DスタンをベースにしたPスタンを考えてみる Vol2.グレード4編

 皆さんこんにちは。
 ちょっと順番を飛ばしてBT04:覚醒する天輪で追加されたグレード4のカードたちのPスタンを考えてみようと思います。
 前回と同じく、
・Pスタンの可能性を考えるだけで、強いかどうかは二の次だよ
・エアプクランもあるから間違い/改善あったら教えてください
 です!それでは早速みていきましょう!

1.エスペラルイデア/マハーニルヴァーナ


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 方針は主に2つあります。
 まずは”効果を普通に使う”という方針で考えてみます。
 真っ先に考えられるのは、ハーツカードの効果が使えるスタンバースとの組み合わせ。

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 スタンバースはGゾーンに帰りますので、ハーツとなったマハーニルヴァーナの効果も存分に活用することが可能です。
 大量のアドを取った後での1点バーンは結構強い気がします!
 ソウルに上手いこと「ニルヴァーナ」を突っ込めればいいのですが、それは難しいかな?あとなるかみにはコールするG0が全く居ないのが物哀しいですね。

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 ドントレからライドすれば、トリプルドライブで2回攻撃が可能です!コンローを複数回使えそうなのも面白いですね。

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 あいや暫く!
 リアガードでトリプルドライブができるパターンもあります!
 アワズを利用することでだいぶ安定して効果を使えるハズ。
 特にエスペラルイデアはスタンド能力を持っていますので、単純にアタッカーとしても優秀です。
 ところでアワズ等でトリクスタをコピればオーバードレスできるんですかね?

2.バスティオン・プライム

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 前回記事で「バスティオンは厳しい」と言いましたが、よくよく考えたら色々いけました(旧ばーくがる&リューのスペライや、ガンスによるスペライ、ダンプによるブラダサーチなど)。
 Pスタンで追求するほどの可能性はありません(というのも、基本的な動きがDスタンとほぼ一緒になるためです)(何か面白いG3があるかなと眺めてみましたがイマイチ)ので、こちらもシバラックのように「リアガードでドライブチェックする」という方針でいきましょう。

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 リアガードでトリプルドライブをする方針で行けば、組み合わせるのは六角になります。
 主にララリタが超優秀なせいです。スタンドするたびに3ドライブ!?頭が沸騰しちまうよ

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 クランはオラクルかジェネシスでしょうね。
 オラクルなら一応ワカヒルメで確定で超トリを仕込めます。
 ジェネシスはソウルからの回収手段がありますので、展開の安定性については勝りますが、肝心の超トリはミネルヴァの7ドライブによるお祈りになります。またソウルチャージクランである都合上、調子に乗って大量ドライブをすると死ぬ可能性もあります。

 全体的に、決まればシバラックバスターよりド派手な複数回トリプルドライブが決められるものの、安定性はあちらより数段劣るように思われます。
 中々ままならないものですね。


3.ブルース

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  一気呵勢の要件が厳しいので、他のG4と比べると取り回しが難しいです。

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 一番良いんじゃないかと思ってるのが、デスアンカー→絶勝のルートです。
 4ターン目にデスアンカーにライドして……という少々回り道感のするルートにはなりますが、2→3→1の計6ドライブ(メーベルを使えばさらに+1されて7ドライブ)、しかもヴァンガードに☆+1が乗った状態で殴ることができます。難点はドライブしまくったら山が切れることですね。

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 ギアクロのグロッグロックです。
 3ドライブの後絶勝ブルースにスペライし、2ドライブ→0ドライブで計3回殴れます。が、実はドライブ数はネクステ→ジェットのルートの方が多い(3→1→2ドライブ)、総合的なパンチ数は上で挙げたデスアンカー→絶勝の方が多いという、なんとも微妙なカードです。
 一応、山からサーチしてのスペライということで、安定性の高さがメリットと言えます。

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 「前列のユニットをすべてスタンド」ですので、アクセルマーカーがあると単純にお得です。
 とはいえ、一気呵勢の要件上、アクセル持ちのG3にノーマルライドするというわけにはいきません(ペイルにはスペライユニットはない)。イヴェットでアクセルサークルをゲットしておけば、ちょっとだけお得かもしれません。


