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完全食に手を出してみた

最近、ご飯を食べるのが面倒だなあと思う場面がちょいちょい出てきまして、それと同時に栄養が偏ってんなあと思うことも増えてきました。なにせ私はかなりの偏食家で、じゃがいもを除く野菜類は食べるとその場で胃の中のものを吐き出してしまうのです。そんな訳で、野菜は食べる気も起きないので、それの代替になるものを探していました。

そんな中、TwitterのTLでは昨年辺りから完全食というものが度々話題になっていました。完全食とは、一食に必要な栄養を一つの食品で賄えるものを指すようです。最初は値段を見て「うへぇ高え」なんて思っていましたが、よくよく考えると外食一回分でお釣りがくることに気付き、意を決して買ってみることにしました。

日本で完全食といえばCOMPが真っ先に出てくると思います。COMPは日本発の完全食ブランドで、完全食としての栄養基準も日本のものに準拠しています。COMPでは1000円でパウダータイプ3袋とグミタイプ2袋のセットがお試しで購入できるプランがあるので、まずはそれから購入してみるのがオススメです。なにせ完全食は完全食というだけあって、栄養分の含有を第一に考えているので、味は二の次にされています。有り体に言うと美味しくない。

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で、これがCOMPのパウダータイプです。なんか無印良品めいたシンプルさです。

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裏は栄養表示がぎっしり。比較的日持ちするので、非常時に備えておくのもありかも。

パウダータイプというと某スポーツドリンク的なものを思い浮かべるかもしれませんが、こちらは純然たる食品です。なんとも奇妙な感覚です。パウダータイプは200mlの水に溶かして飲みます。味は…えぐみと甘みのある豆乳というか、そんな感じの独特なものです。ブログやTwitterを観察してみると、慣れた人は味付きのプロテインを混ぜてみたり、そもそも水の代わりにジュースなどを使ってみたりして、色々工夫されているようです。まあ、これ単品じゃ飽きるよね…。

これに対して、グミタイプの方は、本当にグミです。市販のハードグミと良い勝負な硬さのグミです。そのため、COMPの売り文句として使われている「時短」とは真っ向から衝突します。普通にもしゃもしゃ食ってたら15分からかかります。フルーツ味を自称していますが、パウダータイプと異なり味のアレンジが効かないため、強烈に飽きやすいです。いずれにせよ、かさばらないので持ち運びしやすいのが利点なのは間違いありません。完全食はどこもパウダータイプが一般的で、完全食ばかり食べてる人は咀嚼できず顎が弱りがちのようなので、そういう面でもハードなこのグミは価値があるかも。

そんな感じの完全食(というかCOMP)ですが、今ひとつ痒いところに手が届きません。個人的に、食べるのが面倒だと思うのは出先であることが多いので、水が調達できない&混ぜたりできない環境のパウダータイプとは相性が悪く、かといってグミは猛烈に飽きるので、ペットボトルタイプ(500ml)が欲しかったのです。COMPではドリンクタイプのものもありますが、それは1Lだか2Lタイプのもの。そんなもの持ち歩くわけにもいかず。

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ということで、探してみたらありました。イギリス発の完全食Huelです。これはReady-to-drinkというモデルで、所謂ペットボトルタイプ。COMPとは異なり、お試しセットがないので買うのが怖かったです。Ready-to-drinkにはバニラとベリーの2種類の味があります。が、流石はイギリス発。不味いぜ。お世辞にも美味しいとは言えません。しかし飲めないほど壊滅的ではなく、2本ほど飲んだら慣れました。個人的にオススメなのはベリー味です。しかしこのペットボトルの口がかなり広く、これにCOMPのパウダーと水を入れて振ればCOMPの調理が終わっちゃうんですよ。出かける前にこのペットボトルにCOMPのパウダーだけ入れて、出先でなんか飲み物を買って雑に入れて振る、なんてこともできそうだなと思いました。あと、無料で付いてきたTシャツの着心地が良いです。もう何着か欲しい。

個人的には健康志向とはとても言えないのでなんともアレですが、一食を完全食に差し替えてみたり、何か食べるのが面倒な時のためにストックしておくのは十分ありなんじゃないかなと思いました。完全食は開発されたばかりのため、実際の健康にどう影響するかどうかはまだ何も言えませんが、下手にラーメンばかり食べるよりかはいくらかマシなんじゃないかなー、なんてことを思ったり思ってなかったりします。

それと、Huelで8000円以上の決済で2000円引きになる招待コードを置いておきますね。

https://huel.mention-me.com/m/ol/fg7ms-gang-hui-yan-qi

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