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#ビール感想 キリン一番搾り 糖質ゼロ

見た目

透き通るような黄金色。かなり透明に近い。

匂い

キリンラガーの酸っぱいような匂い。ややかすれたような穀物臭。

かなり水っぽく、酸味が微かに感じられる程度。
酸味のおかげでリフレッシュ感は強い。
麦の甘味や旨味はほぼなく、フィニッシュに絞り切ったような穀物の味がする。(味のないひまわりの種に近い?)

感想

「ビール」ジャンルでは初の糖質ゼロということでどの程度ビール感が残っているのか期待しながら飲んだのだが、良くも悪くも期待通りの味であった。
今までの「発泡酒」や「第3のビール」で出されていた糖質ゼロのビール風飲料ははっきり言って飲むに耐えない味のものが多かったが、このビールは最下層に近いながらもキチンと「ビール」の味を残しているように感じられる。
例えるなら発泡酒や第3のビールをスイカの香料を水で薄めたものを飲んでいるようなものだとして、キリン一番搾りを切ったスイカの先端を食べているような味だとしたら、このビールはスイカの皮ギリギリのところを食べている、そんな感じの味という印象。
ビールの旨味や苦味にこだわりのない健康志向の強い人なら有力な選択肢に入りそう。ターゲットとしては30,40代くらいの意識の高いサラリーマンといったところだろうか。
良くも悪くも水のように口の中をリフレッシュする能力が高いので、油が多いものや味の濃いものと合わせるならなかなかいけると思う。(逆にこれ単体で晩酌は厳しい印象。運動の後に飲むなら悪くはない。350mlで80kcal程度なので罪悪感も低い)

今は普通のビールより値段が高いが、売れてきて生産が安定し、値段が普通のビールと変わらなくなってきたらかなり売れそう。

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