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あんたま日記『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』

 アニメをみたり、映画をみたり…と感想が多かった今日この頃です。本日は日曜日なので、ラノベ紹介したいと思います。

 今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」です。7月末ぐらいに2巻が出たばっかのホカホカなラノベです。


【はじめに】

 実はこれ以外にもラノベのストックはあるのですが、最近この「ロシデレ」がピックアップされているため、その流れにのってみました。乗るしかない、このビッグウェーブに。

 ジャンルは当然ラブコメ。著者は燦々SUNさん。どうやらこちらの作品がデビュー作の模様。


【あらすじ】

 wikiのあらすじを記載。

「私立征嶺学園に通うアリサ・ミハイロヴナ・九条は、誰もが振り向くほどの美貌を持つ銀髪ハーフ女子高生。アリサの隣の席に座る主人公・久世政近は学校で寝てばかりのやる気のない生徒であり、彼女からいつも小言を言われていた。そんなアリサがなぜか時々ロシア語でデレてくるのである。しかし、アリサは政近がロシア語をネイティブレベルで聞き取れることを知らなかった」

 という、結構甘々な物語となっております。ヒロインのアリサはロシア語でデレはしますが、恋心というものは意識していない様子。デレを聞かされる政近は「こいつまたからかいやがって」と思い悶悶とする様子を見せつけられます。

 ただアリサは頻繁にデレるわけではなく、唐突に刺してきます。その不意打ちでくる可愛さがこの作品の魅力の1つでしょう。また主人公は割と自意識の化物気質があるので、なんとなくどこか懐かしい雰囲気も私は感じました。


【キャラクター】

 今回もメインの3人をサクッと紹介します。これを書くために少し振り返ってみると、登場人物のスペックが皆軒並み高い。

①久世政近

 本作の主人公。オタク趣味で夜更かしが日常な、基本やる気のない高校生。いつも隣の席のアリサに小言を言われている。成績も下の方ではあるが、祖父の影響でロシア語がわかる。

 …と、しっかり主人公設定です。基本やる気がないだけで基礎スペックは結構高いです。また、お家の事情も色々あるみたいです。
 本気を出したらすごい系キャラは、そのギャップが魅力的ですよね。彼は普段がオタクだということもあり、自己投影しやすい人も多いかもしれません。


②アリサ・ミハイロヴナ・九条

 本作のヒロイン。愛称はアーリャ。ロシア人と日本時のハーフ女子高生。学年トップの成績を持ち、生徒会の会計も務める。後述する有希と並ぶ学年の二大美姫。中学三年生の時征嶺学園に編入し、その時から政近と隣の席の関係。負けず嫌い。
 という、冷たいクール系ヒロインしかしなぜだか政近にはロシア語でデレてしまう。デレる理由も、自分の中でうまく昇華できていない様子。つまり…ツンデレ。負けず嫌いな性格もあいまって、非常に可愛らしいヒロインとなっております。


③周防有希

 ヒロインその2。お嬢様の家系で、生徒会では広報を務める。政近とは幼馴染であり、中学生の頃は二人で会長と副会長をやっていたりしていた…。
 が、その正体は政近の実の妹で、重度のオタク。兄である政近の前ではオタク全開であり、兄の事をよくからかう。
 …という、こちらも近年多い主人公の前では素をみせる系ヒロイン。ただ、政近の実の妹であるため、彼女との恋愛関係に至ることはない…と思う。むしろ妹という設定にしたのは、アリサがあくまでヒロインだということを示すためかもしれませんね。


【推しポイント】

①キャラのギャップ萌え

 この作品のキャラの多くはギャップを持っています。ヒロインしかり、他の重要キャラもそうだし…。そのキャラのギャップ、二面性を楽しみやすい作品だと思いました。


②感情移入しやすい主人公

 ここはちょっと賛否わかれる部分だとは思いますが…。主人公の政近はオタクで、普段はやる気がなくて…でもいざとなれば頑張るという、とてもわかりやすいキャラクターをしております。特に思春期相応の反応もするため、比較的違和感なく感受できるんじゃないかなと思えました。


【うーん…ポイント】

※個人の感想です

①若干古臭い設定

 もしかしたら思った人もいるかもしれませんが、結構キャラの設定が古臭い感じはしますね。ただ古臭いとはつまり昔懐かしい、王道であるともいえるので、そこまで大した問題ではないのですが。
 具体的には、「オタクで実力を隠す?主人公」「恋心をうまく自覚できていないツンデレヒロイン」「兄のことを敬愛するオタク妹」「ふわふわで掴みどころのない先輩」等々…。


【まとめ】

 まとめです。なんというか、うまくまとめることができませんでした。本当に、申し訳ない。
 最近2巻がでたばっかで、結構色んな所から推されている作品です。そして、オタク気質の人ほど惹かれる作品だなと思いました。傾向としては俺ガイルに近いかもしれません。俺ガイル(特に序盤~中盤…文化祭辺り)が好きな人はこのロシデレも好きになれることでしょう。


 というわけで、今回は少し雑ですが、これぐらいで終わりたいと思います。最近は感想回ばっかだったので、紹介回の書き方を忘れてしまったんだなぁ…。

 もし読んで欲しいというラノベ、映画があればぜひ紹介してください!ジャンルは問いません。ラブコメ、バトルもの、異世界転生…なんでもこいや。

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