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警備バイト(初出勤編)

しみしゅんさん、クラシキのお二方、川端くんと警備バイトをはじめました!日本の道は、僕たちが守る!

当日朝

朝6:30起床、無理すぎる。
僕は早起きが苦手だ。
なんとか支度を済ませ、家を出た。

集合時間に間に合わない。
焦っていると清水さんが無言で僕を抜き去っていった。


悔しい。


僕の足は遅すぎる。
高校時代、遊ぶ時はちょっと走り疲れた雰囲気を出せば、みんなが自転車を貸してくれた。

大人になるって大変だなあ。

現場に着くとクラシキのお二方が先に着替えをしていた。
僕は初日ということで警備員の制服を渡された。

警備員の制服といえば、初めて面接に行った際に専務の方が開口一番

「玉川くんは5Lかな」

と言って僕の自尊心が深く傷ついた逸話がある。
普段はXLである。
ただでさえ、身長172cmでXLを着ているというコンプレックスがあるのに。
でも受け取った制服は普通に5Lだった。
ピッタリだった。意味わかんない。

仕事開始

着替え終わって早速現場に入ることになった。
最初の業務は、車の通行止めと歩行者の誘導だ。


まず楽しいのが、誘導棒だ。
抜いたり差したりできる。
サムライすぎる。

次に無線機。
同じく研修でペアである大竹さんと無線で通話できる。


本当に業務内容は楽だ。歩いている人に
「ご迷惑おかけしております」
と声を掛けるだけの作業。
しかも道ゆく人を見てて楽しかったのであまり退屈しなかった。
少し紹介しますね。

ニートっぽい人
胸に“Google”と印字されたパーカーを着た人。
平日の昼下がりに工事現場を見にきていた。
株や仮想通貨で儲けている可能性もあるので深めにお辞儀をしておいた。

幼稚園児
僕の横を通る時に鼻を摘んだ。
自分がやられて嫌なことは人にやってはいけない。
彼女にこのnoteが届くといい。


絶対に空き巣のおばあちゃん
絶対に空き巣。
人がいなそうな家を物色して扉をガチャガチャしたりポストを覗いていた。
ハンチング帽も被っていたし、絶対に空き巣だと思う。

僕と大竹さんは研修中ということで、清水さんと金山さんより早上がりになった。
勤務時間は9:00〜16:00。
罪悪感が湧くくらい楽な仕事だった。

勤務後

仕事終わりではしゃいだ僕と大竹さんは銭湯に行くことにした。
「昔ながら」という感じの銭湯で、周辺に住んでいるであろうおじいちゃんたちが沢山いた。

銭湯ではちょっと真面目な話もした。
しかしながら、大竹さんが途中から男湯に入ってきた幼女に夢中になってしまったので、すぐ終わった。
大竹さんは「ガン見できる人」だった。
「できる人」と「できない人」では生涯年収にも差があるだろうなと少し悲しくなった。

清水さんと金山さんの仕事が終わるまで現場近くの公園で待っていた。結構賑やかな公園で、老若男女、カップルからおじいちゃんまでいた。
しかし、ベンチに座ってしばらく経ってから、僕と大竹さんは近くのベンチに座るカップルの様子が暗いことに気づいた。
確かに、北千住の公園でデートは楽しくなさすぎる。どうやら別れ話をしているようだった。


カップルのために僕たちは急いで移動し、ブランコを漕いだ。
僕たちは学生芸人である。
どんな人でも笑顔になってほしいという一心で必死にブランコを漕いだ。
その時ちょうど清水さんと金山さんが到着したので、公園から離れた。

子供が多すぎる公園だった。日本のどこにあんな数の子供が隠れてたんだろう。

金山さんが用事があったので、清水さんと大竹さんとで回転寿司に行った。
そこの回転寿司は、口頭で注文した寿司をレールで流してくれるちょっといい店だった。
最初はみんな「控えめにしよう」と言っていたが、結局寿司なのでモリモリ食べた。
穴子美味しかったなあ。

お会計の際、お皿を数えて各自で値段を計算していたが、清水さんは一回計算を間違えて顔が真っ青になっていた。計算が間違っていてよかった。

一日中楽しい日でした👍

川端くんは今回日程が合わなかったけど、次は一緒に入れるといいな。
僕たちで日本の道を守ろう。

おわり


カップルを、笑顔にしたい
カップルを、笑顔にしたい

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