道元禅師の言葉に
須らく回向返照の退歩を学すべし
というのがある
この退歩というのが、実に独創的で芸術的でさえあるように思われる
普通、退歩というと、悪い意味だ
しかし、ここでの退歩は、起こっている心の事象に対して、外向きに出ていくのではなく、内体験へと退いてゆく
瞑想の核心だ

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