチーム(※)にいらっしゃるとのことですが、そこではどのようなことをしていらっしゃるのでしょうか?

※R&Dチームとは
ARクラウドプラットフォーム「Pretia」の中核となる、自己位置推定アルゴリズムを研究開発する部門。

最新の研究を実用化することと、環境の変化にキャッチアップすることをメインに取り組んでいます。
 コンピュータビジョンは広い分野で様々な研究が行われていますが、ARは現在やや古い研究に基づいています。最新の研究はそのままだと扱いづらいため、私たちは実際にプロダクトで使えるようにするよう取り組んでいます。まだ実用化されていない研究はたくさんあるため、その点でARにはまだまだポテンシャルがあると言えます。
 また、ARを取り巻く環境は流動的で、アルゴリズムをはじめとするソフトウェアのほかARグラスなどのハードウェアも日々変化しています。そのように刻々と変わっていく環境に追いつき、そしてさらにその先を予測するのも私たちの仕事です。とてもチャレンジングですが楽しんで取り組んでいます。

ーそうなんですね!企業でのR&Dはアカデミアとはどのような違いがありますか?

 一番大きな違いとしては、アカデミアではやや理論に偏りがちな一方で、企業でのR&Dでは実際に人々に使ってもらうことを意識しなければならないということがあると思います。企業でのR&Dでは、実際に人々に使ってもらう上で、どうやって届けるか、本当にうまく動くかということを考えなければなりません。実験でうまくいくだけでなく、製品として実際に使えるような安定性・信頼性を追求する必要があります。私は理論だけでなくそのように実際に届けることを意識したR&Dを楽しんでいます。

ーそのような違いがあるのですね!プレティアのR&Dチームは他と比べどのような強みがあると考えていますか?

 テクノロジーを取り巻く状況は常に流動的なので、企業にはそれに追いついて問題を解決できるR&Dチームが必要になります。プレティアはそのようなチームをしっかり備えている上、コンピュータビジョンなどの複雑な分野に詳しいエンジニアがいることは強みになると思います。
 また、最新の理論の部分について分かっているメンバーを擁しているため、最新技術のなかで何が将来的に実用可能なのか考えられることで予測に役立てられる点で優位性があると思います。

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ー多様性の他にも、働き方やメンバーの点でも良いと感じられるのですね!
そんなR&DチームでQuentinさんはどのような人と一緒に働きたいですか?


 まず第一に、好奇心旺盛でテクノロジーに関心があり、新しいことを学び、新しいことに挑戦することに貪欲な人が良いです。
 またここは純粋な理論研究というよりは、最終的に人々に届くプロダクトに近いため、責任感があって自分に厳しく、質を追究できる人が求められます。
 そしてチームとして働く上で、考え方が柔軟でフラットに意見を交換し合える人と一緒に働きたいです。

ーぜひそのような方に来ていただきたいですね!それでは最後に、プレティアの未来の仲間に向けて一言お願いします!

ARはとてもexcitingな技術で、R&Dはamazingです。そしてそれはプレティアで味わえます!

Quentinさん、今回はインタビューにご協力いただきありがとうございました!

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