ブラントンのノッポな姉妹灯台

画像1 尻屋埼灯台。高さ約33mでレンガ造では日本一の高さ。設置は明治9年10月。回廊下の装飾が角島と同じです。同じ年の設置なので、設計も同時期だったのでしょう。ただ、灯塔前面にある窓周りの装飾が、尻屋埼にはありますが(既出記事参照)、角島にはありませんでした(自分では前は撮っていなくて、web上で確認)。あと、犬吠埼の灯塔(既出記事参照)では塔の窓は後面にあり、上下に装飾がしてあります。
画像2 角島灯台。高さ約30mで、竣工時(明治9年3月)は石造で日本一の高さ。(その後に設置の日御碕は約44m、水ノ子島は約39m)。原状保持が良い…と思っていたら、灯塔基部の半円付属舎円周部の窓は埋められて換気口等が付いている。尻屋埼の同様部分は“窓のまま”です。あと、手摺や装飾上の厚みに違いがありますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?