朝倉

とある大学の非常勤講師。出身は愛知。時々ピアノも弾いています。専門は社会と言語。人は社…

朝倉

とある大学の非常勤講師。出身は愛知。時々ピアノも弾いています。専門は社会と言語。人は社会問題をいかにして「問題」と認識するのかという問題を出発点に、消費社会のシステム、権力の発生と依存、民主主義と言語などを研究。日常から専門のことまで雑多に書いていきます。

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「しかたがない」という(無)思想

仲の良い友人がコロナに感染した。5日前から39度近い熱が出続け、寒気と味覚異常が続き、入院もできないまま今も自宅で苦しんでいる。東京は6日連続で200人を超え、医療現…

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3年前
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映画「家族のレシピ」評

2019年、日本とシンガポールの国交50周年(2016年)を記念して作られた日・シンガポール・仏の合作映画。「アジアの巨匠」エリック・クー監督作品で、良いカメラワークで至…

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4年前
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新型コロナウィルスから身を守るため今日からできること

【1.はじめに】 1.このnoteは今後COVID-19感染者の指数関数的増大によるパンデミックが危惧される日本(※1)において、個人リスクを最小限にとどめるため書かれた行動指…

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4年前
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「しかたがない」という(無)思想

仲の良い友人がコロナに感染した。5日前から39度近い熱が出続け、寒気と味覚異常が続き、入院もできないまま今も自宅で苦しんでいる。東京は6日連続で200人を超え、医療現場は第一波にもまして疲弊し、士気を失っているという声をあちこちできく。基本再生産数R<1には程遠い。

感染者はこれまで比較的少なかった愛知でも増えているけど、特に名古屋市がほとんどで、感染経路は東京からの移動者が多くを占めているよう

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映画「家族のレシピ」評

映画「家族のレシピ」評

2019年、日本とシンガポールの国交50周年(2016年)を記念して作られた日・シンガポール・仏の合作映画。「アジアの巨匠」エリック・クー監督作品で、良いカメラワークで至る所に映される「食」の描写に終始食欲をそそられる映画である。…が、その割には、内容がいまいち薄い。歴史問題も扱っている近年にない映画であるので、せっかくなので感想を書いてみよう。

高崎のラーメン店の一人息子である真人(斉藤工)は

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新型コロナウィルスから身を守るため今日からできること

新型コロナウィルスから身を守るため今日からできること

【1.はじめに】
1.このnoteは今後COVID-19感染者の指数関数的増大によるパンデミックが危惧される日本(※1)において、個人リスクを最小限にとどめるため書かれた行動指針です。もともと個人的な備忘録として書いていたものですが、内容の公共性に鑑み、公開することにしました。

2.このnoteは、感染症を予防したいがどうして良いかわからないという不安を抱えている方、リモートワークができない等の

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