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『神は遊戯に飢えている』3巻を読破した感想

 暑いし海とかプール行きたいけど行くことができなくて家に引きこもり電気代が高くなっているみなさま~(威圧感)。こんにちはー。

 さて、8/25に発売した「神は遊戯に飢えている」の最新3巻、読みました?私がこちらの作品に出会ったのは最近ですが、最新刊が出るまでうきうき待機してました。

 今回はその感想回です。よろしくね。

 あ、これ以前書いた紹介のやつです。こちらもどうぞ


※ネタバレ注意※

※個人の感想です※

【全体の評価】

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 今回は下記のオリジナル評価項目を用意しました

話の面白さ :全体として面白かった
可愛さ   :キャラが可愛い、てぇてぇ、エモいか
意外性   :読んでいて予想外な展開があったか
爽快感   :読んでいてスッキリしたか、モヤモヤが残らないか
次巻への期待:次巻が楽しみか

 という感じで、視覚的に評価がわかればと思います。


話の面白さ:★★★★☆

 正直に言うと…1,2巻と比べると劣ってはしまいますが、期待していた通りの面白さはありました。満足できる面白さではありましたが、「うおおお!」ってなるほどではなかったので★4とさせて頂きました。


可愛さ:★★★★★

 キャラが思った以上にフェイ君のことが好きなのが伝わりましたね。新登場のアニータは見た目はすごい好みで、ウロボロスも純粋無垢って感じできゃわでした。総じて、全体的にキャラの可愛さが目立ちましたね。


意外性:★★★★★

 表紙になっているのですが…まぁ彼女がウロボロスだと思ってなかったですね。つまり…私としてはウロボロス(人間体)の登場は予想外で意外な出来事だったわけです。きゃわ


爽快感:★★☆☆☆

 今回は登場人物の個性とかを描くことに割いていた印象でした。その分、あまり盛り上がるような展開も少なかったかなぁという感じです。4巻への準備回と考えればいいのかな…?


次巻への期待:★★★☆☆

 準備回と評したクセにその期待値は★3と普通にしました。理由としては…楽しみではあるけど、前ほどのワクワクは感じなかったからです。まぁ完全に個人の好みの問題ですし。「もう待てねぇよ…ぐへへ」とならない限りはどの作品も基本★3になりそうという自己評価。


 はい、上記評価をまとめると

話の面白さ :★★★★☆
可愛さ   :★★★★☆
意外性   :★★★★★
爽快感   :★★☆☆☆
次巻への期待:★★★☆☆
総評    :★★★★☆


【細かい感想】

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(かわいい)

 ここからは細かい感想…ですが、そんなに長くないです。

 今回はネルが正式にパーティーに加わったということで、前半はキャラ紹介という感じでした。合間に挟まる日常パートが特にその面が強かったこともあり…それによってキャラの可愛さがよく出ていたように思います。

 さて、その前半の山場であるブックメーカーとの戦いでした…が、まぁ可もなく不可もなくという感じでしたね。あくまでネルをパーティー加入させるためのイベントという印象をうけました。もちろん、今後の遊戯への布石という側面もありますが。
 しかしその後に登場したウロボロスちゃん。登場シーンは少なかったですが、負けず嫌いで純粋っぽい子供のようなキャラで可愛かったですね。好みです。

 そして後半戦、迷宮ダンジョンに挑むご一行とその圧倒的なクソゲーを痛感する形で終わりました。あとネルの初陣でもありました。…ネルの神呪めっちゃ強いっすね。

 というわけで、前半はネルや他のキャラの深堀りと新キャラの登場…後半はネルのパーティーとしての役割と遊戯のルール説明という回でした。
 遊戯は基本的にルールが複雑であるせいか、一冊でうまく収めるのが難しいのかもしれません。それゆえに今回はギミック説明で、次巻で一気に攻略!となるのでしょう。まぁきっと、その攻略も一筋縄ではいかないでしょうが。

 これはちょっとした考察ですが…今回の最後で迷宮に挑むキャラが増えることがわかりました。ダークスがフェイとかかわる場合はきっと味方という立ち位置になるでしょうが…なんかめちゃつよの4人と関わるとしたら何かしらの波乱があることでしょう。

・力の差を見せてくる
・人間同士の醜い争いが勃発する


などの展開が予想されます。ウロボロスちゃんがどう絡むかも予想できませんね。ウロボロスちゃんに振り回されるフェイか、フェイ下げの展開になるか……、ここまでフェイが順調に攻略しているのでそろそろ転機があるんじゃないかなぁ…。


【まとめ】

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 まとめです。

話の展開:ネルを含めたキャラの深掘りと次回への準備
私の感想:ウロボロスちゃんきゃわ

 という感じのお話でした。

 これは私の持論ですが、「3」ってかなり重要なポイントだと思います。アニメの3話、漫画の3話、そしてラノベの3巻…どれも物語の雰囲気をつかみ始めた読者に話をどう展開させていくかを魅せる必要がでてくる頃です。難しい部分ですよね。アニメ、漫画の3話だと…1,2話で掴んだ視聴者を話に取り込まなければいけない…辛いですね。
 ラノベにおいても1,2巻は調子よかったけど、3巻で少し停滞するというのも珍しくないと思います(事実、私もいくつか覚えがありますし)。神は遊戯に飢えているは、そこはうまく繋いでくれました。…が、4巻に求められるものも増えてしまったのかもしれません。そこの期待を裏切られると読者は一気に萎える恐れがあるので…そう意味もこめて私の次巻への期待度★3なんですよね。

 …と、なんか難しそうなことを書いてしまいましたが…要するに「面白かったので、次巻も期待してます。頑張れ」ってことです。ラブコメばかり読んでいる私なので、斬新で楽しく読めています。今の私の推しラノベランキングにも入っているので…座して待て。

 …ウロボロスちゃん改めてみるときゃわきゃわ。これはそういう面でも期待できますよ。フェイにぐいぐいいって、パールやネルがあわあわすると俺得。こういう発想に至るのはラブコメ脳ですね。


 はい、今回はこれぐらいです。ありがとうございました。Twitterフォローしてくれたらすごい嬉しいです。

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