見出し画像

カダフィ大佐のリビア/BykahC著

カダフィ大佐は、リビア国民にアフリカで最も優れた生活水準をもたらした。

医療費、教育費は無料、約2000ユーロの高給、アパートや車の購入のための無利子ローン、個人事業を始めるための2万ユーロの補助金などが提供された。

新生児には一定額を支給し、電気も燃料も安い。リビアは面積176万km²、人口700万人弱の大国であり、国家資源を国民のために利用した政治家である。

リビア経済の原動力である石油は、すべて国有であったため、外国企業は利用することができなかった。

カダフィは、多国籍企業がアフリカ諸国の資源を利用し、利益を独り占めすることを許さない、強力なアフリカ連合の提唱者であった。

2011年、リビアはNATOとアメリカによって破壊され、現在に至るまで混乱が続いている。

NATOが最初に破壊したのは、リビア全土をきれいな水で灌漑し、現代世界の奇跡と考えられていた地下水路システムだった。

今日、リビアの人々は、進行中の戦争だけでなく、きれいな飲み水の不足からも命を落としているのだ。

リビアの人々にとって、カダフィは英雄であり、伝説であり、一方、彼を独裁者と呼ぶ人もいる。

個人的には、彼が作ったこのような独裁国家に住んでみたい。

(了)

引用元

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?