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アメリカ中枢からアメリカを見る、世界を見る: イスラエルの発表は鵜呑みにはできないが、バンデライナの発表は鵜呑みにしてよい/2024.04.29

【春はほろ苦い】

➤「南カリフォルニア大はユダヤ憎悪デモの過激化と、卒業生代表の反イスラムを呼びかけるスピーチなど、『伝統は安全に道を譲らねばならない事態』(副学長)と状況を説明した。

反ユダヤの学生たちは市民社会から孤立し、凡ゆる抗議活動がそうであるように、孤立した運動は過激化することで、より孤立し崩壊する運動のせいりをたどる。彼らはより過激化する。

私たちは彼らにどのような懲らしめを必要としているか❓それは説得でないことは察らかだろう」


➤「サンダース上院議員の少年強姦映像テープ発覚か。サヨク・リベラルの小児性愛スキャンダルの総汚染。

サヨクやリベラルの下半身に道徳を求めてはいけない。彼ら上半身に倫理を求めてもならない。

道徳と倫理を否定する上にサヨクもリベラルも成り立つ。だから批判の対象にはならない。鎮圧の対象なのである」


➤「mRNA後天性免疫不全症候群による心不全、脳卒中、血栓、高速進行ガン……の想定外の死亡の急増と発表された史上最低の出生率に、我がU.S.の人口崩壊が現実味を増していると各界が警告。

1990年代に活発化した性的少数者の合法化権利運動の始まりに於いて、私は『性的性向と社会的権利はそぐわない』と指摘した。

また性的少数側の中も真っ二つに割れ、その一部には『性的少数者を多数化させるような権利の運動は、将来的に社会を保てなくなる出生率の大幅な低下を招く。

その責任を誰が取れるのか⁉️』の自重を求める声も多数あったことを茲に記したい。

人口問題を正常化するためには、この性的少数派の取り扱いについてどうしても再考せざるを得ないし、そのふさわしい、あるべき場所を再配置するのは避けては通れない」


➤「肥満というコトバを使ってはならない。使った者は直ちに概念矯正クラスを受講しなければならない。

なぜなら、肥満というコトバは、太っている人への暴力的な使い方で使用される用語であるからだ――。

これは映画やテレビの近未来社会を描いたフィクションではない。UCLAで大真面目にやられているコトバ狩り、学生狩り一旦である。

私のように余計な波動を起こさぬため、『頭の不自由な人』『顔が不自由な人』を用いている方が無難だ。

寸暇を惜しむ学生たちが、うっかりした一言で、脂肪肯定の強制受講を罰として与えられるなど、こんなことが大真面目でやられる社会は必ず暴動が起こる。起きなければ潰れる」


➤「白面の書生は、シェミニ・アツェレト紛争について、

『ガザでの民間人犠牲者が多すぎる。イスラエルは民間人の死者を〝ゼロ〟にする必要がある』

と訴えた。アフガニスタンで子どもたちを無人飛行体で攻撃にかけ続けていた政権の責任者の一人が……である」


➤「サンディエゴ地域では昨日一日だけで2千の密入国者が拘束された。そのうち最も異質で目立つ中国人密入国者は2百名余に及んだ(現在、エクアドル、コロンビア、ペルー、中国が主要密入国者たち)。

問題は―だ。彼らがどのようにして越境し出しているのか……だ。それはヨット、モーターボート、中には潜水艇による上陸が目立ち始めているのだ。

テキサスが取締を強化し出してから密入国者たちはサンディエゴ方面に向かっている。

テキサスに比し加墨国境は短い上に、丘陵を踏破してもフリーウェイに出て来なければならない。そこで海から上陸し始めた。

カールスバッド。この長閑な南カリフォルニアのそよぐ海風と真っ青な空に揺れる小さなダウンタウンに揺れるリボンシトロンの提灯の町に夜な夜な上陸をしている。

異邦人はここまで読んでも解らないだろう。陸がダメなら海からやって来るさ……だろう。

だが私たちからすれば、理解できない話である。なぜか❓

密入国者と彼らを手引きするコヨーテたちの組織力がどれほどのものであったとしても、サンディエゴを北上、カールスバッドで上陸できること自体、我がU.S.の安全保障はどうなっているのだ⁉️なのだ。

サンディエゴは我がU.S.最大の海軍基地があり、その海域は軍のみならず沿岸警備隊の高度な監視態勢が敷かれている。

先ずここを突破している。まだある。カールスバッドの北側には秘密基地がある。

サーフィンをしにいった甥っ子とその友人たちが流れてこの秘密基地から夕暮れ時に出航するあるモノを目撃したかどで拘束連行されたほど厳しく、更に海兵隊基地がその北に列らなる。

その真ん中に位置するカールスバッドに海上からなぜ上陸できるのか……。私たちは衝撃を受けざるを得ないのだ。

我がU.S.軍、沿岸警備隊……の国防態勢が密入国次元で無効化になっているのなら、我がU.S.に侵掠しようとする外国軍にどうして即応できるというのか⁉️

きょうも突如密入国者たちが海上に現れ、サーファーたちの合間を縫いながら上陸、町中に走って逃げ込み待機していたとおもわれるクルマに駆け込み消えていく……

我がU.S.の国境全てが重大な事態に遭っている。これほどの危機はこれまでになかった」


➤「彼らは口癖のように、彼らと異なる側を指して、分断、分裂を引き起こす者たちと帽子を被せる。自分たちは分断、分裂を作ってなどいない……という立ち位置を一方的に断定する。

だが言っていることは身内にしか通じない、それで構わない、それで食っていけるのだから問題ないという発想で凡ゆることを言っている。

こんなことを平気で曰う。

『イスラエルの発表は裏が取れていない、だから額面通りには受け取れない』

『ブチャでのロシア軍の虐殺にもわかるように……』

といった具合だ。

一事が万事こうであるから、身内以外からはそっぽを向かれる。

だが身内以外は相手にしないが彼らの世界であるから痛くも痒くもなく、身内で楽しくおかしく笑いを交えて、ガザやバンデライナが阿鼻叫喚だなんだと駄弁っている。

これが極東日本のYouTube放送で私がのけぞったいい歳をしたオトナたちの井戸端番組であった。

イスラエルの発表は鵜呑みにはできないが、バンデライナの発表は鵜呑みにしてよい、情報は検証されなければいけない……。

こんなことを平然と言える軍事ジャーナリストの視力はいかなる視力か」


➤「サンディエゴの帰途チノに寄り珍しい野菜を頂く。農場主とのやりとりでアジアの春は山菜だと話した。

私自身東アジアを訪れる春は山菜の憶い出が深い。春はほろ苦い……は、私の東アジアの春に感ずる憶い出」


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