[ネタバレ有]ミュージカル「ルーザーヴィル」観劇記録~ACT1

井上瑞稀主演ミュージカル「ルーザーヴィル」を観劇してきました。初瑞稀くん!めっちゃどきどきしたー!せっかくなので忘れてしまう前に書き留めておきたいので、観劇レポを綴りたいと思います。昔は事細かに覚えられていたけどさすがにもう無理なのでw間違っていたらごめんなさい。シーンの順序とかも違うかもしれませんが、大目にみてもらえると嬉しいです。そしてがっつりネタバレしていくので、これから観劇予定でネタバレ見たくない方は今すぐ画面を閉じてくださいませ。


観覧公演:3/18(昼)、3/18(夜)、3/19(昼)@新橋演舞場

1幕

オープニング
瑞稀くんのナレーションからスタート。この物語の舞台ルーザーヴィルとマイケル・ドークを紹介すると、ステージ上にダンサー陣とともにマイケルが登場。場所はアーチシステム社の社内。清掃の仕事をするマイケルはモップがけをしている。コンピュータルームに潜入し、目を輝かせるマイケル。(この時点でもうかわいい)ダンサーの方が腕を動かす振り付けは、まさに大型コンピュータのテープが稼働している様子を表現してるのかな、と(でも若い世代はテープ型を知らないのでは…)。端末に向かい、パスワード入力画面に一瞬悩むものの「password」を入力…OK。「ガバガバかよ!」

そこにトランシーバーへルーカスから通信が入る。コンピュータルームに近づいてきたルーカスですが、2秒おきに到着予定を知らせてくる(笑)。マイケル「2秒おきはうっとおしいわ!」ルーカス「あと54秒」ドンドンドン! マイケル「誰か来た!」ルーカス「俺だよ!」マイケル「あと54秒って言ったじゃん!」

ルーカスはデータ保存用デバイス(なんかすごい長い名称言ってた)を持ってきており、マイケルが2年かけて作ってきたデータを持ち帰ろうとするものの、途中で侵入がばれ、慌てて脱出するふたり。データコピーが終わらなくて諦めたくないマイケルと脱出を急かせるルーカス。でもマイケルがデバイス持ってくの忘れるのはちょっと意味わからない(笑)。

1.Living In The Future/未来に生きる

この曲ではカンパニー全員が登場してて、初めて見たときはまだキャストが覚えられていなかったけど、2回・3回見るうちに「ここにあの人がいたんだ!」みたいに後から気づきました。初回はストーリーを追うのと瑞稀くん見るので精いっぱいだったからなー。

学校に2台のコンピュータが運び込まれ、喜ぶマイケル。ルーカスもいてノートを開いています。そこにフランシスとマーヴィンが入ってきてオタク4人組がそろいます。マイケル以外の3人はSFオタク、かつスタートレックのフィギュアに夢中な様子。SF大会の相談をしています。マイケルはなんとかアーチシステムから持ち帰ったデータを開いてみることに。

片方の端末にデバイスをセットして起動し、ロードボタンを押すものの、ブザーが鳴って止まってしまう。マイケル「2年かけて作り上げてきたのに!」すっかり落ち込んだマイケルでしたが、ルーカスや他の2人も一緒に励ましてくれます(優しい…)この辺が02.Don't Let'em Bring You Down/やつらに負けるな だったかな?4人でわちゃわちゃしてるのほんとかわいかった。マイケルの表情も少しずつ明るくなるのがよかったなー。

ひとり舞台の中央に立つホリー。奨学金を申し込んだアーチシステムからの返事の手紙を持っています。手紙を開き、読み上げるホリー。結果は残念ながらNG。そしてなぜか秘書になることを勧める内容でした。科学では1番の成績でNASAに入り宇宙飛行士になることを目指しているホリーにとって秘書を勧められるのはとても屈辱なこと。「歌います」と宣言して始まる03.Brain and Looks/この見た目、この頭脳 ホリーの歌は全般的にとても力強くて、彼女の意志の強さがとても伝わってきました。

