イエメンのミサイル、米海軍を海峡から引き返させる/The Cradle
【イエメンのミサイル、米海軍をバブ・アル・マンダブ海峡から引き返させる】
- 紅海でイエメン軍と米軍艦が激しい衝突 -
2024.01.25
#イエメン 武装勢力は1月24日深夜、バブ・アル・マンダブ海峡を通過しようとした商業船2隻を護衛していた米軍艦数隻と激しい衝突があったと発表した。
「今日、アデン湾とバブ・アル・マンダブ海峡で、2隻の米商船を護衛していた多数の #米駆逐艦 と軍艦の間で衝突が発生した」
と、イエメン軍スポークスマンのヤヤ・サリー准将はビデオ声明で述べた。
「軍艦による迎撃の試みにもかかわらず、我々の弾道ミサイルは見事に目標に到達した」
とサリーの声明は付け加え、米軍艦が「直撃」され、商業船が「退却を余儀なくされた」と指摘した。
イエメン政府高官によれば、戦闘は約2時間続いたという。
サヌアにあるイエメン国防省の道徳指導部副部長であるアブドゥラ・ビン・アメール氏は、米軍艦は「混乱した激しい方法で」攻撃に対抗しようとし、ミサイルを発射したが、そのミサイルは「(イエメン本土の)空き地に落ちた」と報告されたと述べた。
木曜日未明、デンマークの海運大手マースクは、米国子会社マースク・ライン・リミテッド(MLL)が運航する2隻の船が、#米海軍 の護衛付きでバブ・アル・マンダブ海峡を通過しようとした際、近くで爆発があり、引き返さざるを得なかったことを確認した。
マースク社は声明で、「航行中、2隻とも近くで爆発を目撃し、米海軍の護衛船も複数の弾丸を迎撃した」と述べ、米子会社の船舶による紅海通過を一時停止すると付け加えた。
この2隻は「米軍物資」を運んでいた。
MLLは、国防総省、国務省、USAID、その他の米国政府機関の貨物を輸送している。
水曜日の戦闘は、イエメンとアメリカとの間の最新のエスカレーションである。
サヌアの #アンサララ 率いる政府は、ガザにおけるパレスチナ人の大量虐殺が停止するまで、イスラエル、アメリカ、イギリスと関係のある船舶に対して海上封鎖を実施すると約束している。
この銃撃戦は、米軍機がイエメン上空で直近の空爆作戦を実施した翌日でもない。
米英の戦闘機、艦船、潜水艦は、イエメンの親パレスチナの行動に対する報復として、イエメン全土で何十回もの空爆を開始している。
水曜日、イエメン当局は米英両国民に対し、1ヶ月以内の国外退去を命じた。
イエメン外務省が国連のピーター・ホーキンス人道調整官代理に送った書簡には、
「イエメン外務省は......米国と英国の市民権を持つ職員や労働者に対し、30日以内に出国する準備をするよう通達しなければならないことを強調したい」
とある。
(了)
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