新疆で何が起きているのか？／Angelo Giuliano著

政治・金融アナリスト Angelo Giuliano 記

新疆で何が起きているのか？

米国が新疆ウイグル自治区で、中国の少数民族であるウイグル族100万人を強制収容所に入れたと主張していることはご存じだろう。

もし、新疆ウイグル自治区で大虐殺があったとしたら、それはおかしな話だ。

なぜ何百万人もの難民が流出しないのか？ たった十数人のウイグル人が難民資格を得て中国から西側に渡り、アメリカの利益のためにフルタイムの役者になるために助成金をもらっている。

なぜ新疆の人口は、他の中国の人口や他の少数民族よりはるかに速く増加しているのか？

なぜウイグル族は一人っ子政策の対象にならなかったのか

なぜ、中国の人民元にはすべてウイグル語が印刷されているのか？

なぜ新疆ウイグル自治区は、この数十年で飛躍的に発展し、最も繁栄した地域のひとつになったのか？

100万人の抑留者の主張は、CIAの延長に過ぎない全米民主主義基金に資金提供された過激な反共主義者、エイドリアン・ゼンズの研究によるものである。

彼は8人の独立派の人々にインタビューし、100万人が拘留されたと推定した。

新疆ウイグル自治区には教育センターがあり、何万人ものウイグル人が通っているのは事実だ。それは中国が、米国が資金提供した新疆の分離主義者たち（中にはテロリストもいた）を脱洗脳するための手段だった。

中国は、過激化問題の根源である貧困と無知に取り組むことを選択したのだ。

教育と職業を与えることで、中国は過激化したウイグルの人々に貧困から抜け出す道を与えたのである。

アメリカの対テロ戦争では、アブグレイブやグアンタナモで拷問を行い、アフガニスタンやイラクで100万人を殺したが、それと比べると大きなコントラストである。

米国が支援するテロが中国で発生し、その問題を引き起こした張本人たちが、テロとの戦いに成功した中国に反撃しているのだ。

火をつけた者が火消し役を批判するようなものだ。

ポンペオが言ったように、我々は嘘をつき、ごまかし、盗んだのである。これが米国とCIAが行っていることであり、詐欺の文化なのだ。

大量破壊兵器の嘘、クウェートで床に投げ捨てられた保育器の嘘、シリアのドゥーマ偽ガス攻撃の嘘に続いて、またもや大嘘をついた。

ゲッペルスが言ったように、「十分に大きな嘘をつき、それを繰り返し言えば、人々はやがてそれを信じるようになる」のである。