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あんたま日記『モブしか勝たん!』

 大変!今週は読書に集中しすぎて日記書くのを忘れてました!そして読むペースもあまり早くなくて…、基本的に私の中である程度印象に残ったものを紹介しているので、最近読んだものに偏りがちなんですけど…、今回はちょっと前に読んだものを紹介。2巻発売待ってますよ、ってことで『モブしか勝たん!』です!


【はじめに】


 安定と信頼のラブコメです。正直に言うと、私の中でちょっと埋もれ気味の作品というのがいくつかあり、紹介するタイミング逃したなとなっているのもあるんですが…今回紹介できているということは埋もれていない作品ということです!つまり…面白い!続きが楽しみ!というラノベというわけですね。

 印象に残っている理由は実は他にもあるんですが…それはあらすじの項で言おうと思います。
 著者は広ノ祥人さん。イラストは猫屋敷ふしおさん。出版社はMF文庫さん。…あまり出版社とか気にしたことなかったんですけど、実際どうなんですかね?


【あらすじ】

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 ではいつも通り裏表紙のあらすじを。

「幸せな結婚生活を送る夢を見た。今の俺からでは考えられない、すごく美人で可愛くて、ちょっとやんちゃだけど、俺にめっちゃ甘えてくる、可愛いお嫁さんの日常。でもそれはただの夢ではなく未来予知だった!?さらにその結婚相手の候補は未来の姿とはとても想像がつかない、学校では人気者とは程遠く、グループの端っこにいるような、クラスの脇役キャラな二人。あまりに未来の嫁とギャップがありすぎるせいで、いったいどちらが嫁となる人物なのかさっぱりわからない俺。そんな時、学校が廃校のピンチになり、ひょんなことからその反対活動を3人でやることになって…?」

 未来の嫁を探しつつ現代の問題を解決していくお話ですね、本当にざっくり言ってしまえば。
 色々話を聞く中で、未来の嫁が交流のある2人のどちらかで「どっちだ…?」となり、夢という名の未来でそのギャップにドキドキするという感じですね。そして、一巻のオチは…現代の問題を解決したことで未来の嫁が変わっちゃった!?って感じになります。

 私、これに似た設定の漫画を知っています。「我妻さんは俺の嫁」って言うんですけど知ってますか?クラスメイトが未来のお嫁さんで、何かすると未来が変わって…みたいなお話です。大まかな設定はだいぶ似ているなァと思ったのが本音です。

 ただ、細かい設定はだいぶ違うので、普通にすみわけできます。例えばキャラ設定とか。"どっちが俺の嫁だ?”となるのも、違うポイントですね。
 そして、この作品の一番のポイントは「ヒロインがモブ」ということでしょうか。昨今のラブコメのヒロインは幼馴染とか、クラスのアイドルとか、ある程度特徴のある人物が多いイメージですが、この作品はクラスの隅っこで、悪目立ちもしていない一般市民です。キャラデザもそういう風にできているので、普通によくみるヒロイン像でありながら、その整合性もとれていていい感じです。


【キャラクター】

今回はそんなモブであるヒロインズを紹介しますね

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①華風院陽彩

 未来の嫁候補(?)その1。クラスでもあまり目立たず、いつも一人でいる少女。愛想に欠け、何事にも動じないタイプ。

 地味で目立たない系クーデレヒロインです。未来嫁がやんちゃっ子なので本当に未来嫁候補なのかと疑いたくなりますね。というか髪色から違うし。でも彼女には別の魅力があり、そして恐らくオチで出て来たあの子は…。という感じです。2巻以降の展開がたのちみです。


②木下蘭

 未来の嫁候補(?)その2。賑やかな女子グループの一人で、周りから浮くことを嫌う。「みんなの好きがアタシの好き」を地で行くミーハー少女。

 クラスで浮かないように、周りに合わせて動く女の子が、一皮むけて時が一番かわいいんだよなぁ。というわけで、初期のガハマさんみたいな子です。最初は主人公らとあまり積極手に関わろうとはしないのですが…まぁお約束ということで、自分から進んでくるようになるわけですね。かわいい


③未来嫁

 やんちゃな性格の未来のお嫁さん。その発言から、上記二人のどちらかである可能性が非常に高いらしいですよ。そして彼女の発言から、現代で起こる事件とその顛末がわかり、主人公は自分の未来を守るために解決を目指すわけですね。
 しかし、主人公そうして予想外の動きをすることで、未来が変わるということもあり…。そのちょっとしたミステリーがこの作品の魅力ですね


【推しポイント】

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①真ヒロインを探すちょっとしたサスペンス作品

 この手の設定ということは、誰が真のヒロインで、主人公は誰と添い遂げることになるのか…その過程で登場人物の心はどう動いていくのか…そういう魅力が詰まった作品です。五等分の花嫁とかも読者がそういう視点で楽しむ作品でしたね。こちらの作品は主人公がその視点で苦労し、読者も一緒に考えて楽しむということです。


【うーん…ポイント】

※個人の感想です

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①これ以上の風呂敷が狭い

 仕方のないコトですが、これ以上の真ヒロインの増加は難しいでしょうね。よくもわるくも、このメンバーを主体として未来と現代を行き来する感じです。そこを力いっぱい楽しむ作品ですが、もっとヒロインが増えて欲しい人種的にもマイナスかもわかりませんね。


【まとめ】

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 まとめです。今回この紹介を書くためにちょこっと読み直したのですが、…早く2巻でないかなぁと思いましたね。こういうちょっとしたサスペンス要素がある作品の方が個人的には好きですし。数カ月前に買いこんだ作品達の続巻がそろそろ出るころと考えると、わくわくしてきますね。

 それと同時に、中々次が出ないラノベもちらほら見受けられてきました。そういう作品がある中、一定のペースで新刊が出るラノベって改めてすごいと思うし、そういう作品が人気になるのかなぁと思います。或いは、人気になったからこそモチベーションがあるとか。どちらにしろ、ぜひとも続きを書いてほしいと切に願います。

 

 今回の紹介は以上になります。読書週間に入っているので、平日にnote投稿すらできてなくて本当に申し訳ないっす…。Twitterのフォロー宜しくね。

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