シリアでISISと戦うアメリカ❓/Aaron Mate
2022/02/04
キーポイントは--
シリアでISISと戦うアメリカについて、アメリカのメディアはほとんど説明しないが、アメリカはイラクに侵攻してISISに火をつけただけでなく、シリアに対する汚い戦争で政権交代の道具としてISISを利用したということだ。
ジョン・ケリーは、それを最もうまく説明した。
「ロシアが入ったのは、ISISが強くなり、ダーイッシュがダマスカスに行く可能性があるなどと脅していたからだ。
それでロシアが入ったわけだ。
なぜなら、彼らはダーイシュ政権を望まず、アサドを支持したからだ。」
とケリーは2016年に私的に認めている。
「”成長 “していたこともわかっていた。私たちは見ていたのだ。
ダーイッシュが勢力を伸ばしているのを見て、アサドが脅かされていると思ったのだ。
しかし、私たちは、アサドがその後、交渉してくれるだろうと、おそらく何とかなるだろうと考えた。
交渉する代わりに、プーチンに支援してもらったのだ。」
つまり、ケリー氏の言葉を借りれば、アメリカはISISが前進し、ダマスカスを脅かすのを「見ていた」のである。
しかし、アメリカはISISの成長を「管理」し、アサドを退陣させるために利用できると考えていた。
この素晴らしい民主化推進派のアメリカの計画は、ロシアが「ダーイシュ(ISIS)政権」を阻止するために介入したために頓挫した。
アメリカのメディアでケリー氏の言葉を認める人が少ないのは、シリアにおけるアメリカの残虐行為を個別に批判することは許されても、その根底にある数十億ドル規模のアメリカのシリアに対する汚い戦争を批判したり認めたりすることは許されないからである。
実際、もしそんなことをしたら、あなたはロシアのスパイだ。
また、米国が急襲したイドリブは、バイデンのブレット・マクガークが「9.11以降最大のアルカイダの隠れ家」と呼ぶ場所であることも指摘されていない。
米国がそれを作るのを助けたので、それを認めることはできない。
そして、シリアの「反乱軍」の本当の姿を暴露しているのだ。
米国がアルカイダのイドリブでの安全な避難所設立を助けたと言うのは、ジェイク・サリバンが2012年に認めた。
「アルカイダは我々の味方だ。アルカイダはシリアでは我々の味方だ」と。
アメリカと同盟国は、その「側」に何十億ドルもの武器を流し込んだ。その武器は、アルカイダがイドリブを占領するのを助けたものも含まれている。
(了)
引用元
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