4.マグノリア・エルダー

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 効果がG3と最も似ていますので、当然、使い方もG3と似たようなものになりそうです。DスタンとPスタンでほぼ運用の仕方が同じだったりしますので、そのあたりは今回割愛します。
 バウンティからのスペライができなくなったので、G3と比べて取り回しが悪くなった印象です。

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 一応、サヴァスの疑似超越先として、ランブロスよりもマシな場面がいくつかあるかもしれません。ランブロスと比べると、4ドライブできるという点は大きなアドバンテージでしょう。
 ストイケイアにはドライブ増加オーダーもありますので、先攻3ターン目から5ドライブが狙えます。ちなみに後攻ならクイチケがコストとして使えますので、このカードはPスタンでも割と扱いやすいカードです。

5.セラス・ピュアライト

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 強力な登場時効果を持ちますので、Pスタンでも使いやすい効果です。
 どのクランと組ませても割とうまく動きそうではありますが、ノヴァと組むのが一番最大値がデカそうでしたので、それを紹介してみます。

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 ラプトリアライザーでセラスホワイトをソウルに仕込めるので、G3はセラス・ホワイトにライドする必要はありません。セラス・ホワイトの起動効果使用(Rでも使えます)→ソウルイン のような流れを取ることができ、損をした感じは少ないでしょう。

 ライザーを使う理由ですが、アクセルサークルを2枚獲得できるという利点もあります。セラス・ピュアライトの前列全員パンプは、従来のノヴァには絶対に許されなかったレベルの破格のパワーアップ量です。
 アクセルが2つあれば、最低5回攻撃できます。すなわち、監獄2枚につき、最低でも計25000のパンプが付きます。ホワイト・ハンクなどのスタンド効果を用いれば、実質のパンプ量はさらに上昇します。

おまけ① 支配の仮面・トークン

 ところで、シラヌイ朧の支配の仮面・トークンもトリプルドライブができるようになってますね。

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 そして、コピーしたG4がエスペラルイデアだった場合、なんと仮面トークンは自らスタンドし、トリプルドライブを2回できちゃいます。
 ドラグヴェーダを適切なタイミングで引ければ合計10ドライブです。絶対楽しい!!

おまけ② ドラグヴェーダ vs オルバリア ガバガバ計算

 ところで、シバラックバスターも支配の仮面トークンもリアガードから先に攻撃する必要がありますが、ここで疑問なのは、「不発する可能性のあるドラグヴェーダは有用か??」ということです。
 そこで、シバラックバスターや相手がG4を採用したデッキのシラヌイ朧などを想定して(それぞれの事象が起こる確率はクッソ雑ではありますが)期待値の計算をしてみました。

 オルバリア
 効果:パワー+1億*2
 効果量:パワー+2億~4億(パンプしたリアガードがスタンドすると総火力が増える)

 ドラグヴェーダ
 効果:パワー1億*2&Vスタンド(Vやスタンドするイデアにパワーを割り振って実質パワー2億とみなすことができる気がする。2~3ドライブ)
 Vスタ不発:25%
 シングルドライブでのVスタ:10%
 ツインドライブでのVスタ:25%
 トリプルドライブでのVスタ:40%
 効果量(期待値):パワー+2億、追加で0.75回攻撃、1.8ドライブ

 というわけで、基本的なパワー量はオルバリアがやはり勝ります。が、クリティカルが引ける可能性なども考えたら、結局ドラグヴェーダの方が勝ちに近付けそうな気もします。僕はたくさんドライブできたら嬉しいので、ドラグヴェーダ一択ですね。このあたりは、採用するリアガードの雰囲気などでも大きく変わってきそうです。

 おわりに

 最後までご覧いただきありがとうございました。

 プロデューサーが交代してPスタンの整備計画が頓挫しちゃうかと思われましたが、海外専任のプロデューサーを設置するなどを見る限り、これからはPスタンにももう少し積極的に関与してくるのでは?という期待が持てますね。
 少々順番が前後しちゃいましたが、次はBT01:五大国家の黎明で追加されたライドラインでのPスタンの可能性を探る予定です。早いうちに公開したいなと思いますので、よければ楽しみにしてください。
 それでは。

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