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メモの取り方のコツ公開!

「仕事の会議や、学校の講義でよくメモやノートを取ったりするけど

後から見返すことってあまりないし、ぶっちゃけ無駄じゃない?」

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そんなあなたに”メモの魔力”という本をお勧めしたい。

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この本はあのSHOWROOM株式会社の社長の前田裕二さん

が執筆した書籍やね。

前田さんはアイドルやタレントがネット上の仮想空間でライブ配信をするサービスを立ち上げた人で今波に乗ってる人やね。

前田さんはメモ魔として有名で

すっと肌身離さずメモを持ち歩いているそう

実はSHOWROOMというサービス自体も前田さんのメモのアイディアから生まれたモノらしい。

まさにメモのプロやね。

そんな前田さんの本を読んだので、自分なりに
学びを書いていこうと思う

結論から言うと

メモをただの覚え書きとして使っていては

メモを有効活用することができないんよね


その理由を順を追って説明していこう

目次:

◆メモの魔力について

◆メモを取ることの2つのメリット

◆抽象化することの3つのメリット

◆メモを取る時のポイント

◆メモを習慣化させるためにあなたがやるべきこと


◆メモの魔力

実は前田さん以外にもメモを取ることに長けていた人はいっぱいいる

アインシュタインとか、ダーウィン、ナポレオンといった過去の

偉人はみんなメモ魔だったそうだ。

もうちょい身近な存在で言うと

ヤクルトや楽天で監督を務めた野村監督とかも”野村ノート”で有名よね。

何故メモを取ることは有効なのか?

前田さんは映画鑑賞や旅行先で自分の心を揺るがされる経験をした時

その都度メモを取っているそうだ

それは一見今の自分にとって大きな価値には変わらなくても

後々斬新なアイディアとなって大活躍してくれる可能性があるからだという

いつどの経験が今後の自分にとって役立つかその時は分からないからやね

また、自分自身についてメモすることで

自己分析が可能になり、それによって自分への理解が深まる

つまり、自分のやりたいことが見つかるということ

今の時代、自分にについて深く知ることが重要

何故なら、これからは

お金をどれだけ持っているか”

ではなくて

人の感情や共感といった内在的価値が重要となる

”価値経済”へと時代がシフトしているから

これからは自分のことを知り、何かに熱中している人が

多くの人の共感を集め価値のある人になるでしょう

クラウドファンディングとかが良い例やね


◆メモを取ることの2つのメリット

次に具体的にメモを取ることのメリットについて見ていこう

メモを取るメリットは2つ

●メモを取ると記憶することに脳のメモリーの容量を取られない

学校の講義や職場の会議などで、メモを取らずに話しを覚えておくことはまず無理だろう

なぜなら人は忘れる生き物やからやね

明日になれば内容の70%は綺麗さっぱり忘れ去られてしまっているだろう

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その内容を忘れないようにメモに書いておくことは大事よね

ただし!

ここで注意したいのが

”覚え書きのためにメモを取ってはいけないということ”

言われたことを忘れないようにするためにメモを取っていると

メモの有効性を活かせないんよね ← 後で説明

要は後で見返すためにノートを使うんじゃないよってこと

ここでのポイントはノートを取ることで

記憶することに頭の容量が取られない分

”頭の中に余白が生まれる” 

ここが重要だってこと


●メモを取ることで思考力が上がる

この頭にできた余白を使って思考することができる

メモを取るという行為は文字を書くわけやから

耳や目から入ってきた情報を強制的に

自分の言葉で加工する必要がでてくる

”言語化”っていうやつやね

この言語化をする過程で必ず自分の頭で考えるという作業が生まれる

これが思考するってこと

頭に入ってきた内容をメモで自分の言語に変換していくことで、頭に入れた内容は抽象化されていき、思考が研ぎ澄まされていく

これで思考力や発想力を上げるなどの知的生産を向上させることができるってことね。

だから

日々の出来事を忘れないようにメモを取ることよりも

出来事や曖昧な自分の思いを言語化して思考を深めてこそ

メモの効果を発揮するということ


さっき”抽象化”って言葉をシラっと出したけども

説明しておくと

本質化、一般化、グループ化するのと一緒で

物事を今のステージより大きく考えるということ

例えば

犬、猿、雉は別々の概念やけども

抽象化して考えると動物っていう概念で一括りにできるよね?

