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メロンの記憶
仕事終わり、立ち飲みでワイン1杯でも飲んで帰るかと思って酔ったら最後。
泡、白、ロゼと3杯のんでしっかりできあがってしまった。
隣の自称占い師のおじさんに言われた。
好きなタイプはこだわりが強めの変わってる人。
よくいうイケメンタイプじゃないねと言われた。
表向きは共感度が高く、人との境界線がなくなりやすい。でも内面や恋愛面は一線引いて別居婚とか契約結婚とかそういうのを求めてるよね?
普段とギャップのある服着ると男を落としやすい。(誰でもそうだろって思うけど)
などなど、全然話してないことだし最近の話とリンクしてたので割とビックリした。やるやん。
ほろ酔いでいつも我慢している川崎駅のスタバでメロンフラペチーノ(3回目)を買ってみた。
口の中に残ったメロンの香りで記憶は保育園に遡る。
実家が青森・秋田だから1ケースいっぱいにメロンが毎年送られてくるのが定番だった。
友達のいないわたしは、親参加型の遠足で
タッパーいっぱいに詰められたメロンをとっとこハム太郎のフォークでママと一緒に食べたことを思い出す。
同年代が酷く苦手(気が合わなかった)だった自分は
ママのいる安心感と大好きなメロンがすごく美味しかった。
そこから時間は経って、わたしは回転寿司のメロンばっかり食べる子供になった。
もちろん実家から送られてくるメロンと違って
皮から数センチしたらキュウリみたいだけどそれでもギリギリまで攻めて、そんなとこたべないでお代わりしなよパパとママが笑っていた。
メロンには幸せな記憶しかないから、好きなのかもしれない。
だからメロンフラペチーノを3回も飲んでしまっているのかもしれない、お願い、おわらないで。
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