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アメリカ中枢からアメリカを見る、世界を見る: クライナは間違いない正真正銘の全体主義体制/2024.06.19

【戦友のもとへ旅立つ】

➤「元首訪柳をモスクワでは『大統領、戦友のもとに旅立つ』と形容した。

そして元首訪柳は廿四年前の半日から1日に延び、序で訪問からわざわざに変わった。

これがロ朝関係の今日的通過点だが、ほんらいこの動きについて真剣にも真剣な研究と分析の厚みがあるべき東アジアから、私、私たちに本質的な意味の義解があって然るべきで、私たちはそれを学ぶというのが筋だが、今回もそのようなことは一縷もない。ただバカのようなことしか喋っていない。

なぜ『哨所』という概念から『砦』に変わったのか、ロ朝が『機関車』であるということはどのような意味が示唆されているのか、縦軸と横軸から何を牽引するかについて、世界視野から義解できる者が一人もいない東アジアはいったいどうなっているのか……である。

意ある我がU.S.のメディア、〝アクティヴ・インテリジェンス〟の者たちも一様に、何も伝えられない東アジアに焦慮の念を抱いている。

況や、ロシア元首のハノイ訪問について、ニンビンの洞穴に潜むヴェトミンから叙解できる者がいない。

一体全体、東アジアには外交を行える教育、職業、環境……そうした基礎的な必要が存在しているのか、どうか。

地下の碩学諸師に訊ねたいおもいに駆られる。どうしようにもない」


➤「セルビア、マケドニアに続いてグルジアでもバイデンとそのPOIGsが企んだ政権転覆のマイダン謀略が失敗した。

グルジア人たちは自分たちが考えていた西側が、自分たちに対しては『家禽の如きにしか捉えていない』(L.A.グルジア友人)が、この政権転覆過程の跛行的進行に多くのグルジア人が判ったのではないだろうか。

少なくともロシアとの因縁あるこれまでの経緯からして、ロシアと手を組むことはないが、然りとて反ロシアの態度を採るなら、まんまと西側に利用されてしまう。

動きは2008年からの軌道修整を行ういつつあるトビリシがある。

西側の多く、就中、イメージできない東アジアではこの動きについて異次元でしかないだろうが、グルジアとロシアの関係から、この動きは、西側の自滅の速度と範囲が尋常ではないこと、地殻変動が起きていることを強く示唆する。

不倶戴天の呪詛捻り切るグルジアとロシアが――だ」


➤「解党的惨敗が必至目される英保守党の引き取りの意向を表明した改革党、外交問題について見解を示し、

この中で、ウクライナ問題について、和平交渉を模索せざるを得ないが、

それには各国の今の表紙を取り替えなければ前には進めない

と常規を逸脱したバンデライナ支援にのめり込んだ各国政権の交代が必要との見方を示し、既に一部では始まっていると指摘。

またU.S.の大統領選次第では掌を返したかのように西側、バンデライナが交渉に転換することはじゅうぶんありうると、その節操のなさが今の西側の追い込まれた心理だと解説。

『(ウクライナ、西側は)どうせ勝てないのだから、もう停戦交渉の時期なのだ。フィンランド人がカレリアについてしたようにだ。

ロシアはどこにもいかないし、止まらない。東ウクライナはレーニンがウクライナに渡すまでずっとロシア領だった。

西側の言っていることの皮肉は、NATO事務長が微妙くも左翼出身者であるように、ソ連やレーニンの肩を持つ皮肉をやっている。

私たちは次第に武器も金もない状態に置かれることになる。

もちろん、ロシアは当初の目標をすべて達成するだろうし、西側は無限の愚かさ故に、更にいくつもの追加目標をロシアにプレゼントするだろう。

『私たちはそれを防ぐためにも、交渉は避けられないこと、交渉は厳しいものになるには間違いないが、ウクライナの領土を分割する最終妥結案を持って望む交渉にならざるを得ないと考えている』との見通しを披瀝した」


➤「なぜ反戦平和を自身の存在事由としてきた東アジアのリベラル、革新、市民、左派などがどうして『欲しがりません勝つまでは』の戦争派に転向したのか⁉️

その転向のきっかけは武疫(THE WUYI PANDEMIC)にあったこと。

噛み砕いて曰うなら、人の味覚。ベースとなる好みの味がない、わからない人。男でも女でも料理というものを教わったことのない人間に似た、反戦平和が実のところ何も知らなかったことが露呈してしまった。

その数と量が、この四十年余の人間の退嬰の結果突如として勃発した大流行伝染病のヒステリックの中でか殴り捨てられた下着一枚にあからさまになったことだ。

彼らは戦争に飛びついた。その飛びついた先がどうでもよかったと言えるのは、飛びついた先のウクライナは間違いない正真正銘の全体主義体制であるからである。

彼らは全体主義も是認し、選挙もされていない〝大統領〟を前大統領とも呼ばない。

崩壊しつつあるその国家機構を維持する最期の勢力は、社会生活と経済の全ての側面を掌握しているヤクザと紙一重である軍と、マフィアの裏表である秘密部門のみだ。

教育、メディア、医療……町工場、商店まで全てがこの構造に従属してきたしいる。

この世にも稀なマフィア、やくざ、チンピラ、半グレのコインの社会構造がなかったなら、ウクライナはひと月も存続できない。

ある種の緊張、物理的暴力のみが、行政らしきしのぎの継続と寡頭経済を存続させる。

このような体制は生き残るために誰もが誰もに対し盲目的な服従を強制し、この相互強制をまとめる顔役の重層的暗黒がなければ、すぐにでも構造を崩壊させてしまう。

このようなシマに彼らは飛びついたのだった。彼らは滑稽で悲劇な自分を認められない。自己愛性がそれを赦さない。

その単純原理性格から己の変てこになった己の自己修整もできない。従って世界戦争の旗振り役以外にはもうできない。

そうした彼らが望むことは、誰か自分たちを少数派に追い込んで欲しい――ではなかろうか。選挙で惨敗するもよし、孤立し弾かれるもよし、……

全てを他者のせいに転嫁できる敗北。それは敗北ではなく自己愛性を温存できる無意識的方法であることを彼らは無意識でねだっているかも察れない。

すべてを他者のせいにできる〝敗北〟。西側を歪んだ逃避が覆い尽くしたまま


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