もっと言えば動物と植物は別ものやけど、もう一つ抽象化すると

生き物って概念で一括りにできる

これが抽象化ということ

共通点見つけみたいな感じやね

この抽象化って言葉がメモ取る時に非常に大切なんよね

次に抽象化することのメリットを書いていこう


◆抽象化することのメリット


●物事の本質が見えるようになる

会議中などにメモを取って抽象化することで

より話のテーマの本質が明確になるため、全体像を把握し易い

話の本質 つまり全体像を把握して会議に参加するのと

枝葉の部分の内容しか理解できていない状態とでは

当然理解度が変わってくるよってこと

本質がわかってしまえば、重要度の低い話に時間を取られることが

ないから、大事な話に集中して考えることができる

だから生産性が向上するって図式やね

会議中にトンチンカンな質問をして話を止めてしまう人は

全体像が把握できてない人ってことやね

80:20のパレードの法則っていうのがあって

物事の大事な部分は全体の20%の割合だよっていうのがあるけど

仕事ができる人はこの20%にだけ集中することができるから

少ない労力で大きなリターンを生み出せることができるんよね

つまりは、時間を有効活用するために

常に本質は何か?抽象化を意識することが重要だってこと

抽象化する時のコツは

・つまり一言で言うとこうかな?

・例えるとこういうことかな?

・何故そうなるのかな?

みたいな感じで常に自問自答することやね

例え話が上手い人ってだいたい頭の回転が早くて

仕事ができる説あるよね(笑)

●アイディアが生まれる

メモを取ることで言語化能力、つまり抽象化能力が高まって既存の知識を

言語化によって色々組み合わせていくことでアイディアを生み出すことが可能になる

発明は他の分野のアイディアを転用することで生まれてるものが殆どよね?

例をだすと

Googleの検索エンジンのアルゴリズムは学術論文の評価システムを参考にしてできてるし

高血圧や心臓病の薬の副作用はバイアグラに応用されてたり

他の分野との掛け合わせで新しい価値が生まれるってこと

現に前田さんのSHOWROOMの話で言えば

スナックからヒントを得てる

スナックのママが忙しい時にお客さんがお酒を注いだり

別のお客さんの接客もしてくれたりと運営側のやることを

お客さんがやってくれたりするのがスナックなんよね

これは、本来埋めるべき人員不足っていう

余白の存在によって

お客さんの承認欲求、所属欲求が満たされるっていう現象を作りだしている

つまり、お客さんの居場所ができているってことね

この運営者とお客さんが空間を一緒に作り上げていく感覚を

SHOWROOMに転用してるんよね

SHOWROOMに出てくる人って優秀なアーティストとかではなくて

歌も演奏も未熟な人が多いよね

そういった余白が視聴者側は埋めたくなって、発信側と受信側の境界

が曖昧になるから、しっかりとファンコミュニティーが育っていくんよね

こんな感じで、一見かけ離れているモノからでも、関連性を見つけ出す

抽象化思考が身につくと、あらゆるところからヒントを集めてアイディアが

思い浮かぶようになってくる

▼抽象化トレーニング

因みに前田さんは何も関連性もなさそうなキーワードを

適当に2つ取り上げて、2つのキーワードの共通点を挙げれるだけ

挙げるゲームを毎日しているそう

やってみると良いかもしれないね

●記憶力が高まる

例えば講義などの先生が前で喋った内容を覚えておくのは難しい

そこで抽象化して全体像を捉えることで、要点が見えるようになるから

記憶に定着しやすくなる

さらに、抽象化すると他のジャンルとの関連性も見えてくるから

関連づけて記憶として定着しやすくなるんよね

語呂合わせと一緒の原理

以上が抽象化することのメリットね


◆メモを取る時のポイント

次にメモを取る時のポイントね

実際にどんな感じでメモを取っていけばいいのか?

