見出し画像

17音カリンバのチューニングの話

近年、安くて質の良いカリンバが増えているようですね。高音もよく鳴るし、音名が刻印されたものもあり、全体的に気が利いています。

最低音はC

最近のカリンバはチューニングが少し変わったなと思います。
昔は、17音の最低音はBが多かったと思うのですが、

画像5

最近はCが多い。

画像6

最高音がEまで出るようになったので、1つ音を高くしたのかもしれませんね。

長年Bで弾いてきましたが、これからはCで行くことにしました。多くの人がCで弾いているなら、Cに慣れておいた方が良さそうです。せっかく音名が刻印されているのに、違う音になってしまうのももったいないですしね。

導音

ただ、Bがあればなと思う時もあります。Bが導音だからでしょうか。(ドに着地する前にシが来ないと「終わった」感が弱くなってしまうというアレです。)

画像3

ちなみに暗い曲は導音がソ♯になり、ダイアトニック(ドレミファソラシ)のカリンバではあまり弾かないと思ったので、考えないことにしました。

画像4

どうしてもBが欲しい時は、21音カリンバを弾けばいいんですよね。

左右が逆

よく見ると、新しく買ったカリンバは左右が逆になっていました。カリンバに左右の決まりはないと思いますが、私が長年弾いてきた17音カリンバは、低音のドミソが左にありました。今後はドミソを右手で弾かなくてはいけません。これは慣れるのに時間がかかりました。
もしかしたらピアノ頭のせいかもしれません。ピアノは伴奏を左手で弾くことが多いので、低音のドミソも左にあった方が楽なのかもしれない。レファラは右手で弾いていたわけだから関係ないのでは?とも思ったのですが、やっぱり左手でドミソを弾けた方が楽なんですよね。私だけでしょうか?

フリー素材

今回の記事に使ったカリンバの図の素材です。ご自由にお使いください。
Photoshop形式とPNG形式です。

Photoshop 2021 22.3.1
macOS Big Sur 11.6

とりにえさをあたえるぼたん