"高知の宿問題"【かんしゃら流 県外から高知のよさこい祭りへ③】

今回は高知までの準備について。
このテーマは何回かに分けて書くことになります。盛り沢山なので。(宿/地方車/バスの手配、備品準備、保険加入、スケジュール立てetc.)

県外から高知のよさこい祭りに参加するにあたって、切ってもきれない問題が「宿問題」ではないでしょうか。
これから新規参入を目指すチームさんにとっては恐らく1番の壁だと思います。各チームさん、祭りが終わると「また来年もよろしく」とその時点で来年の予約をしてしまうので、入り込む隙はありません。

そして高知市内の宿が県外チームを全員泊めるには足らないのです。
(空きがあったとしてもとても高額...)

そもそもかんしゃらもまだ安定してません(笑)
1年目は副代表の学生時代のチームのツテをフル活用して市内3つの宿に宿泊。
3年目でようやくホームとなる比較的大きなホテルを見つけましたが、7年目の今年はそのホテルが改装で使えなくなるかも知れないハプニング。
代わりの宿をなんとか手配できて少しホッとしている現在です。
なんてったって高知に移住した副代表の家(3LDK)も貸してもらってます。全く安定してない。

そもそも高知市内のホテルは老朽化・高齢化しているところも多く、先行きは少し不安でしかありません。商工会や観光協会のお力でなんとかしていただけないかといつも思ってる次第です。
(みんな高知に観光しに行こう！3月には春のおきゃくがありますよ！！)

・市内から出たら意外とある
高知市内はこのような状況なのですが、高知市から離れると実は意外とあります。南国市...はちょっと厳しいかもしれませんが香南市やいの町なら空いているところが見つかることがあります。
以前、関東の学生チームさんに相談されたときは香南市のお宿を紹介することができました。
バスがあるチームさんならこういうやり方も出来ますね。
ただ、夜の高知のひろめや屋台を満喫できないのが少し残念なところです。
またバスのコストを抑えたり、時間ルールのために演舞時間を早めに切り上げる工夫が必要になることもあるので、少し頭を悩ませるポイントですね。
宿問題は本当に難しい問題だと思います。

・チームで手を取り合ってネットワークをつくりたい
※個人的な見解であり、観光客など他にもお宿を必要とされている方も居られますから兼ね合いも必要。

と先におことわりを入れておいて、高知に参加する県外チームで宿をシェアする仕組みがあればもっと柔軟になると考えてます。
今年は踊り子が例年より多い/少ないを互いに補填できるような関係性。
「このエリアに空きがある宿があるよ！」と教えられ関係性。
「うちの宿に空きがあるか聞いてみるね」と助け合える関係性。
互いに切磋琢磨して競い合うところは競うけど、高知で踊りたいという県外チームの想いをワンチームで実現できるような、そんな環境をいずれ作っていきたいと考えています。

とりあえず、これから新規参入を目指すチームさんはすでに高知に出ているチームの運営に知り合いを沢山使っておくことが良いと思います。
もしかしたら宿じゃなくて公民館とか、いろんな情報が入ってくるかも知れません。情報に勝る武器なしです！
私にご相談いただいても構いません、微力ですが伝えられることはどんどん伝えたいと思います。
もし運営側の皆様でこんな情報持ってるよ！ってのがありましたらぜひ教えてくださいね！

かんしゃら
代表 高津 みなと

かんしゃら一部メンバーから絶大な支持を受けているホテル吉萬 よさ朗さんや東京花火さんもこちら。