ポイントは2つある

●要点を強制的に3つに絞ってしまうやり方

読書の内容とか情報量が多いと何が重要で何が重要じゃないのか

わからなくなってしまいがちよね

そういう時は自分で要点だと思うことを3つに分けて考えるのがオススメ

自分で重要だと認識した物を3つに絞ることによって

その重要度の高い3つに関連した情報を

フィルターをかけて優先的に頭に入れることができるから

情報量が絞れて記憶に定着し易くなるんよね

それと3という数字は心理的にバランスが良く、頭の中で整理し易い数字なんよね

キャッチフレーズとかも3つのキーワードで構成されてることが多い

バイト するなら ターンワーク とか

高身長 高学歴 高収入 とか

押さない 走らない 喋らない とか

不思議な数字よね(笑)

●自分の言語に直して、新たな付加価値やアイディアを加えて他人にアウトプットすることを前提にメモを取る

頭に入れた情報をそのままメモに書いちゃダメね

それは抽象化できてないから
覚え書きと一緒

しつこいようやけども

頭に入れた情報を自分の言葉で書き換えて掘り下げて考えることが重要

・なぜそうなのか?

・要するにどういうことなのか?

・例えばどういうことが言えるのか?

・他にもこういうことも言えるよな?

みたいな感じね


◆メモを取ることを継続させるためにあなたがやるべきこと

「メモを取ることは思考力を鍛えて物事を抽象的に考えれるようになるために重要で、メモの書き方もだいたいわかったけど、

それって継続が重要ってことでしょ。

メモを取り続けることって難しくないか?」

そう継続してこそ、このメモの魔力が発揮する

でも継続することが一番難しいよね?

有名な陸上選手で兼政治家のジム・ライアンの言葉でこんな言葉がある

「走り始めるのには動機が必要で、走り続けるには習慣が必要だ」

つまり継続するには習慣化するしかないってこと

ではどうやったらメモを取ることが習慣になるのかというと

これについては1つだけ

”メモを取ることの目的を持つこと”

どういうことかと言うと

ただ闇雲にメモとって思考力を上げようとしても絶対に続かない

それはメモを取るための目的がないから

例えて言うなら

ゴールのないマラソンに出走するのと同じこと

途中で何のためにやってるのか分からなくなってくる

だから”目的を明確にすることが大事”だってこと

つまり自分には成し遂げたいことがあり、それを成すために

今メモを取っていることを活用したいんだというマインドが

継続することのポイントってこと


世の中の物事に関心を持てずにスルーしてしまうのは、それらのと物と自分どに関連性を見出せないから

逆に自分のビジョンや目的が明確になってる人は

あらゆる物に興味が湧いて
自然とメモを取りたくなる姿勢になるんよね

つまり

”世の中のあらゆるモノを自分の目的のために取り込んでやろう”

みたいなスタンスに自分の状況を持っていくことが重要

そうなれば

今まで自分にとって関係ないと思っていたことに

興味を持ち始めて、それを理解することによって

自分の目的の地肉に変えてまた1歩前に進んだ自分を実感できる

どんどんメモを取ることが楽しくなるはず


◆まとめ

以上まとめると

メモを取ることは頭の容量を節約し、思考に使うことができる

思考することで、抽象的な物事の考え方が身につき、他のもの

との関連性が見えてくる。

だから、アイディアが浮かんだり記憶力が向上する。

またメモを取ると自己理解も深まり、やりたいことが見つかったりと

良いことがいっぱいある。

メモを取る時は言われたことをそのままメモするんじゃなくて

自分の言葉で言語化し、新たな付加価値やアイディアを添えてメモをする。

情報量が多い時は3つに要点を絞って考えるいい。

継続してメモを取ることで思考力が飛躍的にアップしていく

継続するなら、メモをすることの目的を持つこと

簡単にまとめるとこんな感じやね

今回紹介できてない、面白い内容もいっぱいあるから

まだ読んでない人は是非買って読んでみてね^ ^






































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