我慢して言いたいことが言えなくて、いざ伝えようと思うと「何をどう伝えていいかわからない」と迷うときにできること。

こんにちは、小暮貴恵です。

我慢している人、多いですよね。すごく多いと思います。そんな私も忍耐や我慢強さだったら、誰にも負けない時期がありました。でも今は、忍耐がなくても、我慢強さもなくても「楽しい人生」を生きられるようになりました。誰にでもいい顔して八方美人で、自分が我慢すればその場は丸く収まると思ってなんでもかんでも「相手に合わせること」で解決してきました。

でも、それは実は問題を大きくしているだけで何も解決していないことに気づいたことがあります。自分の意志をなかったことに合わせて、相手に合わせると言うことは、ただの「決断の押し付け」だったとハッとしたのです。相手が答えを言ってからじゃないと、自分は答えを言わないってなんかずるいよね（笑）

今は、完全に一人で運営をするビジネススタイルですが、起業当初はコミュニティや団体に所属をしていて、討論をしたくないが故に、幹部に判断を委ね過ぎて結果的に、私は組織を抜けることになりました。この組織を抜けるタイミングでいつも我慢ができなくなって「爆発」するように相手に不満をぶつけるようなマウンティングをして組織を去る癖が私にはありました。

いつまでもそんなことをしていては、私は人と一緒に仕事することはできないし、いつも喧嘩別れみたいになってしまう！と思い、爆発をしないためにはどうしたら良いのか？を考えはじめます。

やっぱり答えは「我慢をやめる」なんですよね。つまり、本音で生きることを決めることがスタートラインでした。でも、本音を伝えるって怖いし勇気ががいるんです。それでもチャレンジしないことには、何も変わらないとまずは「食べ物」から本音を伝える練習をしました。彼氏に焼肉食べたいとか、パフェ食べたいとか自分が本当に食べたいものをリクエストするという本音トレーニングです。これが一番ハードルが低かったのです。

今となってはうざいくらいにストレートで、率直になってしまったので可愛げがなくなりましたが、なぜかそれでも八方美人で生きている時よりも、「あなたがいい」と選んでいただくことが増えるようになったのです。

我慢しているときには、人から必要とされない人生だったけれど、我慢をやめて本音で生きはじめてからは「自分が選ばれたい人から選ばれて必要としてもらえる人生」に移り変わりはじめたのです。最初は、我慢して言いたいことが言えなくて、いざ伝えようと思うと「何をどう伝えていいかわからない」と迷うってばかりできました。そんなときには、少し冷静になって、やってみて３つのトレーニングがあります。

１、まずは何を言いたいのかどんな我慢をなぜやめたいのかを紙に書く

このステップを飛ばしていきなり本音で踏み込むってハードル高いです。相手と会う前に紙に書き出すことで「一番言いたいこと」が分かります。自分の自慢ばっかり話す人がいてそれが不快だったとしましょう。多くの人は、長話が嫌だと勘違いしてしまいますが、どんな我慢をしていたか？を考えると「時間が拘束されて自分がやりたいことをする時間が奪われること」が嫌であったり「長話が嫌なのではなく、自分にとって大事ではないと思う人の話を聞くことにそもそも意義を感じられない」などの我慢の本質が隠れているんですよね。長話が嫌だと否定的に伝えるのではなく、そろそろ、〇〇をしようと思っていた時間なので、帰りますね！と普通に伝えることができるようになります。私は、話長いよって突っ込めるようにまでなりましたが（笑）本心を伝えるってシンプルなんですよね。

２、イメージトレーニングをする

目を閉じて、自分の言いたいことを伝えたり、我慢をやめるシーンを想像してください。ポイントは自分よりも一回り相手を小さくイメージしながら、お互い冷静に伝えてるシーンを思い浮かべるのです。さらに、自分の伝えたことや行動に対して、肯定的に受け止めてもらっているイメージを続けましょう。よし！満足！となったら完了です。実際は、伝えてみないとわからないのですが、これで伝えることや我慢をやめることのハードルはさがり、最小限の勇気でチャレンジできるようになります。

３、小さなことから伝えたり、我慢をやめる練習をする

いきなり壮大なチャレンジをできる人はそれでも良いのですが、なかなか難しい人にとっては本当に、こんなこと！？って思えるような小さなことから伝える練習、やめる練習をするのです。おすすめは、前述にも書いた、食事で本音を伝えることです。さらに、トイレもおすすめです。意外とトイレ行きたいタイミングって我慢する人多いんですよね。それをやめてみよう（笑）この小さなトレーニングの積み重ねがのちに大きな成長につながっていきます。

自分にとっては大事でも周囲からしたら「え？そんなこと我慢してたの？早く言ってよ！」ってなります（笑）実はって言われて内容を聞くと、言ってもらって大丈夫なのに！ってすごい思うんですよ。ご本人にとっては大したことになっちゃっているので、大したことないと言うと怒られるかもしれませんが、実はそれ大したことないです。もし、それで関係が壊れるならチャンスです。これからあなたが我慢しないで本音で付き合っていける関係が始まるサイン。ぜひ、少しずつトレーニングされてみてください。あなたの本音で生きる道を応援しています。

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