1000円持って、街に出た

土曜日13時、またヘンテコな夢を見た。昨日の失敗から目を逸らすようについまぶたを閉じてしまう。思い出しては頭を掻きむしりたくなるような、あれ。周りの人がどう感じているかはわからないけど、考え過ぎかもしれないけど、気がつくとチベットスナギツネのような顔になってる、あれ。

でもわたしだって知っているのだ。かつてはめそめそと週末中ずっと塞ぎ込んでいたけれど、ちょっとは大人になったのだ。
ひとつ、1ヶ月前のやらかしを思い出せない。すなわち1ヶ月後には今回のやらかしも忘れている。どうせ忘れることに時間と気力を全力投球してもしょうがない。
ふたつ、今この週末に、このことを考えているのは地球上でわたしだけ。すなわちわたしが考えなければその問題は存在しなくなる。

…と、努めて軽やかに通り過ぎようとしても、まぁ心の奥底は濡れぞうきんに包まれているような気分なわけで。昔からどうにも、切り替えというのが苦手で。(昔は「めそめそめそめそめそ」だったのが、修行のおかげで「めそめそ、はぁ」くらいには進化したけれども)
そこでみっつ、いざ復活へ、1000円持って街に出た。

つづく?

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