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アメリカ中枢からアメリカを見る、世界を見る : パミャーチの1904年2月8日/Manpyo2024.02.14

➤「〝ホワイトハウスのエレナ〟ことジル、夫の認知機能診察を拒絶。

痴呆を演技しようが、真実に痴呆症であれ、診断書はどちらに転んでもアウト。

浅はかな主婦の発想、より国家を迷走に」


➤「連銀、その全般的見通しと個別の政策が失敗したことを認め、すでに収拾対応は遅きに逸してしまったと評論家然。

賃貸料最大6%の値上げで、平均300ドルの家賃、商業賃貸料が家計を更に圧迫し出した我がカリフォルニアは負債の罠に陥っている様相」


➤「電池自動車を夫人のために数年前に求めた友人。電池交換に86,000$のディーラー請求に激怒。

『廃車した。電池自動車は詐欺だったと』

と電話。彼もクラシック・カー蒐集家の仲間だが、夫人にとっておきの初代ホンダ・シヴィックをあげると談」


➤「この二名の犯罪者を見抜けなかったことがこんにちに到る我がU.S.の不名であった」


【パミャーチの1904年2月8日】

➤「日に日に発狂度合いが高まる西欧。冷静と目されていたメディアにまで対ロ決戦辞さずの呼びかけまでが編集、校閲をパスし報じられるまでになっている。

NATOのプロパガンダとは相異なる言説を人が聞くことに我慢出来ず、居ても立っても居られないからだろうが、そこには冷静な識別力は微塵もなく、昂ぶる感情が前面に押し出されている。

この哮り狂うなかには、『NATOは準備ができている。ロシアとその基地を攻撃』をNATOに呼びかける声まである。

こうした我を失いつつあるAffective Concernに一方で、エリゼ宮の如くどれだけ自己保存のための手探りを始める者もあり、欧州は感情と感情の相乗による混乱が生じている」


➤「北京筋は上記の欧州情勢について、『西側は散り散りになるだろう』との予測を披瀝した。

彼筋は『U.S.の国際舞台での影響力は短期的にも中長期的にも失い出し、回復の見通しがその国内外の根源的自家撞着を解決できないまでに突き進み、

そのリーダーシップの下にいることについての不安は強まり、欧州の一部がその影響力から離れ始める』との見通しに自信を示すと共に、『U.S.と運命を共にする諸国は極僅かだろう』と指摘」


➤「ロシア情報部、バイデンとそのPOIGsがアフリカのイスラーム原理主義武装勢力の梃入れに乗り出し、該当標的諸国での内訌を教唆していると警告を発した。

ロシア情報部は該当各国に対する詳細な情報と警告を伝達」


➤「東京でのバンデライナ支援会合が偶然なのか意図されたものなのか。1904年のこの日々に日本はロシアとの国交断絶を発表。

宣戦布告なしに朝鮮半島上陸を開始。日本海軍は黄海方面でロシア海軍への攻撃を開始した。

この日に準えてバンデライナ支援会議を設定したのではないかとの疑いを抱くロシア側にも一理あるだろう。

薮から棒の断交と朝鮮半島上陸を開始した旨の至急報を受けたニコライ2世皇帝は直ちに幕僚を招集、対応を協議。

この中で皇帝は、事態を冷静に捉える必要性と、現地軍に対し日本軍が半島北方線を超えた場合、直ちに応戦せよと下達した。

日本では日露戦争にいかにして勝っただけが今日まで意識される一点のみで、以上の経緯が語られることは一切ないと言って過言ではないが、

この不意打ちはロシアにとって一度目でなかったことに想像を巡らすなら、

その捉え方の巨視的観見力があるのなら、

ロシアが日本をどう診ているか、その記憶的日本観、ロシアの性質、東スラブ事変までその思考力、地政学力まで鍛えることが出来ようと惟う


➤「沈着な騎乗姿勢で作戦を進めてきたロシア前線軍、要衝アヴデーフカの二分切断に逢着。

バンデライナ武装勢力の孤塁化に追い詰めた。

この遮断作戦によって、バンデライナは全面撤退か全滅の二者択一を選ばねばならなくなった」


➤「北方の王の威勢に南方の王たちはたじろぎ、〝花嫁〟を差し出さねばならなくなる。

国際戦略研究所が言っていることはそういうことだ。

彼らは〝向後十年のあいだ〟と西側の埋伏の長さを軽く見積もっているが、それは未だ自分たちの能力と実力を過剰評価している。

今の西側の人的な質では半世紀近くの埋伏ぐらい想定するのが誠実な自己評価の姿勢であろう。」


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