ロッカーとともに登場したスクールカースト上位の3人組、エディ・ヒューイ・ウェイン。なぜかエディが汗をかいても臭くないのを確認させられるニューイとウェイン。この3人の中でもカーストのランクがすぐにわかるところです。いつもマイケルをいじめる3人ですが、今日はとっておきのネタ・マイケルがアーチシステムのコンピュータルームに侵入した件を告発することに。ここでもエディによるBrain and Looks/この見た目、この頭脳。ひとりずつ歌い手によって歌詞が違っていてキャラクターの印象をより強くします。歌の途中でレイアが登場。ロッカーも回転してステージ上は女子のスクールカースト上位メンバーに入れ替わります。レイア、エレイン、サマンサの3人が女子トークを繰り広げるなか、なぜかアルミホイルを持っているサマンサ。エレインはなんでもレイアに同調するタイプの子だけど、サマンサは仲良さそうにみえてわずかばかり違和感がある様子がみてとれました。レイアによるBrain and Looks/この見た目、この頭脳もあり、ロッカーがハケたところでステージの奥に登場して歩いてきたマイケルとレイアがぶつかります。さらにマイケルによるBrain and Looks/この見た目、この頭脳。

アーチシステムのコンピュータルームに侵入したことがばれたマイケルは校長室に呼び出され、学校のコンピュータルームに出入り禁止を言い渡されます。教室に戻るとエディたちにからかわれるマイケル。嫌味をいいかえすものの、エディには通じない(笑)。エディにつかまったマイケルはそのまま教室の後ろでいじめられるのですが、私の座った席だと何してるのか細かくは見えなかったっす。マイケルはオタク4人組にコンピュータルームに出禁になってしまったことを報告。コンピュータ得意な人がいないと開発が止まってしまうことに困っています。そこに校長先生が入ってきて転校生が紹介されます。それがホリー。ホームルームがはじまり進路指導のなかで、ホリーがNASAに入り宇宙飛行士になること、コンピュータが得意であることがわかり、一気にテンションがあがるマイケル。この教室のシーン、生徒たち全員がタイヤ付きの椅子に座って椅子ごと移動するんですけど、その移動の様子がすごいなーと思って見てました。ドラムロールにあわせてみんなが一生懸命足で床を蹴りながら移動してて、特に瑞稀くんけっこう移動幅が長かった。勢いよく移動しててかわいかった。

04.Slackers/落ちこぼれ

エディとホリーがひと悶着を起こし、教室を飛び出したホリーを追いかけたいマイケルだけど、エディたちにオタク4人組がいじめられるこのシーン。みんながボコボコにされたり、バスケットをさせられて(私が見た回はビブスちゃんと着れてました)ボールぶつけられたり、まあまあないじめシーンで、最初はやっぱりマイケルを中心にして見ちゃうんですけど、よくよく見たらここでサマンサはちょっと辛そうな表情でいるんですよね。カースト上位グループにいるのでレイアと一緒にいじめる側になってしまうけど、本当はこんなことしたくないんだな、というのがわかりました。

ホリーを探してもなかなか見つからないマイケルとルーカスだったけど、逆にホリーがマイケルたちのところにきて声をかけてくれます。
ホリー「こんにちは」マイケル「こここここんにちはぁぁぁっ!」めっちゃどもって声大きくてほんとオタクぽかった(笑)うまく話せなくてルーカスを差し出すマイケル(笑)。でもホリーはちゃんとマイケルに話しかけてくれます。ホリー「コーディングなら手伝えるわ」マイケル「明日、コンピュータルームで待ってる。ってお前出禁だろって!あははは!」だいぶ挙動不審なマイケル、「プラネタリウムの時間だから行かなくちゃ!」とそそくさと逃げてしまいます。かわいい。

