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ブリンケンの主張 vs ハマスの主張 : 停戦協定について

#アントニー・ブリンケン 米国務長官は、バイデン・イスラエル間の最新の停戦提案にハマスが修正を加えたことを非難し、ハマスが地域の運命を左右することはないと述べた。

「ハマスがこの地域と人々の未来を決めることは許されない」 - アントニー・ブリンケン


ブリンケン氏は6月12日、イスラエルの停戦計画に対するハマスの反応について言及し、パレスチナ抵抗勢力の要求の一部は「実行可能」だが、他の要求はそうではないと述べた。

ハマスは『イエス』と一言で答えられたはずだ。 それどころか、ハマスが2週間近くも待って、数々の変更を要求してきた」と米政府高官は述べ、ハマスの行動のせいで「苦しむ」人々が増えると指摘した。

ブリンケン氏はハマスの修正案の詳細を明らかにしなかったが、今後数日間で仲介者が「合意をまとめる」努力を続けると述べた。

ハマスが拒否し続けるならそれは彼らの責任であり、彼らが始めた戦争を続けることを選択したことが世界中の誰の目にも明らかになるだろう」と米国当局者は付け加えたが、ガザでの大量虐殺戦争はハマスが「壊滅」するまでいかなる状況でも終わらないというイスラエル高官の複数の声明は無視した。

ブリンケン氏はまた、イスラエルが2週間前に提示した提案は、5月初旬にパレスチナ抵抗勢力が受け入れたものと実質的に同じであると主張した。

しかし、ハマスが受け入れた合意条件は、恒久的な停戦とほぼ20年に及ぶイスラエルによるガザ封鎖の終了を求めているが、イスラエルの提案はどちらも求めていない。

(了)



【ハマス、ガザ停戦合意を「妨害」したというアメリカの主張を否定】

- イスラエルが、ハマスがアメリカ支援の停戦を受け入れたことへの報復としてラファへの血みどろの侵攻を開始してから1か月後、西側メディアと当局は、パレスチナ人こそが大量虐殺を終わらせる唯一の障害であるという主張を推し進めている。-

News Desk
2024.06.13

(Photo Credit: ecfr.eu)


6月13日、#ハマス の政治局高官は、前日にブリンケン米国務長官が主張した、パレスチナの抵抗運動が「(多数の)変更を要求する」ことによって停戦合意を妨げていると非難する発言を否定した。

「ハマスの指導者によれば、異議を唱えるに値するような重要な修正はない」と、匿名のハマス指導者はロイターに語った。

さらに、ハマスがこの提案に対する回答の中で、イスラエルの捕虜と交換されるパレスチナ人捕虜の名前についてイスラエルに拒否権を与える条項に反対したと付け加えた。

イスラエルの文書は長期刑の囚人100人を除外し、釈放を刑期が15年未満の囚人のみに限定していた」と、イギリスの報道機関はハマス高官の発言を引用している。

イスラエルのチャンネル13が水曜日に報じたところによると、パレスチナ抵抗勢力が要求している他の要求には、復興プロセスを停戦の第3段階ではなく第1段階に移すこと、第2段階ではなく第1段階で停戦を完全遵守することなどが含まれている。

またハマスは、18年間続いたイスラエルによるガザ封鎖の撤廃を要求しており、これには国境横断路の開放、人の自由な移動の許可、壊滅した飛び地内での制限なしの物資輸送などが含まれる。

イスラエルの高官は水曜日、ハマスの修正案に反応し、「これらは最も厳しい要求であり、アメリカの圧力が成功していないことは明らかであり、このような状況下で交渉を開始することは困難である」と述べた。

「これが長引けば長引くほど、より多くの人々が苦しむことになる。 今こそ駆け引きをやめ、停戦を開始する時だ。 イスラエルはこの提案をありのままに受け入れたが、ハマス側は受け入れなかった。」

とブリンケン氏は水曜日、カタールから述べた。

イスラエルが彼ら自身の停戦提案を「受け入れた」という米外交トップの主張にもかかわらず、イスラエル当局は、パレスチナの抵抗勢力に対する「完全勝利」が達成されるまで、ガザでの大量虐殺戦争は終結しないと繰り返し強調してきた。

「戦争は人質の返還を目的として停止され、その後、協議を進める」とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は先週述べた。

(了)

引用元

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