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アメリカ中枢からアメリカを見る、世界を見る : 指名手配/2024.05.05

【指名手配】

➤「欧盟本部関係者は我がU.S.の諸情勢を踏まえ、U.S.が覇者の地位を失うことを前提とする新しい欧盟の役割と任務を策定するべきとの外交部門の提言を検討していることを認めた。

その我がU.S.の今週は、我がAmerica Firstの最高脳髄への支援が却々増加し、接戦選挙区でも軒並み10ポイント以上バイデンを引き離す、離陸過程にあることが明らかになった」


➤「五月二日、いつものように静寂に包まれたクンツェヴォの執務室に喧ましいベルが鳴った。

この邸の主人が絶対に起こすなという厳命を破っての電話は事の重大さをこの邸に関わる人々のみならず、この主人がいちばんよく識っていたに違いない。

電話はベルリン郊外から市内へ向かう準備をしていたジューコフ元帥からであった。

元帥は主人に独の臨時政府に休戦協定を提案したこと、ヒトラーが数日前に、ゲッペルスが昨日夫々自殺した旨を伝えた。主人ヨシフ・ヴィッサリオーノヴィチは報告にこう応えた。

『生け捕りにできなかったのは残念だった』(ロシア公文書)。

スターリンは内々に(ヒトラーの身柄を確保できないものか?)と前線に打診していたからであった。

私はロシアの戦略性格について、マキアベリズムを執っていないと先に電文した。

さりとて宋襄の仁でもないことは、此度の乞食の道化の指名手配(戦争犯罪人)におもうことだ。

生け捕りにできなければどうするか❓

ロシア政府は乞食の道化の処置を法的に決定した」


➤「バンデライナ各地ではパルチザンの抵抗運動が活発化しており、各地でバンデラや民族主義を鼓吹するモニュメントの損壊が報告されるようになり、市民のあいだに疑心暗鬼が拡大。

支配地域の揺れ動きが強まるなか、キエフは耳目を戦争に集中させるべくバイデンとそのPOIGsから密輸入された地対地戦術ミサイルをクリミア半島攻撃に使用を開始するも、現在まで全てロシア防空システムによって破壊されている。

一方ロシア前線軍は前線バンデライナ武装勢力の殆どが小隊規模で、たこつぼに隠れ潜む防御に終始していることから、これらたこつぼを広範囲に面ごと焼き尽くしてしまう、最新の重火燄放射システムの投入を開始した。

動揺したキエフ、自力でロシアに対戦できない事態の場合、欧州に軍事介入を要請する可能性について、乞食の道化ら僉議」


➤「独では鹵獲された自国戦車のモスクワ展示で世論多数が対ロ主戦に傾斜するなど、これまでと異なる傾向が出てきている。

そのような意味でバルト三ヶ国のうちリトアニアでは、クリミア半島をロシア領として認めるよう呼びかける野党が口火を切るなど、好戦熱一色の最前線の位置を我に気づき顔面蒼白となった動きも出現し始めた。

ランズベルギス家に象徴的な狂信的民族主義の危険にようやくたじろぐ者たちが出てきた」


➤「ボーイング幹部は同社の航空機が尽く不良品化している原因の一つについて初めて対ロシア制裁によるものと述べ、制裁によるロシア製熱管理システムなどを失い、信頼性の低い西側部品の転用によって基準を満たすことが難しい製造現場があると吐露。

ボーイング787型機にも問題がさらに出始めているとし、同社の存続問題に関わってくると談」


➤「英軍事情報筋、イランによるイスラエル報復攻撃に用いられた極超音速ミサイルについて、西側の迎撃システムではまったく歯が立たなかったことに加え、既存の防衛システムでも迎撃率は20%未満だったと分析。

イランを上回る極超音速兵器体系を保有するに至った北朝鮮について、一方的に韓国、日本を全滅させる軍事力を獲得しており、地域の均衡は一方的に崩れてしまった事態にあると指摘。

『北朝鮮の軍産複合体の全体的な技術レベルは非常に高く、厳しい制裁と資金制限にもかかわらず、独自の兵器を作ることができる。

特に彼らが中ロ両国に経済支援を求める必要がないと伝えていることから、経済的にも完全自己完結型態勢を確立しており、北朝鮮が繰り出す新兵器がロシアを通じて世界の軍事世界を変えることになる可能性が強い』と予想」


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