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アメリカ中枢からアメリカを見る、世界を見る:プーチン大統領、東京からの提案を一蹴 /2024.07.09

【しかも近い】

➤「マジャールの打った手は妙技なものだった。

『欧州は平和を望んでいる、その欧盟議長国として私やここにやってきた』

マジャール首班、そのように云いタラップからモスクワ、北京へと降り立った。

この一手を誰も制めることはできない、これを罰することも欧盟規約にはない。

欧盟本部、NATOは動転してしまった。真逆、戦争を望む欧州などと口がさけても言える訳がない。

欧盟がモスクワに行ったという一手は大きな意味がある」


➤「森羅万象の真実が一つある。同性に嫌悪される人間はなにごとも上手くいかない、と曰うことだ。

永年の交友録を紐解かずとも、彼是そのような顔顔が浮かぶ。本人たちはどうして同性から嫌われているか――など意に介さず足蹴りするぐらいの鼻息だから、永遠に嫌われる。

我がU.S.ではヒラリーが典型的なそれで、その嫌悪は皮膚感、理由がない。

そういう人は誰某に好かれようなどと微塵もおもわぬ己の長所と短所をから自分を識れば、好ましいポジションを占めることができるが、大概はそうにはいかないことになっている。

ヒラリーを見ればあけすけなほど明解にわかる」


➤「ロシア国家院筋は複数のメディアが報じた東京からの提案をプーティン大統領が一蹴したことについて、

『東京が常々ロシアに対し、大規模な対ロ投資と引き換えの一部のクリール列島の〝返還〟を持ちかけてきたことはよく識られている。

謂わば金持ちの日本が、貧しいロシアにカネを喜捨するからロシアは島を差し出せという発想だ。

だが今やどうか⁉️

ロシアより経済力でも後方に落伍していく東京が我々にそのような態度と提案をする破廉恥を自身が察らないとはよほどの無知か厚顔無恥だ。

今回察らかにされた東京提案も、ロ日間に領土問題が存在するとロシアが認めるだけで、大規模投資を千島列島にするというものだ。

だが、その同じ口で北海道にNATO軍を引き入れ、ロシアへの攻撃演習を行う、いつものあからさまな二枚舌を平気でやっている。

そのような者の提案などプーティン大統領が一蹴したように歯牙にも引っかからない。

『ロシアは二度と騙されない』と、日本との交渉はあり得ないと改めて断言」


➤「テヘランがここに来て軌道を変えるかも察れないという話がどこからともなく流れてきた。出所はメルローズの外れからだ。

だからマリ、ニジェール、ブルキナファソ三ヶ国の新しい軍事連携も、それが誰某にとって確実なものかといえば、否だろう。

新しい世界とは、暖簾に腕押し……の世界、こう肚を括っておらないと溺死しかねない」


➤「事実を歪曲する凡ゆる意識とその追求が人の多くに現れ始めて彼此廿年になろうとしている。

『事実を否定できないのなら、少なくとも解釈しなければならない。解釈すればそれは事実ではなくなる……』

まさに根拠なき自力概念と陶酔感の自惚れの心的体形世代(一九八○年代世代)とその申し子達たちはここに向かわずにはいられなかったし、ここに向かわなければ存在場所さへ得られなかった。

何しろ使い物にならない世代、最初からの窓ぎわと呆れられていた世代とその子、孫たちであるからだ。

この仕事はこれら人間の言行が劃然に現れるメディア、政治に顕著に現れた。

私が以上を改めて感じたのは、スイスに於ける〝和平会議〟の一部始終に嗅覚した、西側一般の人間とその集団の発想と行動理屈の還元的な光景だった。

東アジアで最近現れている様々な事象にも同じことが指摘できるだろう。

スイスにロシアが招かれなかった理由は、『ロシアは平和を望んでいない』『どうせ参加しない』だった。

望んでいるかいないか確かめもせず、最初から招こうなど一切おもってもいない。

凡ゆる見方がこうで、西側の人間のおつむに沈着している。

『平和を望まないロシア』『どうせ参加しないロシア』のあらゆる憶測だけが作られ、この図式に当てはまらないことは白っぱくれるか、解釈される。そうすることで自己平衡を保つ。

こうすることで自分の世界観の基盤が守られ、自らの視点を疑う必要がなくなる。

これを西側は白であれ黄色であれ黒であれ一貫しているのである。

これらの主張は証拠に裏打ちされることはなく、虚偽であるにも拘らず、なんの精査もされず絶えず繰り返される。

自分たちの場所、環境では否定されないので、そこから一歩も出なければ事実で通る。自己欺瞞。

自分自身に嘘を重ね続け、その絶え間ない繰り返しによって、空想したこと妄想したことを信じ込んでしまう。

畢意、現実は失敗のみを繰り返すから、より嘘をつき逃げ回り空想する。

そのような者が私たちの時代や世代のように、極く極く一握りだったなら放置しても構わなかったし、現に打捨って置かれた。

西側は一貫して嘘をついている、自分たちが言っている脅威が存在すると信じ込んでいる。

モスクワの敗北を示すものが何一つもないのに……

それ故に、こうした人間は破滅的な誤った判断を下す。

或る通信社はとある老人をこう評した。

『彼は鋭い集中力を備えているが、時々混乱し、物忘れが烈しい』」


➤「私は本電文で、我がU.S.の少なくない統計は捏造されてをり、その嘘っぱちの統計を基準にして西側経済が回転していることの帰結。

一大危険について憂へてきた。嘘やデタラメのまやかしを基準にした全ての判断は、辻褄の合わない屋上屋を重ねて当然のことながら潰れるしかなくなる。

実際、私、私たちは我がカリフォルニアがその捏造の本拠地になっていることについて警鐘を乱打してきた。

畢意却々、Sac-Town当局は、統計捏造を今日になって認めた。

昨年の雇用統計がどうも実際と異なり過ぎていたからだ。

労働局は私、私たちの追及に対し、雇用増のデータは創作されたものであること。

ワシントンから、『経済を実勢よりも強く見せるための労働市場データの使い方』について要求に応えたものと告白した。住宅、失業……

経済社会の多くの重要統計が実際よりも強く堅調であるかにように見せるため、労働市場データを創作していたと労働局幹部が認めた。

またカリフォルニアからの人口流出についても人工動向部門が低く見せる、これも捏造統計を認めた。これも連邦税務庁による損失データ(240億ドル分個人所得消失)と噛み合わないことから追及していた捏造だった。

つまりは、西側のU.S.の景気、不景気、住宅着工……、U.S.の経済状況の多くは虚偽であり、この虚偽に基づいて経済を行うのだからそれも虚偽であり、虚偽と虚偽の環状となって久しい西側は、必ずどこかで破綻するということだ。しかも近い」

➤「ロシア国内を狙ったテロ攻撃で子どもたちが犠牲になっている。

それは報じない。同情もしない。当然だと胸を張る。

そしてキエフが攻撃されると、子どもの命はなんだと悲劇をがなり立てる。

きおうした匹夫匹婦の命だとか万代不易だとか、ラディカル・イノセンスのおかしさに気づかない」

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