【MTG:パイオニア】DMUまでの主要デッキのカード配分

遅くなりましたが、兄弟戦争がリリースされて少し経ちました。
いかがお過ごしでしょうか?

個人的には揃えたアブザンパルヘリオンがいまいち回しても振るわず、
なおかつ後述の通り苦手なイゼットフェニックスの台頭、それによる
墓地対策の増加の煽りを受けて悲しいことになっております。

また、wizardsのサイトが一新されて見た目は似ているにもかかわらずソースが違うので今までの集計ツールを改版する時間が必要になり、結果を整理するのに手間取りました。というか謎なソースもあるのでまじでやめてほしかったですね。

11月上半期の結果


Preliminaryの結果


challengeの結果

勝ち組負け組


兄弟戦争が入る前の最後の期間でした。
Preliminaryは緑信心とイゼフェニとラクドスの使用率が同率1位。
Challengeにはイゼフェニが多数に成り上がりました。
2位のラクドスミッドレンジ、緑信心、白単人間の倍以上になります。
ちなみになぜイゼフェニ?というのがありますが、10月後半に爆勝ちをして増えてきました。


今回からですが、スコアを計算しました。
17-32thの場合は1pt,そこから1回勝って9-16thになると倍の2ptとしています。どんどん勝てば倍になっていき、1位は32ptになります。
この場合、平均スコアは3.5pptとなり、各デッキの平均ptがどのくらいになっているかを計算しました。3.5より多ければ勝ち組、それ以下なら負け組ですね

計算結果は表を見えていただけるとわかりますが、イゼットフェニックスに
強い(よね?)ロータスコンボは4.04、緑信心は7.33というスコアを出して明確に勝ち組
になっています。グルールミッドレンジもスコアはいいですね。
ラクドスサクリファイス、ケルーガファイアーズ、白単人間は負け組になりました。。
アブザンパルヘリオンは各デッキが墓地対策を厚くしてしまったおかげで
2つしか入賞できていません。

採用カード傾向

各デッキの各カード枚数を集計しています。Challengeのみのほうが環境が分かりやすいのでこちらをアップロードします。


また9/1-9/30までの環境初期の平均採用数と11/1以降の平均採用数を比較しました。各デッキの採用枚数の平均値を比較していします。+になっているものは今のほうが増えているカード、逆に-になっているのは減っているカードです。

●ラクドスミッドレンジ

これまでのイゼットフェニックスの隆盛を踏まえて墓地の侵入者の増強(+0.36枚)、そしてヴェールのリリアナ(ヴェリアナ)を大きく抜く(-2.37枚)ことを選択した模様。ヴェリアナいないなら墓地の侵入者は強く使えますしね。ちなみにヴェリアナの採用数は0枚が8、1枚が3、3枚が1。ほとんどのデッキが採用しなくなりました。また絶滅の契機が減っている(-0.29枚)ことがわかります。これが緑信心を上の成績に押し上げている結果に見えます。
シェオルドレッドが環境初期から比べるとかなり積まれて(+0.54)いますね。そしてカリタスと並行採用が多そうです。(カリタス1,シェオルドレッド2がマジョリティーっぽい)。動画でも見るのですが、消耗戦のあと繰り出されるシェオルドレッドがかなり強いなと思いました。また、定着してきた機体対策のアーティファクト破壊が増えた中で目立ちます。

というかこの分析を見るとラクドスミッドレンジがどこに対策を置くかがもろに成績に反映されている気がします。今回は緑信心のガードが下がっているので緑信心が上に行けているように見えます。



●緑信心
緑信心は環境初期に比べるとテフェリーやポータブルホールが減っています。これはおそらく純粋な緑信心へと再帰したように見えます。
まあ個人的には押している盤面で早めにコンボが決められる、というメリットくらいしかないように見えたので妥当そうです。
Challengeだけで見ると、初期はテフェリーありが16名(うちほとんどが2枚採用)、なしが11名、今はテフェリーなしが7名、テフェリーありが5名なので逆転してますね。

●イゼットフェニックス
イゼフェニは以前に比べると帳簿裂きを増やして、氷の中の存在を減らしています。巧みな軍略、宝船の巡行も減らし、追加ターンを増やしているのが今のトレンドといったところでしょうか?

ドミナリアの団結環境の総括

さて、振り返ると初期はヴェリアナ3,4枚が投入されて支配していたラクドスミッドレンジですが、終盤には採用0が主流になるなど激動でした。また序盤はヴェリアナを有してからは環境一色だったのですが、ここからグルール機体、ケルーガファイアーズなどラクドスに強いデッキが主流になり、今はほぼ均一というメタゲームの展開には楽しませていただきました。

個人的にはやはりラクドスミッドレンジの数は一定数いて、これがどこに軸足おいて対策するかによって環境の勝ち組負け組がはっきりしそうな気がします。緑信心には対策しないので勝てないのでこの対策を増やすと、墓地依存のデッキ、具体的にはイゼフェニやパルヘリオンといったところに不利になる。また、デッキ自体がラクドスにつよいグルール機体やケルーガファイアーズが増え、それをとがめるためにアグロ増えて、そのアグロをラクドスが食う。この繰り返しで環境は進んでいくと考えています。

今週末に行われる名古屋の大会もどのようになるか楽しみです。
個人的には苦難の影を入手して緑信心に少し相性が改善したラクドスが上に行きそうと思っていますが、果たして!


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