あんたま日記『お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつきつけたら同級生が来た件について』
みなさま~。二週間ぶりの作品紹介回ですわ~。
先週は新刊読んでウキウキでしたね。そして今週は楽しみにしてたゲームが発売したり、あつ森アップデートが来たり…と、ワクワクを思い出しています。
というわけで今回紹介するのは「お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつきつけたら同級生が来た件について」です。最近はすぐに略称つくので、こいつにもついてるやろ…と思ったら全く見つからなかった。ちくせう。
【はじめに】
まず最初に、著者は桜木桜さん。イラストはclearさん。以前の紹介でも言いましたが、私は作家さんやイラストレータさんに詳しくないので…。
ちなみに私がこちらの作品を読んだきっかけは…前からタイトルみて気にはなっていたんですけど買うまでには至ってなかったんですね。そこで2巻が出てTwitterの皆さんの購入報告をみて、ビッグウェーブにのろうと思った形になります。
【あらすじ】
まずは裏表紙のあらすじくんを。
「お見合い話を持ってくる祖父に「金髪碧眼色白美少女なら考える」と、無理難題をつきつけた高校生・高瀬川由弦。数日後、お見合いの場にいたのは同級生の雪城愛理沙!?由緒ある家に生まれたため、幾度となくお見合いを勧められうんざりしていた二人は、お互いのために嘘の『婚約』を交わすことに。嘘の婚約から始まるピュアラブコメディ、開幕です。」
…と、なんとなーくどこかで見たトキある設定のような。ニセコイに似てますね。「偽物から始まる恋」がテーマの代表作の筆頭はニセコイじゃないでしょうか。
もちろん内容や構成は全く違います。まず第一として、この作品の主人公とヒロインは「偽りの恋人関係」に前向きという点です。それもそのはず、嘘だと知っているのは当人達だけであり、むしろ当人たちが騙したいのは身内だからです。その理由は…読んで確かめよう!
この作品の一つの特徴として、「登場人物が一般家庭の生まれではない」というのがあります。主人公、ヒロイン、友人たち含め皆裕福だったり上流家庭?のようであったり…と、所謂”お坊ちゃん””お嬢様”な立場の高校生のお話なわけですね。(…ニセコイと似ているカモ)
さて、この作品のテーマの1つは、恐らくですが「嘘の恋が本物に」でしょう。まぁ当たり前ではあるんですが。そして二人は嘘の恋に前向きであるということ…。そう、二人は作中での距離の縮まり方がものすごく早い。2巻時点でもうお互いにガチで好き関係になっているのも良い感じです。そして現状ライバルヒロインというものが存在せず、主人公のライバルがいます。一人の圧倒的ヒロインと男性陣…という感じ。…主人公一強の環境ですけど。
まぁ、軽くまとめますと…きっと「嘘の恋愛」から始まるエモい恋のお話って感じですね。そして嘘の恋愛を作るための環境はどうしても訳ありな家庭にしなければいけない…ということから、”普通の家庭ではない人たちのお話”となった感じでしょう。主人公とヒロインの距離が縮まる様子がスキスキセンサーやばいコーションってことです。
【推しポイント】
①急速に縮まる二人の距離
最初は互いに合意の上で嘘の関係を始めるわけですが、お互いに本当に意識し始め…「早く付き合えよこいつら」と思ってしまうような関係に昇華していきます。その過程がじっくり描かれていて…ちゅき!って感じです。
②高まる期待感
主人公のライバルとして登場する男は実は一般家庭の男の子。そんな男の子は「高嶺の花であり、苦難しているヒロイン」を救い出そうと躍起になっているような…様子が描かれています。実際、ヒロインが苦難しているのは事実でそれを主人公が打開する…という展開っぽいのですが、この男の子は”主人公が悪いヤツ!”と思っているわけですね。一応2巻で和解?的なのはあるのですが、まだまだ溝は深く…。というわけで、そういう面の期待が高まるんですよね。
【うーん…ポイント】
※個人の感想です
①主人公とヒロイン、二人だけの物語
どういうことかというと…、感情移入というか、キャラとして魅力的にうつるには主人公とメインヒロインの二人だけなんです。特に友人達が、あんまり私の心に響くようなキャラじゃないというか。…まぁ妹は可愛いし、上述した男の子も期待できる要素があるのでマルマルなのですが。
②ちょっと掴めない主人公
魅力的にうつるとか言っておいてなんじゃそれと思うかもしれませんが…。このお話は主人公もいいとこの出で、口調もなんだがかしこまった感じなのですが…突然砕けた発言をしたり(特にタイトルの一言)、なんとなくキャラ崩壊している気がするんですよね。という感じです。
【まとめ】
お気づきになった人がいたら嬉しいのですが、今回はキャラクター紹介 を省略しています。…というのも、他のラノベでもそうだったのですが、キャラ紹介項で書こうとすることが、意外と他の項でも書いていてばかりで…ということで、二度手間に感じることが多かったからです。特にメインキャラが少ないときは、ついでの紹介で済んでしまうことも多いしね。
さて、ここからは余談です。主人公には妹がいるのですが、なんか…その妹の絵が妙に色っぽい気がする…。和服って色っぽくなるのかな?私自身の性癖と向き合う形になっているような…。
紛れもなく言えるのは、私は年下キャラが好きということですね。
今回は以上で終わりたいと思います。次の題材は何にしようかな…。たまには完結済み作品の紹介をしてもいいのカナ?と思ったり思わなかったり。あるいは全然新刊が出てないやつをあえて紹介してみたり…。悩みどころさんですね。
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