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死闘へ向けて〜魂込めて応援します!

執拗なディフェンスで跳ね返せ

2大会連続のベスト8を懸けたジャパン vs アルゼンチンの闘いは明日8日(日)の夜K.O。
J SPORTSの中継が始まるのは19:00です。
いつものように入浴して身を清め、レプリカジャージを身に着けて、TVの前で姿勢を正し、フランス・ナントまで届くよう魂込めて応援したいと思います。

それにしても、アルゼンチン代表ロス・プーマスとの一戦にベスト8入りが懸かることは、正直かなり怖ろしい。

強いフィジカルを活かした猛烈なアタックと強固なディフェンス、変幻自在なキックとラッシュ。
サッカーと同様にサポーターのチャントでスタジアムもチームも盛り上がり、溢れる感情そのままに相手に襲いかかるパッションこそが、アルゼンチンの強さなのだと感じます。
多くの方が仰るように、間違いなく強豪です。

注目しているポイントは、キックをどの程度使うのか(使わないのか)と、リザーブも含め全選による統一された激しいディフェンスと、規律をどこまで守れるかです。

筆者としては、ポゼッションを重視したアタックと、倒れても倒れてもすぐ起き上がり辛抱し続けるディフェンスを維持できれば、勝利をつかめるはずだと考えています。

アルゼンチンのFWは、ただ強いだけでなく、めちゃくちゃ激しいことでも知られています。
ただ、熱さ激しさが時に暴走する傾向があるのも事実で、執拗なディフェンスでFWの前進を阻み、ディシプリンに問題のある5番のトマス・ラバニーニあたりをイライラさせることができれば、ペナルティをもらえるシーンが多くなるように思います。

また、ラインアウトからのモールで1本くらいトライを取られても大丈夫。
スクラムは押されないはずですし(後半が少し心配ですが)、ラインアウトモールもゲーム中に修正すれば、なんとか凌げるはずです。

巧みなパントを絡ませながら攻撃するBKはスピード豊かで、隙を見せると一気にトライラインを超えてくる能力を持っていますが、その反面、オールブラックスのような(そしてジャパンが目指すような)すべての選手が連動して繰り返されるアタックではなく、個人のスキルを基に攻撃してくるスタイルだけに、80分間集中力を保ってディフェンスラインを乱すことがなければ、耐えることは可能なはずです。

一番怖いのは、やはり戦略的キックと自陣からでも決めてくるコンバージョン。
しんどい時間帯でも走ってガード役を多く配して、なんとしてもキャッチャーを守ってあげることと、ハーフウェイ付近以降はペナルティをできるだけ冒さないことができれば、大きく勝利に近づくはずです。

ジャパン戦士の努力を信じます

一方ジャパンのアタックは、楽して繋ごう、楽して抜こうとしなければ、ジリジリと突破していくことは可能だと考えています。

ポイントとなるのは、サモア戦でもみせたSH齋藤選手の速い攻撃にあることは間違いないでしょう。
俊足を活かしてポイントができた直後に到着し、素早く的確に、かつスピードあるパスを左右に振り分けて防御ラインを切ることができれば、どんどん増えていくオフサイド・プレイヤーのギャップを突いて一気に前進、あるいはトライラインを超えることが充分可能だと考えます。

ところで、新たに先発に入るWTBのシオサイア・フィフィタ選手はいま、どのような心理状態にあるのでしょう。
後半には、ナイカブラ選手が控えていますし、ぜひ緊張を愉しみつつ最初から全開で、これまで溜めてきた鬱憤を晴らすプレイ、ダイナミックな突破を期待したいと思います(ハイタックルだけは絶対なしでお願いします!)。

サモア戦はかなり緊張していた様子のSH福田健太選手も、プレイタイムは短くとも、きっと今週は特徴であるスピードを発揮してくれるはずです。

そして、満を持してメンバー入りした山中亮平選手には、最高視聴率男の本領を発揮してもらい、ゲームを勝利に導いてくれることを期待しています。

33人、すべてのジャパン戦士とチームスタッフの努力を信じています。
アルゼンチンを1T/1G/4PG(19)ぐらいに抑え、ジャパンは2T/2G/4PG (26)は獲って、必ずベスト8へ進もう!

お願いだ!頑張れ!! GO JAPAN!!!

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