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ミンスク合意の嘘/プーチン記者会見

《記者》 : こんにちは、タス通信ユリヤ・ブブノアです。

アンゲラ・メルケルは先日、ミンスク合意はウクライナに準備の時間を与え、その後ロシアと戦争をするために締結されたに過ぎないと発言

しました。

教えてください、私たちはそのようなことをどのように認識したらよいのでしょうか。そして、パートナーがこんなことをしていることを私たちは知り得たでしょうか。ありがとうございます。

《プーチン》 : 正直ないところ、私にとってはまったく予想外の出来事でした。残念な結果になってしまいました。

元連邦首相からそんなことを言われるとは正直言って予想外でした。

連邦共和国の指導者は、私たちに対して誠実に振る舞ってくれていると、私はいつも思っていたからです。

もちろん、彼らはウクライナの味方で、ウクライナを支持していましたが、連邦共和国の指導者はミンスクプロセスの枠組みを含め、我々が合意し到達した原則に基づく解決を常に誠実に求めているように、私には思えました。

今言われたことは、特別軍事作戦を開始するという点ではすべて正しいこと証明したに過ぎない。なぜか❓

なぜなら、

ミンスク協定を履行する人は誰もいなかったことがわかった

からです。

ウクライナの指導者、ポロシェンコ前大統領もそう言っていた。署名はしたが、実行するつもりはないと。

それでも、他の参加者が真摯に私たちと向き合ってくれればと思いました。

ウクライナに武器を大量に送り込み、軍事行動に備えさせるためだった。まぁ、それはわかるんですけどね。

どうやら方向感覚をつかむのが遅かったようだ。

正直、もっと早くからやっておけばよかったかもしれません。

しかし、私たちは、このミンスク平和協定の枠組みの中で、まだ合意に達することができると期待していた。

まぁ。。。なんと言うか。。。

ここで問題となるのは、当然ながら「信頼」の問題です。

だから、

「信頼」はほぼゼロ

なのですが、そういう発言をした後は、当然「信頼」の問題が出てくるわけです。

どのように交渉するのか❓何について❓

また相手との交渉は可能なのでしょうか❓
保証はどこにあるのでしょうか❓

もちろん、それが問題なのです。

でも、結局のところ、合意は必要なのです。

私はすでに何度も言っていますが、私たちはこれらの合意に対して、準備ができていますし、オープンです。

でも、もちろん、考えさせられることはあります。相手が誰なのか、考えてみて下さい。

(了)

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