枇杷と希少価値
毎日なんとなく着たい洋服が無くて、朝鏡の前で半泣きになる。服はたくさんあるのに。着れる服がない。
悩まないくらい服が欲しい。
通勤で疲れているのに毎度の休みで洋服を見に出かけてちゃんと疲れて帰ってくる。
でも今日はちがう!
店頭のPOPに惹かれて、えいやーで資生堂パーラーに入ってみた。1000overのパフェはアサコイワヤナギぶりなので鼻息が荒くなる。
惹かれた枇杷のパフェか、フランボワーズのパフェか…
私はいつもどっちかを選ばなきゃいけないとき期間限定のでは無くて定番のを選んでしまい、店員さんが去って行った後に違うじゃん!と過ちに気づく。
今回は学びを活かし、期間限定の枇杷の方にした。
どーん。
ふふん、これが枇杷パフェぞといった佇まい。
フルーツミックスゼリーを食べる時、ああなぜ君は1つしか入ってないの…あと2〜3個いてもいいじゃないと思っていた。
ミックスゼリーではそんなよそよそしい枇杷がメインになっている。
ちょっと関係ないけど、
用途別に作られた長いスプーンをみるたび
(長いスプーンとか、いちご潰せるスプーンとか)
人間界って平和ダヨナァ〜と思う。
まぁまぁ、手を合わせていただきますよ。
1口… 「あれ??」
おかしいぞ〜〜
もう1口… 「あれあれ???」
シロップ漬けにされていない枇杷は味薄めのちょっと酸っぱい柿で(フルーツをフルーツで例えるな)
2個目でもういいやーとなってしまった
自分の寝返りの早さが怖くなった。
フルーツミックスゼリーに入っていたときはあんなにキラキラしていたはずなのに…メインになった途端どうしたんだよお!!
小学校の時足が速くてモテてた男の子が、中学校に上がった途端成長期と共に若干キモめのベクトルに走ってしまいに煌めきを失ったようなそんな感じだった。
(ごめん)
今までメインを張れなかった理由がわかった気がした。
フルーツミックスゼリーに1つしか入ってないから
希少性があり、美味しく食べられたんだ。
枇杷のポジションはメインではない。
フルーツミックスゼリーに1つ入っているぐらいでちょうどいい!
いちごとかぶどうとかの主役級フルーツは
食べ出すとうわうわうま〜バケツ1個分いけるわ〜ってポテチみたいに手が止まらないのだけど、枇杷は止まるわ。でも君は引き続き君のままで、そのポジションでいてほしい。
といいながらも、糖分は充分に摂取できたので目がバキバキである。だからこんな長い文章をかいている。
メインを張れるフルーツでアサコイワヤナギのパフェ
また食べたいなぁ。あそこのはトンジャウんだよねぇ。。あとフラッと入って食べれたらもっとgood。
ということで枇杷から希少価値について学んだ日でした。
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