本田真凜 フリーは104・27点、合計162・57点「できることは出せたかな」
「フィギュアスケート・NHK杯」(28日、東和薬品ラクタブドーム)
女子フリーが行われ、SP9位の本田真凜(19)=JAL=は104・27点、合計162・57点だった。
映画「ラ・ラ・ランド」をモチーフにしたプログラムで、冒頭単独の3回転フリップは着氷が乱れた。続くダブルアクセル-3回転トーループの連続ジャンプは着氷。続いて単独の3回転サルコー。3回転フリップ-2回転トーループのコンビネーションを降りた。
後半は3回転-2回転や、オイラーを挟んだ3連続ジャンプといったコンビネーションジャンプを入れた。最後に3回転ジャンプを跳び、演技をまとめた。
ジャンプ要素に目立って大きなミスはなかったが、6つのジャンプで回転不足を取られた。「今の自分にできることは出せたかなと思う」と、納得した様子ではあったが、本来のできには遠かった。
今季開始前に右肩を2度脱臼し、難しい調整を迫られた。「けがの後から回転不足をとられることが多くて、今回もそうだった」と振り返り、「試合になるとジャンプが不安定になる。試合の怖さを克服しないと」と、自らに言い聞かせるように話した。
12月の全日本選手権(長野)に出場する予定だ。
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