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あんたま日記『また殺されてしまったのですね、探偵様』

 昨日ラノベをそこそこ買いこみ、いよいよ紹介ペース上げないとまずいんじゃないかと思い始めている者です、こんにちわ。日曜日ノルマは絶対にしろ、平日に書く時間ってあまりないんですよね。しばらくは読書タイムに入るからなおのこと。

 はい、今回紹介するのは「また殺されてしまったのですね、探偵様」です。ラブコメが流行りの昨今、ちょっとジャンル違いのものをご紹介という感じです。


【はじめに】

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 ラノベをよく読む人、作家の方をフォローすると、やはり皆さん様々な作品を選り好みせず読んでいてすごいなぁと思います。私、まだまだだな…。
 そうした中で、やはりこちらの作品を読まれている方が非常に多く、話題作ということで私も波にのったわけですね。(私のラノベ界隈が狭すぎるせいもありますが)

 ジャンルは…こういうのを『サスペンス』と呼ぶのでしょうか?あるいは『ミステリー』。探偵のお話なので、小説みたいに新鮮な気持ちで読めました。この一冊がとてもボリューミーなのに読みやすい、という感じです。

 著者は「てにをは」さん、イラストは「りいちゅ」さんです。


【あらすじ】

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 いつも通り裏表紙のあらすじをどぞ。

「殺された。やっぱり殺された。伝説の名探偵を父に持つ追月朔也は、半人前の高校生探偵。今日も依頼を受け、意気揚々と浮気調査や猫探しなど地味な仕事にいそしむが、なぜか行く先々で殺人事件に巻き込まれてしまう。探偵として、被害者として、朔也は文字通り命がけで数々の難事件を解決していくーーー」

 ある特徴的な能力を持った朔也くんが、その能力を駆使して事件を解決に導く物語です。その能力とはずばり、"生き返ること"。作中内で朔也君は何度も殺され、生き返り、犯人を追い詰めるわけですね。

 しかし、この作品…ただ単調に事件を解決するお話ではありません。あらすじにもある通り、主人公の父親は世界的に有名な名探偵で、過去に"最初の7人"という厄災とまで言われているほどの国際的な指名手配犯を捕まえることに成功しています。(ちなみにこの指名手配犯、懲役が3桁に行くほどのやべー奴らです。)
 しかし、この指名手配犯たちは脱獄し、父親が殺されてしまいます。…つまり、主人公の朔也君にとって親の仇になるわけですね。朔也君と彼らのバトル?が今後楽しみです!

 という感じで、探偵もののわりには読みやすく、しっかりお話の軸も構成されているので、最近ラブコメが食傷気味な人にはオススメしたい一品です


【キャラクター】

 続いてメインキャラ2人をご紹介

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①追月朔也

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 伝説の名探偵、追月断也の息子にして半人前の高校生探偵。殺されても生き返るという特殊体質を持つ。

 現状、あまり高校生という設定は活かされていませんが、まだ一巻なのでね。生き返るという謎の能力?を持つ半人前探偵です。死ぬのは痛いし、なんか殺人事件にばっか遭遇するしで、最初は探偵業にあまり積極的ではなかったのですが、父の死?をきっかけに厄災級の犯罪者たちを捕まえる決意を固めました。事件が起きると大体死ぬので、意外な切り口から犯人を捜すさまが非常に面白いですね


②リリテア

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 追月探偵事務所に身を寄せている少女。朔也の助手として依頼についてまわり、朔也が殺された際には介抱?する役目も持つ。

 ヒロインの女の子です。パット見銀子ちゃんっぽい容姿をしてますね。
 出自は不明ですが、朔也君のことを大切に思ってくれています。器用万能で、たまにどっか抜けている可愛い子です。

 彼女に関してはまだ謎が多いので、これからどういう展開をしていくか楽しみですね。


【推しポイント】

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①テンポが良い

 この物語の明確な敵である"最初の7人"、なんと一巻時点で3人も登場します。また1巻内で3事件もあります。非常にテンポよく読むことができるんですね。私は推理モノとかはあまり読まないんですけど、こんなにテンポ良いものなのか…?と思いましたね!



【うーん…ポイント】

※個人の感想です

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①突拍子もない設定

 探偵もの、ではありますがSF要素は多いですね。主人公が生き返ったり、懲役3桁越えの犯罪者が何人もいたり…。懲役300年みたいなのクロックタワー辺りにいなかったっけ?

 まぁそもそもこの作品の切り口が”殺された本人に誰に殺されたか教えてもらう”みたいな感じらしいので、リアルじゃねぇ!というのは野暮以外の何物でもないのですが…。むしろそこを楽しむべき作品ですからね!


【まとめ】

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 まとめです。私の持つラノベの中でも希少なラブコメ以外のジャンルの作品、とても楽しめました。引きもよかったので、今後どんなキャラが登場するか、どんな展開を迎えるかとても楽しみですね。テンポも良いので、短い巻数でスッキリ終わりそうですね!そういう意味でも今から買いやすい作品なのではないでしょうか!

 というわけで今回はこれぐらいです。こういうミステリーものを読むと、自分も同じジャンルで書きたくなりますね。停滞している俺ガイル論破、続き書こうかな。3章まではできてるんですけど…

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