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"チームで用意すべき備品"【かんしゃら流 県外から高知のよさこい祭りへ⑥】

今回は
「本祭中の備品は何があるの?」がテーマです。

このテーマは私も毎年試行錯誤中。
他のチームさんとの情報交換を重ねて毎年アップデートしています。

・キャパと特性を把握する
そもそも本祭中にどれだけ運ぶことができるのか?を考慮して、備品の量も変わってきます。
かんしゃらの場合は年度にもよりますが以下に備品を分担して置いています。

・地方車
・バス
・キャリーワゴン
・サポーターさんの手持ちカバン
内訳は以下の通り

ホテルは備蓄庫として、これらの予備を置かせてもらっています。

かんしゃらではサポーターさんに救護カバンを用意し、携帯してもらっています。7〜8人の踊り子につき1人のサポーターがつくようなイメージです。
塩分タブレットなどは1日に一袋くらい。
飲料は2Lで1日3〜4本程度。
瞬間冷却パックは去年はほとんど使いませんでした。
なくなりそうになったら演舞中は隊列後方のキャリーワゴン、演舞以外はバスで補給してもらうシステムです。

キャリーワゴンは救護カバンの拡張版の他、踊り子の貴重品カバンを入れています。
なお、かんしゃらでは指定の貴重品袋を支給しており、嵩張らないように踊り子に配慮してもらっています。
高知では踊り子7〜8人とサポーター1〜2人で1班を作り、演舞中は班ごとにカバンに貴重品まとめて管理しています。
また、キャリーワゴンには氷を入れたジップロックを小さなクーラーボックスに入れており、演舞途中で抜けた踊り子にサポーターから渡され、身体を冷やしてもらっています。

バスには、座席下の荷物入れにはこのキャリーワゴンを入れて、演舞会場間を移動しています。
バスの良いところは冷房が効いているところで、中には冷蔵庫もついているバスもあります。
そこにはチョコレートやカロリーメイトなどの簡易食料、飲料などを置いている他、
演舞をパスする踊り子がバスで休むことを考慮して、救護カバンより本格的な用品をバスには置いています。

最後に地方車ですが、
ここには2Lの大量の飲料セットとカチ割り氷が入ったクーラーボックス120L x2が置かれています。
カチ割り氷は当日の朝に漁港に行って、購入。
200〜300円くらいで1日分は確保できるのでおススメです。
この氷をジップロックに入れて、演舞を終えた踊り子に渡す他、飲み物を冷やすのにも使っています。

キンキンに冷えてやがる私のビールです🍺

その他、わたしの旗や予備の鳴子、撮影機材など演舞に使うものは地方車に載せています。

・高知の方々の協力は必須
かんしゃらの備品はこういう感じで、
大きなものでいうとクーラーボックスなど。
当日の準備を考えると事前に高知に送っておく方がベターです。
地方車業者に送って積んでおいてもらうか、ホテルに置いておくか、いずれにせよ幅を取るものなので事前に確認しておくことをお勧めします。

チームの規模や人数、バスや市内の宿の有無で内容は変わってくると思いますが、スタンダードモデルとして参考にしていただければと思います。
また大阪では高知に出ているチームの担当者で集まって、高知の情報交換会を開催しています。
夢源風人、浪花乱風、よさ朗などに参加してもらってこういう情報を交換し、よりお互いが上手く安全に高知を楽しめることを目的とした会になっています。
あなたの街でも、そんな繋がりを使ってみるのはいかがでしょうか。

かんしゃら
代表 高津 みなと

あるときはメダルを作って地方車に隠していました。最後の演舞の後に全員にプレゼント。

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