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国連、イスラエルをISIS、アルカイダ、ボコ・ハラムと並ぶブラックリストに登録へ

【国連、イスラエルをISIS、アルカイダ、ボコ・ハラムと並ぶブラックリストに登録へ】

- イスラエル政府関係者は、この動きに反対する国連への働きかけに失敗した。この動きは、各国がテルアビブに対して武器禁輸を発動することにつながりかねず、「非常に問題がある」と述べている。-

News Desk
2024.06.07

(Photo Credit: Majdi Fathi/NurPhoto via Getty Images)


イスラエルメディアの報道によると、 #アントニオ・グテーレス 国連事務総長は、紛争地域で子どもたちに危害を加えている国や組織の #年次ブラックリスト#イスラエル軍 を加える見通しだという。

ヘブライ語のチャンネル13ニュースは6月6日深夜、グテーレス事務総長がイスラエル軍の在米国防担当官、ヒダイ・ジルベルマン少将に「最終決定」を伝えたと報じた。

イスラエルは、国連安全保障理事会メンバーに配布される報告書の一部として来週発表されるブラックリストに掲載される予定である。報告書に関する議論は6月26日に行われる。

イスラエルの日刊紙『Yedioth Ahronoth』によれば、イスラエルの「この動きを避けるようグテーレスを説得する努力は失敗に終わった」という。

現事務総長は反イスラエルであり、もはや影響を与えることはできない」と匿名のイスラエル当局者は先月、イスラエルの日刊紙に語り、この動きが差し迫っていることへの懸念を表明した。

イスラエルをブラックリストに加えることは非常に問題であり、各国がイスラエルに武器禁輸を課すことになりかねない」と情報筋は付け加えた。

それにもかかわらず、国連はイスラエルやイスラエル軍について明確に言及せず、『イスラエルの治安部隊』とする見込みだ。

国連事務総長特別代表(子どもと武力紛争担当)のヴァージニア・ガンバが執筆する年次報告書は、2023年までを対象とし、イスラエルのガザにおける大量虐殺キャンペーンによる事件が顕著に増加する。

昨年のブラックリストには、アフガニスタン、コロンビア、コンゴ、イラク、マリ、ミャンマー、ソマリア、スーダン、イエメン、シリアのほか、過激派武装組織アルカイダ、ISIS、アルシャバブ、ボコ・ハラムが含まれていた。

ロシア軍も昨年、「ウクライナの学校や病院を攻撃し、ウクライナからロシアに子どもを移送した」としてブラックリストに含まれていた。

グテーレス事務総長は、54人の殺害を含む1,139人のパレスチナの子どもに対する重大な違反を記録したにもかかわらず、2023年のリストからイスラエルを除外した。

むしろ、彼はガンバとの「イスラエルの関与」と、子どもたちを守るための「国連が提案したものを含む実践的な対策の特定」を歓迎した。

10月7日以来、約15,500人の子どもと10,300人の女性を含む36,000人以上のパレスチナ人が、ガザでイスラエル軍によって殺害された。

この大量虐殺戦争で負傷した人の数は8万人を超え、その大半は子どもと女性である。


この数字は最終的なものではなく、何千人もが瓦礫の下や路上に閉じ込められたままであり、イスラエルの攻撃が続いているため救助隊は彼らにたどり着くことができない。

ガザは子供たちの墓場になりつつある。毎日何百人もの少年少女が殺害されたり負傷したりしていると報じられている」とグテーレス事務総長は昨年11月に述べた。

4週間の間に殺害されたジャーナリストの数は、少なくとも過去30年間のどの紛争よりも多いと報じられている。

(了)




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