駄文¦つきみ

文章を書くことが苦手だ
どれだけ思いを込めて書いたって読まれなきゃ意味ないし、読まれたところでただの文字、その真意なんて伝わりやしない

相手が汲み取ってくれるだろう

何度もそう信じて文字を伝えてきたけどその文字に込められた本当の意味は文字に起こした本人しか知らない

SNS全般が苦手だけど唯一Twitterだけは気軽に呟けるから好きだった
でもフォロワー数が増えるにつれてその数字に囚われなんとか、減らないように減らないようにと考え自分の意見を書くことができなくなってしまっていた、いつからかはもう分からない。

フォロワーの顔色を伺って何かを発信する

そんな生活を続けていたら、会いに来てくれる人がどんどん減っていった

いいねはつく、フォロワーも多い、でも会いに来てくれる人は2人か3人、アイドルは現場で見てもらってはじめてアイドルになれるのに。

なにがいけないんだろう、どうすればピンク色の光る棒を振ってくれる人が増えるんだろう、試してみても考えてもぜんぜんわかんなくて
ああ、わたしには推そうと思える程の魅力がないんだって思うようになった。

ライブは楽しい、大好き、その思いに変わりはないけどやっぱり他のメンバーの色が目立つ、気になってしまう

家に帰って動画を見て、何がダメだったのか探す、自分のダメなところばかり気にするようになった。

自分のいいところってなんだ?
全く分からなくなった

わたしのパフォーマンスは推したいって思えないんだ、そう考えるようになった

アイドルは夢を売る商売だ。好きでいてくれるひとが増えないと夢を売れなくなってしまう

過激な言い方をすると人身売買みたいなもので、買われる子、買われない子がいて、買って貰えないと生活ができなくなる、一人暮らしだと特に。
生活するための仕事が自動的に増える。
ライブをして、生活のために働いて、働いて、働く
身体が壊れていく、心も壊れていく

あれ、本末転倒?

なんのために働いてなんのためにライブしてんだろ

それでもライブをつづけるのは待ってくれてる人が少なくとも、ひとりやふたり居るから。

そのひとたちが、わたしが歌うことで笑顔になれるなら、少しでも幸せを感じることが出来るなら歌おうと、それでもう何年経っただろう

ほとんど意地の世界だった

いつのまにかTwitterは飾りの言葉だけ並ぶようになってた

自分の本音もわからなくなってた

わたしは何が好きで、何が趣味で、何をすれば幸せになれるんだろう

時間があると考えるのが癖で、でも考えることは全部マイナスな考えで、ちゃんと寝られなくなって、夜通しずっと考えて、答えは出ないまま。

それでもなんとか体を引き摺って働いて、命を絶やさないように。

いつしか近くの他人から見ても可笑しくて、強制的に2週間休むようにと言われて

その間もずっと不安だった、この間にみんな離れていってしまうんじゃないかって

わたしは自分の魅力を伝えられない情けないアイドルになってて、アイドルって呼べるのかもわからなくて、続けてていいんだろうか、もう終わりにすべきなんじゃないか、ずっと考えてる今も。

色々な要素が複雑に絡まって、ぴゅーぴるモ!は一旦停止することになりました

先の見えない日々が目の前にずっと延びている

それでも私を好きだと、推しだと言ってくれる人がゼロになるまではアイドルでありたい、その思いだけは確固としてずっと変わってないよ

一旦つきみちゃんは立ち止まることにはなってしまうけどたぶんこれからも何を発信したらいいか分からないままだけどとりあえず続けるよ

アイドルらしく華々しい言葉ばかり並べられる訳じゃないわたしをどうか許してね

こんなわたしをアイドルたらしめてくれている数人の子には頭が上がらないです

ここまで全部本音、珍しいね

嫌われないように頑張るのが正しいとは思えないけど、いまのわたしにはそれしかできないから
離れていってしまわないようにつなぎ止めるために頑張ることを頑張らせてください

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