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イスラエル軍はガザ地区の南部から北部までかつてないレベルの抵抗に直面している

【カタール、ガザ全域で衝突が激化する中、停戦交渉は「行き詰まり」と発言】

- イスラエル軍は、ガザ地区の南部から北部まで、多くの派閥によるかつてないレベルの抵抗に直面している。-

News Desk
2024.05.14

(Photo credit: Majdi Fathi/NurPhoto via Getty Images)

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥル・ラーマン・ビン・ジャシム・アル=タニ外相は5月14日、イスラエル軍がガザ最南端の都市ラファへの侵攻を続けているため、ガザにおける停戦と囚人交換の交渉は暗礁に乗り上げていると述べた。

「残念ながら、物事は正しい方向に進まず、今はほとんど膠着状態にあります。もちろん、ラファに起こったことは私たちを後退させました。」とアル・タニ氏は語った。

「数日以内に合意できるかもしれないが、戦争を終わらせる方法についてイスラエル側は明確にしていません。」と彼は追加した。

外相は、ガザの再建には400億ドルから500億ドルが必要だが、その議論はまだ『時期尚早』だと述べた。

彼はまた、国連安全保障理事会に対し、パレスチナを国連の正式加盟国として受け入れる「公正な」決定を下すよう求めた。

5月6日、ハマスがカタールとエジプトの仲介者に対し、停戦と捕虜交換協定に関する最新の提案を受け入れたことを伝えた。

抵抗グループは、恒久的な停戦、戦争の終結、ガザからのイスラエルの完全撤退(ハマスの合意の主要3条件)を保証できなかった以前のエジプト草案に大きな問題を抱えていたため、ハマスは合意を拒否している。

ハマスが受け入れた提案は、その取り組みの最新版だった。

#イスラエル軍 はその翌日、5月7日にエジプトとの国境 #ラファ 交差点を襲撃し、制圧した。

ジェット機が最南端の都市を激しく #空爆 し続けているため、子どもを含む数十人の市民が死亡した。

数十万人の民間人が #強制退去 させられ、この作戦により、この地区に援助物資を送り込む取り組みが大幅に中断された。

イスラエル地上軍は現在、ラファの東から侵攻しており、ハマスの #カッサム旅団 やその他の勢力による前例のない抵抗に直面している。

カッサム旅団は火曜日、ラファでイスラエル軍の輸送車数台とメルカバ戦車を標的にしたと発表した。  

クッズ旅団は同日、ラファのイスラエル軍に対しても迫撃砲攻撃を開始した。

イスラエルが #ハマス が北部で敗北したと発表してから数カ月が経過し、イスラエルがラファをハマスの最後の拠点とする公式見解を維持しているにもかかわらず、カッサム旅団と他の組織もガザ北部で激しい抵抗を続けている。

北部の都市ジャバリアでは数日前から激しい戦闘が続いている。

イスラエルは火曜日にジャバリア・キャンプの家屋数棟を爆撃し、車両と戦車が避難区域と避難所を包囲した。

ガザ地区当局は5月14日、ガザ北部には機能している病院は残っていない、と発表した。

火曜日のイスラエルによるガザ中心部への砲撃だけでも、子供を含むパレスチナ人14人が死亡した。

(了)


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