禄剛埼灯台

画像1 能登半島の先っちょに在る灯台。明治16年設置で、日本人設計・施工によるブラントン型灯台。銘板や回廊の支えに菊紋がモチーフされている。
画像2 このブラントン氏の灯台に多い三角骨子は、後継技士により日本人設計でも幾つか造られたが、明治の終わり頃には見られなくなる(宮崎の鞍崎と襟裳岬の初代は方形との混合)
画像3 大型の不動レンズが使われています。遮蔽板を回転させて点滅させる方式。無人化の後は灯台と同時に建てられた官舎等は残されず、だだっ広い敷地の片隅に灯台のみデンと鎮座している、って印象。近傍の資料館に官舎を含んだ無人化少し前の写真がありネットでも見られるが、二重屋根の重厚な建物で、他の現存や画像が見られる灯台官舎に類似は無く趣が独特で、残されていないのは惜しいと感じた。

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