レイア・エレイン・サマンサのシーン、ここだったかな?またサマンサがアルミホイルをもってて実はスタートレックに興味があることがわかるシーンがありました。

学校のコンピュータルームにあつまるオタク4人+ホリー。まだ出禁中のマイケルは入り口前に立ち止まって中には入れない状態です。マイケルのかわりにホリーとルーカスが開発を進めています。雑誌ひとつ渡すのも間にルーカスが入り、開発の様子が気になるから入ってしまったらルーカスに止められ、ホリーとルーカスが仲良さげに開発してる様子をみるともやもやしちゃうマイケル。ここでマイケルはホリーに片思いをしていることを自覚します。(06.Little Things/何気ない仕草)恋の歌を歌うマイケルの表情がほんとにホリーを愛おしそうにみつめててめっちゃかわいかったです。

ちょっとこの辺の順序がだいぶあやふやなのですが、エディとレイアのドライブシーン、ここだったかな?エディが学校を出た後にアーチシステムでする仕事の話をするために会社に向かいます。おそらくマーケディング部か出版部を任されるだろう、というつもりでいるエディ。さて実際は…。

オタク4人組でボウリングに行き、マイケルとルーカスがどっちがホリーに告白するかでもめてて、ジャン負けで告白することに。負けるのはマイケルで、「告白したいんだけど、なんて言っていいかわからないんだよ」から他の3人が告白を裏でサポートすることに。トランシーバーでやりとりをするので、イヤホンでマイケルが言うべきセリフの指示をききながらホリーと会話をするのでかみあわない。ついには3人に対して「うるさーい!」というのがホリーに言ったかのように誤解され、マイケル「詰んだ(泣)」でもトランシーバーを止めて、怒って帰ろうとするホリーを一生懸命引き留めて説得するマイケル「行かないで」…こないだのはだしょーの胸キュン対決を思い出してしまったぞ。無事に引き留めてホリーの手を取り歩き出すマイケル。手というより手首をつかんでる感じでしたかね。トランシーバーが切られた3人は「マイケルが独り立ちしたぞー!!」と大喜び。

09.We're Not Alone(Ballard Version)/ひとりじゃない

マイケルとホリーが歌うこの曲は、オリジナルはもちろんロックテイストですがバラードバージョンにアレンジされてて、ふたりのすごくきれいな歌声に合っている、ふたりの歌唱力だからこその美しいハーモニーが素敵なシーンでした。
マイケル「僕がデートに誘ったらなんて答える?」ホリー「今日と同じくらい楽しませてね!っていう」マイケル「これ、デートか!」浮かれるマイケルめっちゃかわいい。

一方でアーチシステムから帰ってきたエディはレイアたちに出迎えられるものの、気落ちした様子。父親から会社ではなく軍隊に入るよう言い渡されたのです。レイア「軍服とかマジありえないんですけど」拒否して先に帰るレイア。軍隊に入るのは約1か月後なので、それまでになんとかしなければいけません。

マイケルとホリーは車に乗って、ドライブへ。帰り際、マイケル「伝えたかったことがあるんだ」といい、不意にキスをするマイケル。(これは角度的にしたかしてないか判別困難な気が)ホリー「私も!!」想いが通じ合ったふたり、幸せそうなマイケルはホリーをくるくる回してふっとばす!(笑)

11.Ticket Outta Loservill/ルーザーヴィル

ダイジェスト動画に出ている曲ですね。ホリーと両想いになれたマイケルがすっごく嬉しそうに歌うので、幸せオーラがばしばし飛んでくるめっちゃかわいいシーンです。一方で思いを伝えられなかったルーカスはひとり取り残されてすごく寂しそうに歌うシーンでもあるので、こっちは切ない気持ちにもなります。舞台中央からせり上がりでルーカスが上がっていったときはびっくりした!

1幕終わりで主人公がここまでハッピーでいいのか?!ってくらいめちゃくちゃ幸せなところで終了です。

ところどころ飛んでてごめんなさいなのと、ちょっとだいぶ長くなったので、2幕に続きます!

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